今回は2022年の個人的ベストスマートウォッチ ベスト3をご紹介したいと思います。今年は21本のスマートウォッチをレビューしてきました。今回はその中からまず15本に絞り、それぞれを振り返りたいと思います。
そしてその中から、2022年のオススメスマートウォッチベスト3を決めたいと思います。振り返りの方はざっと紹介していますので、個々の詳細は正式なレビューの方をご覧ください。
Youtubeでも公開しています。
Redmi Smart Band Pro
今年前半に発売され、その当時としては縦型大型ディスプレイで、整った機能性とスマートバンド覇権だったHuawei Band6の対抗としても十分な製品でした。かなり売れそうと踏んだんですが、何故かグローバルのみの展開で、日本では正式に発売がありませんでした。
珍しく中国でも展開の無かった完全なるグローバル展開で謎のスマートバンドでしたね。その後、Xiaomi Band7 / 7Proという同価格で上位互換的にプロダクトが発売されてしまったため、影の薄いスマートバンドでした。
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Xiaomi Band 7
毎度おなじみなXiaomi Band7ですが、正直ここ最近はHuawei Band6が優秀すぎて影が薄かった印象です。
XiaomiとHuamiの関係性もやや疎遠になっているとの噂とあり、出るかが怪しかったんですが、しっかりと発売されましたね。
Huawei band6 がちょっと大きめのスマートバンドを出してから、各メーカーこぞってそのサイズ感を出してきた訳ですが、Xiaomiはこれまでのバンドのサイズ感を頑なに守りました。結果的にHuawei Band7の進化の無さも相まって、個人的には今年のスマートバンドはXiaomi Band7 だったなという印象です。
機能点での目新しさはAODに対応したことですが、このサイズで搭載出来るバッテリーでAODは中々きついものがあり、おおよそ3日程度しか持ちません。機能のカスタマイズ性や、ヘルスケア周りが優秀で
このサイズ感も差別化ポイントなため、とにかく小さなスマートバンドが良いっていう方にはオススメです。
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Xiaomi Band 7 Pro
Band7の発表前から噂されていたPro板について当初はかなり懐疑的だったわけですが、その後しっかりと発売されました。しかも絶対中国向けのみだと思いきや、しっかり日本版まで展開してくれました。かなり意表をつかれたスマートバンドでした。
ややこしいのが、無印板とPro板はまったくの別物という事でしょう。
無印板がAmazfitで有名なHuami が製造し、Pro板はmi Watchで有名な70maiが製造をしています。中身や設計その他もろもろ完全なる別製品です。
スマートバンドとしては待望のGPSを搭載したことで、機能性はほぼスマートウォッチに匹敵するスマートバンドとなりました。
完全に無印版の上位互換!!と言いたい所ですが、実はヘルスケア周りは無印板の方が洗練されていたりして、中々ややこしいです。
人気のちょい大型サイズなのと、見栄えも良い事も相まってグローバル版はめちゃくちゃオススメ出来ます。
ただ、問題は日本版の価格。中国版が9000程度なのに対して、日本版は1万六千円とかなり高額です。もちろん、それに見合うスペックを持っているんですが、スマートバンドとしては高いな…という印象です。
なので、中国版、グローバル版の時の世間の熱量と日本版が出たあとの熱量に大分差を感じるプロダクトでした。
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Xiaomi Watch S1/ S1 Pro
今年の初めに出たのがXiaomi Watch S1でした。ステンレスボディの高級感あるデザインで話題となりました。
ただ、今からS1を買うのはちょっと微妙かな?と感じますね。内部OSが旧世代と新世代のちょうど間ぐらいに位置するのでやや古臭さを感じます。
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その後中国内では後継機のS1 Proが発売されました。デザインアップデートかと思いきや、内部OSも動作感がガラッと変わり、かなりヌルヌル動くようになりました。
機能的なアップデートはあまり見られませんが、Xiaomiウェアラブルの新しい世代のベースといえるでしょう。
んで、2022年後半にさらに後継のS2を発表しました。見た感じ、S1 Proをベースにし、体組織計などが追加になったようですが流石に変わり映えが無かったので今回私はスルーをしました。まず日本版が出るのか?という所からですし、日本で発売される頃には若干型落ち感が否めないのが微妙な所です。
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Galaxy Watch 5
久々に購入したSAMSUNGウェアラブルで、GearS3ぶりとなりました。TizenOSの開発が終了し、WearOSを搭載しています。一番のアピールポイントはGalaxyWatchというよりも、GooglePayがWearOSに対応した事で、それによりWearOSに注目が集まりました。
その中で、WearOS界隈でもっともスペックの高い最新のフラッグシップという事でタイミングが良かったですね。
