今回はカメラスマホとして一部マニアから熱烈な指示があるvivoのハイエンドをついに入手したのでレビューします。
スマホレビューを初めてたくさんのハイエンドに触れてきましたが、そのたびにコメントでもらうのは「vivoのカメラ性能のほうが凄い」というホットなワードです。あまりにもvivoをプッシュされるため私としてもかなり気になっていました。グローバル版すら入手難易度が高いvivoなので、中華ブランドのスマホの中でもかなり遠い存在で、私も今回vivoブランドは初体験です。
先に結論から言うと、2024年様々なカメラハイエンドスマホが出た中で、もしかしたら一番といえるのはこのvivo X100 Ultraなのかもと本気で感じるほどに圧倒的なカメラ性能を持っていました。異次元のカメラ体験といっても過言でも無くフォト性能を突き詰めたいコアユーザーは必ず通る道かもしれません。
カメラ以外の部分も圧倒的にクオリティが高く、ていうかvivoマジで日本に来てくれよ!と一気に信者になりそうな勢いです。
今回は実際にしばらく使った感想をお伝えしたいと思います。
vivo X100 UltraをAliexpressから購入する(発送爆速おすすめ)
フォーカス部分がしっかりくり抜かれたケースがおすすめ!Aliexpressから購入する
vivo X100 Ultra 本体チェック
vivo X100 Ultraの本体を見ていきましょう。
今回購入したのはブラックカラーで、その他チタン、ホワイトがラインナップされています。案の定iPhone 15シリーズのせいでチタンを各ブランド出すようになりましたが流石に飽きたので今回はブラックにしてみましたwまず手に取って感じる圧倒的な高級感はまさにハイエンドという感じでこの時点でだいぶ満足感が高いです。本体はカメラハイエンドらしくとんでもなく巨大なカメラユニットが鎮座します。まさにXiaomi 14 Ultraと並ぶ見た目をしています。
カメラは三眼ですが、ダミーデザインでUltraとデザインで入っています。
ここまでしてカメラユニットがデカい意味あんのけ?と思うかもしれませんが、本体を分解した動画にて、このカメラユニットの半分はペリスコープレンズユニットが締めており、その半分に1インチセンサーを収めるなどかなりミッチリとしたユニットです。むしろ良くこのサイズにそれらを押し込めてるなと感心します。
カメラユニットにはさりげなくZeissのマークが入ります。ちなみに、よく見ると中央のこの部分にフォーカスセンサーがあります。なので出来るだけここが空いているケースを選ぶのが良いでしょう。
カメラを主張しまくるようにレンズリングが高級感があります。Xiaomi 14 Ultraのようにカメラスタイルで使うためのグリップも発売されているようです。
背面はサラサラとした手触りのガラスとなっています。ここ最近ハイエンドモデルが無駄にレザーバックにしていましたが、正直アレって安っぽいし汚れも目立ちますし、経年劣化もめっちゃしそうなんで個人的にはナンセンスだなと思っています。普通にガラスバックのほうが高級な感じがすると思います。
サイドは金属製で、ディスプレイとガラスバックともに緩やかにカーブしています。上下左右ともにキレイに処理されており、さすがハイエンドといった感じですね。
ディスプレイは6.78インチのカーブディスプレイです。最近ハイエンド帯はフラットにするかカーブにするかで流行りが分かれてる感じがします。フラットディスプレイのほうが左右歪みが無いため見やすいという人も多いですね。
また、ガラスフィルムを浮かずに貼る事が出来るというのも人気の理由でしょう。
