今回はXiaomi からスマートウォッチ三兄弟として発売されたXiami Smart Band 8 Pro とRedmi Watch4についてそれぞれ解説していきます。
まず、いきなり3機種のスマートウォッチを同時発売するというインパクトある事をしたXiaomi
その内、Xiaomi Watch S3に関してはまたレビューしようと思いますが、Xiaomi Smart Band 8 ProとRedmi Watch 4 に関しては過去に私Zakilaboの方でもレビューをしています。
まさか私も日本でこの2機種を同時に出すとは思っていなかったのでびっくりしています。
また、普段であればグローバル版より高くなるのが一般的でしたが、何と今回は日本が最安値となっていまるのもインパクトがあります。
一方、立ち位置や機能性がとても良く似ている2機種で、どちらを買えばいいのか悩んでいる人も多いでしょう。今回はそのへんにフォーカスしてご紹介します。
※今回の比較はそれぞれCN版を使っているため、一部UIが英語だったりしていますが、どちらも正式に日本版が出ていますのでしっかり日本語対応しています!
Xiaomi Smart Band 8 Pro (Amazon)
個々のレビューで細かい部分は紹介していますので合わせてどうぞ!
それぞれの大まかな違い
まず、Xiaomi Smart Band 8 ProとRedmi Watch 4 の大きな違いが、そらぞれスマートバンドか、スマートウォッチなのかという点です。
一般的にXiaomi内部のカテゴライズとしてはバンドよりウオッチのほうが高機能かつ、値段も高く設定されています。
一方、XiaomiとRedmiというブランドなのも迷うポイントで、Redmiは一般的に廉価ブランド扱いなのでじゃぁRedmi Watch 4は廉価版なの?というような疑問が湧くと思います。
結論から言うとRedmi Watch 4 のほうが機能性と、質感、動作感ともに全体的に優れておりそれに伴い価格も上がっています。
Xiaomi Smart Band 8 Proはほぼスマートウォッチに近いながらあくまでスマートバンドという事で、若干ながら価格と利便性で劣ります。
Huawei Watch GT4(47mm)とRedmi Watch 4比べて
そして何と言ってもデカさ。Redmi Watch 4は誰がどう見てもインパクトがあるサイズで、そのサイズはApple Watch Ultraにも匹敵します。
一方、Xiami Smart Band 8 Proもスマートバンドとしてはかなり大型です。
ここでポイントなのはRedmi Watch 4 は人を選ぶぐらいにでかいということです。マジでイメージしてる1.5倍はデカいのでインパクトあるスマートウォッチが好きな人は良いですが、コンパクトなサイズを求めている人には向きません。
機能性の差ももちろんありますが、まず大前提として、大型のスマートバンドと超大型なスマートウォッチだという違いがある事はポイントです。
機能性の差はあるのか?
次に機能性での差を見ていきます。まずそれぞれで共通しているのはGPSを内蔵し、それぞれヘルスケアも心拍、睡眠、SpO2とオーソドックスなものになっています。
機能性で大きく違うのはRedmi Watch 4がスピーカーを搭載しているため、BT通話や緊急発信機能を持っています。Xiami Smart Band 8 Proに関しては、スピーカーを搭載しないため、この辺に差があります。
また、どちらもAlexaには対応していますが、日本版は発売当日では未対応で後のアップデートで飛んでくるとのことです。
その他、Redmi Watch 4 はXiaomiとして初めてのHyperOS搭載スマートウォッチになっており、よりスマートウォッチらしく高機能です。
一方Xiami Smart Band 8 Proもほぼスマートバンドじゃん!と言えるようなUIをしておりこの点が私的に、どちらかしか日本でしか出ないと考えていた理由です。ぶっちゃけ両方立ち位置的にかぶるんですよね…。
ただ、日本版では2000円程度差がつけられており、やはり明確なRedmi Watch 4 のほうが上位機種と言えます。
Xiaomi Smart Band 8 Proが8900円
Redmi Watch 4 が11900円となっています。