最新のWearOSなのと、スペックが豪華なため機能性は申し分無いわけですが、問題は価格です。並行輸入であれば3万半ばぐらいですが、国内版は4万半ばと中々強気な設定です。
上位版Proに至っては7万と前作よりも大分価格が上がっています。それでいて、無印版はサファイアガラスと急速充電対応が大きな変更点で、それ以外のスペックはほとんど変化ありませんでした。
前作GalaxyWatch4 Classicの価格が落ちてきているのもあり、前作で良くね?っていうのが正直な感想です。
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Pixel Watch
天下のGoogle様の放つ初のスマートウォッチという事で、高い期待値を持っていたPixel Watchです。数少ないSuica対応スマートウォッチという事でそこも注目されたんですが
実際はあまりにもバッテリー持ちが悪く、とてもじゃないですが、万人にオススメ出来るような物ではありませんでした。
せめて急速充電に対応していれば、少ない容量でもやりくりできたのになぁという感じですね。これGoogleは本当に日中を通して使ってみたのか?本当にこのバッテリー持ちで、日々をともにするウェアラブルとして正しいのか?そういった部分を問いたくなります。
一方、当初めちゃくちゃデザインがダサいと思ってたんですが、実物はかなり質感が高くミニマムなデザインはかなり愛着が持てました。小ぶりなデザインも凄く良かったです。
せめて2日バッテリーが持つか、急速充電に対応していれば評価は変わったかなという感想です。
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Huawei Band 7
始めてスマートウォッチを買う人にまっさきにオススメするのがHuawei Band7でしょう。通知と優秀なヘルスケア機能。難しい設定も無く、すぐに使い出せる部分も良いでしょう。
何十本とスマートウォッチを見てきていますが、それぞれ一長一短がある中で、GPSが付いていないのだけが唯一の注意点ですが、Huawei Band7はそれらをトータルで考えた上でも人にオススメが出来る製品です。
とりあえずまだスマートウォッチを使った事が無くて、初めて買うのに一番適していると思います。
スマートウォッチというものに求められる機能性のほとんどがこれに詰め込まれており、それでいて試しやすい価格で、かつ使い方が簡単という、万人にオススメするならコレしか無いと感じますね。
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Huawei Watch GT3 Pro
多くの方が待望だったGT2 Proの後継機です。
チタン、セラミック、サファイアガラスという、スマートウォッチ最高峰のマテリアルを使用し、堅牢性と高級感、高いデザイン性と、HarmonyOS3による高い機能性と
まるで非の打ち所の無い完璧なスマートウォッチと言えるでしょう。ECG機能については、案の定日本ではオミットされており、一番のウリは封印されてしまっていますが、アップデートが手厚いHuaweiは是非とも日本でのECG搭載を実現させてほしいです。
最高峰のスマートウォッチながら、価格もかなり高額になってしまいました。定価は4万円半ばと、前作GT2 Proと比べると大分価格は上がってしまいました。現在はある程度落ち着き4万を切るようになっていますが、それでも独自OS系のスマートウォッチとしてはやや高いです。
しかし、GT2 Proを使った事のあるユーザーならばわかると思いますが、圧倒的に堅牢性が高く傷に本当に強いので長く使えるモノとして考えれば、その価格の見方も変わるのでは無いでしょうか?
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Huawei Watch GT Cyber
年末に出された変態スマートウォッチ第一弾で、アウターケースごと変える事ができる着せ替えスマートウォッチです。
かなり色物かと思いきや、実はかなり重要なプロダクトで機能性向上が頭打ちになっているウェアラブル界隈において新しい市場となりえる試みとなっています。
昨今、スマートウォッチ市場は正直飽和しています。ユーザーとしても目新しさを感じない中で、買い控えもかなり起きています。
そんな市場の鈍化の中で、着せ替えスマートウォッチというアイディアは、アウターケースのみを売れば良く、恐らく単純な上がりとしてはスマートウォッチ単体を売るよりもかなり利益率が高いと思われます。
ケースだけであれば比較的安価で買える事もあり、ユーザーも手が出しやすいわけですね。
かなり挑戦的なプロダクトではありますが、個人的には絶対にグローバル展開をしてほしいと考えています。
というのも、日本でスマホを売れないHuaweiは、ほぼ日本国内ではウェラブルが主軸となっており、日本国内においてもウェアラブルの飽和は、Huaweiとしても致命的なはずです。是非とも日本での展開を実現させてほしいですね。
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Huawei Watch GT CyberHuawei Watch GT Cyber レビュー 着せ替えスマートウォッチ 実は重要なターニングポイント
今回はHuawei Watch GT Cyberを入手したのでレビューしたいと思います。 マニアックなスマートウォッチファンなら、すでにチェックずみだと思いますが、Huaweiが放った世にも珍しい着せ ...