ただ、実際にフラット画面にガラスを貼り付けると指紋認証がかなり通りにくくなるんですよね。レジンで固めるタイプは通りやすいとか言われますが、そもそもレジン系って貼り付けにくいカーブディスプレイ向けじゃんとか思ったりしますし、通りやすいという事も無かったです。つまり、フラットディスプレイが歓迎されるのは指紋認証が無いiPhoneだけじゃん!という結論に個人的には落ち着きました。そうなってくるとやはり高級感はカーブディスプレイのほうがあるよなぁと思ったりします。
本体は229gとみたまんま重たくズッシリとしています。ただ、レンズユニットもどっしりとしており持ったときのバランスは意外と悪くありません。
付属のシリコンケースは質感は悪くありませんがやっぱり安っぽさを感じますね。サイド部分がやや露出しているのも個人的にはNGです。
本体のデザインはまさしく今期のハイエンドという感じで、所有感が満たされまくる高級感のある質感です。圧倒的な存在感のあるカメラユニットでバシバシと撮影に挑みたくなる、そんな本体となっています。
vivo X100 Ultra 圧倒的なスペック
SOCは今期最強のSnapDragon 8 Gen 3を採用し、ハイエンドとして揺るぎない性能を持っています。
6.78インチの2K有機ELディスプレイはSamsung製E7パネルを採用し、高輝度高精細でピーク輝度は3000nitに達します。
バッテリーは5500mAhと大容量で、最新の半個体電池を採用し安全性も高くなっています。
そして何と言ってもカメラ性能が圧倒的で、メイン・超広角・望遠全てのカメラから本気度が溢れ出しています。
メインはSONYの最新の1インチセンサー LYT-900を採用し、これはもう一つのカメラ最強として君臨しているXiaomi 14 Ultraも採用する最強のセンサーです。
そして驚きなのは望遠で200MPのSAMSUNGの望遠用センサーを採用します。まさか2億画素の望遠というのはかなりユニークで、こっちがメインじゃないんかい!と思わず突っ込みたくなるほどにぶっ飛んでいます。
カメラ周りはそんな大艦巨砲主義とも言えるような豪華な構成で、さらにおなじみZeissとのコラボによるチューニングとまさに隙がありません。前述したXiaomi 14 Ultraとまさに双璧をなすカメラハイエンドスマートフォンといえます。
中国版という事で、GooglePlayの手動インストールなど独特な対応が必要ながらも、対応バンドもN79を含む全キャリアともしっかり合致し、独自UI OriginOSも日本語があるおかげで比較的まともに使える中国版だと思います。
そして価格はAliExpressにて通常15万ほどで、今回はセールクーポンにて13万円ほどで購入する事が出来ました。さすがにこのスペックを13万は飛び抜けて安いなと感じます。
SOC | Snapdragon 8 Gen 3 |
メモリ/ストレージ | 12GB/256GB or 16GB/512GB LPDDR5Xメモリ UFS 4.0 |
ディスプレイ | 6.78インチ 3200×1440 AMOLED 最大120Hzをサポート 超音波方式 指紋認証 |
バッテリー | 5500mAh 80W急速充電 / 30Wワイヤレス充電 半個体電池採用 |
カメラ | メイン:50MP LYT-900 1インチ f1.75 望遠:200MP ISOCELL HP9 1/1.4インチ 超広角:50MP LYT-600 f/2.2 |
その他 | USB3.2 Gen1 デュアルSIM 対応バンド 4G:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B66; 5G:n1/n2/n3/n5/n7/n8 |
価格:おおよそ15万円(セールにて13万円で購入!)