正直今回の値付けはXiaomi Japanはかなり頑張ったなという印象です。というかグローバル版と比べても日本版のほうが安いのは驚きましたね。
ここ最近見て来たスマートウォッチの中でも、ダントツにコスパが良くかなりオススメ出来ます。
Xiaomi Smart Band 8 Pro 本体チェック
まずXiami Smart Band 8 Proを見ていきます。スマートバンドとは名ばかりで見た目とサイズ感は完全にスマートウォッチです。
縦46mm、高さ33mm、厚み9.9mmとギリッギリスマートバンドとも言えなくないサイズ感です。
前作 Band 7 Proからの高級感あるデザインは引き継がれよりブラッシュアップされています。本体ケースはステンレスのように見えますが、実際にはポリカ素材のため質感はチープ目です。
ちなみに私が先行購入したCN版ではレザーベルトを選んでいます。お陰でより上品に見えると思います。今回日本版でもレザーストラップはあるため是非ともおすすめします。
あくまでスマートバンドのため、本体にボタンは無くすべてタッチ操作でおこないます。後述するRedmi Watch 4との差で実は一番大きいのはココかもしれませんね。
Xiaomi Smart Band 8 Proはスマートバンドを大きくしたものだという事ですね。
Redmi Watch 4 本体チェック
次にRedmi Watch 4を見ていきましょう。何度も言っていますが、とにさくサイズがデカいです。縦が47.5mmもあり、厚みも10.5mmですがとにかく数字よらもはるかに大きく感じますね。
私Zakilaboはデカ厚のスマートウォッチにある程度慣れてますが、それでもデカいと感じるので、人を選ぶサイズ感ではあります。
一方、本体はアルミニウムが使われております、Xiami Smart Band 8 Proのポリカーボネート素材と比べて質感が良いです。また、アルミの際は磨かれているため、こちらも高級感があります。
重さはストラップ抜きで31.5gと思ったよりも軽いですが、やはりサイズが大きいので重く感じますね。
Redmi Watch 4はスマートウォッチのため、本体横に回転操作に対応したリューズボタンが存在します。ちなみにこのボタンもアルミ削り出しなので高級感がりますね。
バンドとウォッチの違いとしては、このボタンの有無でUIが変わる事です。Xiami Smart Band 8 Proはほぼスマートウォッチの見た目なのに、UIはスマートバンドになっています。
前述したようにこれがマジで大きな差で、操作性についてはRedmi Watch 4の方に圧倒的に軍配があがります。
ベルトが実は共通
実はベルトの規格がXiaomi Smart Band 8 ProとRedmi Watch 4は同じです。なのでそれぞれのベルトが使えます。Redmi Watch 4をレザーにしてもすごく見栄えが良いです。
あと、一番オススメなのはミラネーゼループです。今回日本版もアクセサリーとして発売されたのでぜひとも購入をおすすめします。このベルトにすることでかっこよさが断然上がります!
また、ミラネーゼループとレザーバンドに関しては、他のベルトもつけられる構造になっており、一般的な22mmバンドが普通につけられます。
また、背面を見ておもいましたが、たぶんヘルスケアセンサーもまったく同じなんじゃないかと思います。充電器も規格が一緒のため、まじで見た目とデカさが違うだけですね。
まとめ 結局どっちを選べばよいか?
最後にまとめると、似たようなスマートバンドとスマートウォッチを似たような価格で同じ日に発売したため、まじで一般的なユーザー的にはわからないと思います。端的にまとめると
- デカくて質感もよくインパクトあるスマートウォッチがRedmi Watch 4
- 比較的コンパクトながらビジネスライクにも使えるスマートバンドがXiaomi Smart Band 8 Pro
という棲み分けだと思います。やはり重要なのはデカさ。Redmi Watch 4はとにかく大きいためインパクトあるんですが絶対に人は選びます。大きさがネックになる人はまっさきに候補から外して良いです。
それ以外に関しては実はあまり大きく差が無い二機種になっており、完全に見た目とサイズで選んじゃって良いんじゃないかな?と思います。
個人的にどちらを選びますか?と言われれば、サイズがインパクトあり高級感もあり、さらにはバッテリーも大容量なRedmi Watch 4かなと思います。