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Amazfit GTR4/GTS4
今年のAmazfitはかなり本気でした。日本国内での販売戦略も価格が見直された事もあり高いコスパのAmazfitが帰ってきました。
今回のGTR4/GTS4はまさに原点回帰と言えるでしょう。特に、GTR4に関しては、名作だった初代GTRを彷彿とさせるクラシックテイストとなり
わかりやすくカッコよく、高機能で値段も手頃とマスターピースと言っても良いでしょう。
特に機能性については、HuaweiやXiaomiといったブランドと比べてZeppOSのカスタマイズ性が秀逸で、グローバル展開がベースのAmazfitの機能性は他の中華メーカーと比べて一歩抜きん出ているでしょう。
GTR4については、これまでのファンはもとより、他メーカーしか使った事の無いユーザー、初めてスマートウォッチを触るユーザーと全方位におすすめできるポテンシャルの高さを持っています。
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Amazfitの最新スマートウォッチ Amazfit GTR4 を入手したのでレビューします。 昨年はAmazfit GTR3シリーズ中心にとても好調で、日本での展開も優先順位が高まった結果、Amaz ...
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Amazfit GTS4Amazfit GTS4 ソフトウェアが超強化 GTR4との比較
今回はAmazfit GTS4を入手したのでレビューしたいと思います。 10月にGTR4シリーズと同時に発表され、私もGTR4のレビューを先に行っていますが それからしばらく間があいてのレビューとなり ...
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Amazfti GTS4 mini
隠れた名品といっても良いのがGTS4 miniでしょう。miniという名前から、廉価版と思われるかもしれませんが機能性は上位グレードと何ら変わりません。
コンパクトで高性能、そして安いと、非の打ち所がありません。価格は1万6千円と手頃ながら、機能性は2〜3万の上位モデルと並びます。
ライバルとなるのはHuaweiWatch fit2やXiaomi Watch S1等でしょう。それらと比べて価格は一回り安いながらも機能性は同等です。
デザイン性も実は無印GTSよりも高く、見た目に高級感があります。
とりあえず騙されたと思って買ってみて!と言えるスマートウォッチで、かなりオススメ度が高いです。
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Amazfti GTS4 miniAmazfit GTS 4 mini レビュー コンパクトボディに機能詰め込みまくった秀逸スマートウォッチ
今回はAmazfit GTS4 miniをAmazfit Japanより提供頂いたのでレビューします。日本でも8月中に発売予定との事で今回は一足先にレビューさせていただく事になりました。 数あるAma ...
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Amazfit Trex2
ガーミンなどのアウトドアブランドを強く意識したスマートウォッチです。ミルスペックに準拠したタフネススマートウォッチでもあります。
かなり機能性は高いわけですが、一点残念なのは価格が高めな事。Amazfit Japanの価格路線がちょうど切り替わる前だったので、海外版よりもかなり割高な価格設定となっています。
どちらかというとGarminなどのアウトドアアブランドを愛用しているユーザーへの新しい選択肢なんだろうなと思います。それらブランドと比べれば比較的価格は抑えめで、それでいて機能性は並ぶか、勝る部分もあるでしょう。
機能性として、ルートバック機能などのトレッキング向けの機能が特徴ではありましたが、後のアップデートにてGTR4シリーズにも同様の機能が追加されたため、差別化が無くなってしまいました。
おそらくTRexを欲しいと考える方は、GShockのようなゴツさ、厳つさに惹かれていると思います。機能性は申し分無いので見た目買いでオッケーだと思います。
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今回はAmazfit T-Rex 2をレビューしたいと思います。昨年、スマートウォッチシェア世界3位を達成するなど、ウェアラブルヘルスケアにおいて大躍進をしているAmazfit。 様々なモデルを展開し ...
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Aamzfit Band 7
今年は各社スマートバンドが活発だったわけで、後発で、しかもXiaomi Band7 を作っているHuamiの独自ブランドが出すスマートバンドという事でかなり期待値が高かったわけですが、その実はなんとも平凡のスマートバンドでした。
ちょっと語弊ありますが、物自体は決して悪くありません。ベースはXiaomi Smart Band7と同等なので物自体は確かなんです。ただ、だったらXiaomi Band7の方が安いじゃん?という事になってしまいます。
Amazfit Band7だけの機能というものが無く、ちょっと画面が大きいぐらいの差しかありませんね。後発ゆえにインパクトが欲しかったなという感じで不遇なスマートバンドでしょう。
Oppo Watch2 ECG
実は一番良く使っていたのがOppo Watch 2 ECGバージョンでしょう。これは私のフォロワー様から格安にて譲って頂いたものです。
Oppoのハイエンドモデルで、ECGに対応した特別モデルです。質感もプレミアムでお値段もプレミアム。もちろん日本で出しても売れないのは分かっているので中国版しか存在しません。
日本展開をほとんど諦めてる感のあるOpooで、おそらく今後ウェアラブルの展開は鈍化するんでしょうね。
さておき、このOppo Watch 2ECGは私の中ではベストデザイン賞だと思っています。エッジガラスに、フルステンレスの高級感ある質感など、他のスマートウォッチとは一線を画しています。Oppoらしい上品なセンスがしっかりとまとまっています。UIやウォッチフェイスもかなり高品質で、本当に愛着が持てます。
また、実はスペックが素晴らしく初代Oppo Watchの汚名を完全に返上するクオリティで
Androidをベースとした独自OSながらにバッテリー持ちは3日をクリアし、また急速充電にも対応しており充電がマジで早いです。
これをグローバル展開すればウェアラブルでも確固たる地位を得られたのに…と残念でなりません。
2022年 ベスト3
Huawei Band7
とりあえず人にオススメするなら鉄板でHuawei Band7でしょう。実は私個人的な意見としては、前作よりあまり目新しさが無いという微妙な評価をしたんですが
それは前作のBand6の時点で、スマートバンドに求められる機能が全て揃っていたという事です。万人に対してオススメだと、強く言えるってそうそう無いんですよね。
Amazfit GTR4
今年のGTR4は原点回帰感が強かったと感じますね。
かなりぶっちゃけた事を言うと、GTR2からGTR3の間では、日本展開が強化されたわけですが、その販路構築の影響なのかかなり値段が高くなってしまうという状況でした。
モノは確かなのに、不釣り合いな国内価格というのがジレンマでした。
しかし今回のGTR4はそれらの価格設定が見直され、手の届きやすい価格になった事が大きいです。尚且つ、デザイン性も万人受けが良く、機能性も独自OS系としては一歩抜きん出ています。
個人的にはこのGTR4はもっともっと売れて良いと思うんですが、前作GTR3からのスパンを考えると、乗り換え需要が少ないのかな?とも感じますね。
Huawei Watch GT3 Pro
圧倒的な堅牢さと、高い機能性で長く愛用出来るでしょう。価格設定がかなり高めという点はありますが、2〜3年は余裕で愛用出来るでしょうし、それに見合う質感も持ち合わさているので、安物買いのなんたらをしてしまうぐらいならば、確実なコチラでしょう。
基本的には高いと言えますが、Amazonなどで購入するとおおよそラバーバンドが3万9千円、レザーバンドが4万程と、結構大幅な値引きがされている事が多いです。今年発売された同価格帯のスマートウォッチの中では抜群に質感が良く、スペックや機能性も裏切りません。
トータルで今年の一番はHuawei Watch GT3 Proになるでしょう。
というわけで、ざっと15本の振り返りと、ベスト3の発表となりました。基本的にレビュワーでも無い限りスマートウォッチって年末に大方の評価が出揃ってから買うのがベストかなー?と思います。
今回の振り返りで気になっていたスマートウォッチの購入に役立てればと思います。
2022年を通して思ったのは若干スマートウォッチが進化の袋小路に入ってしまった感がありますね。これ以上の進化はするのだろうか?というのを後半はひしひしと感じましたね。
なので、Huawei Watch GT Cyberについてはかなり市場的にチャレンジしたプロダクトだなと思います。一番冒険したのはGT Cyberですね。その他、Huaweiではワイヤレスイヤホンを内蔵した中々変態なスマートウォッチを販売したりとマンネリを打破しようとメーカーの努力が見られました。
来年はメーカーの技術力と生き残りをかけた奇抜なモデルも増えてくるのかな?と感じます。