vivo X100 UltraをAliexpressから購入する(発送爆速おすすめ)
フォーカス部分がしっかりくり抜かれたケースがおすすめ!Aliexpressから購入する
Antutu性能 今年最強格の1つ
SOCは今期のハイエンドSOC SnapDragon 8 Gen 3を搭載します。過去にいくつか搭載スマホをレビューしてきましたが、まさに極上のスペックと言えます。実際にAntutu性能としては普通に測って208万点と、圧倒的なスコアを叩き出します。
ここまでのスペックが一体どこで必要になるんだ?と感じるかもしれませんが、ゲームコンテンツもどんどんリッチになり重くなっていきますし
何よりvivo X100 Ultraのようにカメラに全振りしたようなスマホは、写真の補正でAI処理をめちゃくちゃ入れるのでそれなりにSOCのスペックが必要になってきます。
実際に独自の画像処理チップ V3も搭載していますが、それを扱うための高い処理性能も必須です。つまり、これぐらいのスペックが無いと真価を発揮出来ないレベルになってきているという事ですね。
OriginOSは完成度が高い
今回初めての中国版vivoという事で、グローバル版はFuntouchOSですが、中国版はOriginOSという独自UIになっています。過去にFuntouchOSを触ったのが3年ぐらい前なんで比較が難しいんですが、OriginOSの方が独自性が強くより進歩しています。この辺は中国版XiaomiのHyperOSと近い感じで、中国独自の進化をしている感じです。
まず、しばらく使ってみた個人的な感想としてはかなりUIが凝っておりめちゃくちゃ完成度が高い事に驚きます。とてもセンス良くまとめられておりむしろグローバル版でこのUIを使いたいです。
ホーム画面がユニークで、ウィジェットなどを縦置きするため対応しているウィジェットやアプリアイコンの縦と横幅を変え付箋のように設置する事が出来ます。縦に使うデザインになっているので、グリッド数が独特で4×6 / 4×7 / 5×9というあまり見ない割り方になっています。ウィジェットもユニークなものが多く、かなりデザイン性が高いと思いました。
またロングタップからムードキューブを選ぶと、より細かくデザインを変える事が出来ます。いわゆるテーマ編集なんですが、背景のブラーや色味を変えたり、天気の情報をオーバーレイできたり、アイコンの形状をより細かく設定出来ます。もちろん普通にテーマストアもあります。
ここ最近のAndroidはどんどんシンプルになっていきこういったホームカスタマイズはオミットされてきたんですが公式でここまで細かくカスタマイズ出来るのはガジェットファンとしてはとても嬉しいです。
アニメーションもとても滑らかでAndroidの独自OSの中ではかなりリッチなUIにまとめられています。
細かいんですが、超音波方式の指紋認証になっておりとても精度とスピードが良いです。
ディスプレイ性能
ディスプレイは6.78インチの有機ELディスプレイです。120Hzのリフレッシュレートと3000nitのピーク輝度、さらには縦3200 × 横1440pxの2Kパネルとまさしく最高峰と言えます。1Hz~120Hz間を自動で調整するLPTOに対応し、省電力性も高いです。発色と輝度ともに高いレベルで、屋外での表示もくっきりとしています。
リフレッシュレートに関してやや特殊だと感じたのは、自動設定にしているとグローバル準拠のアプリ、例えばツイッターやChromeなどが60hzになってしまいます。なので基本的120hzがベースになるように設定をして使っています。
スピーカー性能
スピーカーは他の部分のクオリティと比べるとややもったいない感じがしました。比較したのはiPhone 15 Pro MaxやGalaxy S24 Ultraです。この辺はスマホスピーカーとしては最高峰の音質なんですがそれらと比べてしまうとなんだか物足りない印象です。
非常に高い次元での話になりますが、やや低音の迫力が足りないなという印象です。
5500mAhの大容量 最新の半個体電池採用
「
最近だとEVなんかでバッテリーについて注目が集まっています。今回vivo X100 Ultraでは半固体電池という新しい技術が使われています。はて、半個体とはなんぞや?という感じですが、今現在主流となっているリチウムイオン電池はバッテリー内部に電解液が封入されています。
ここ最近、モバイルバッテリーが発火・爆発といった事故をニュースやSNSでも多く見ますが、とりあえず細かい事を抜かして言うと現在のリチウムイオン電池の構造上、高熱や強い衝撃にさらされるとそういった事故が起きてしまいます。これはもう構造上仕方がないという事なんですが
これに対してさらに安全性や速度といった点の突き詰めて行くと、半固体電池・全固体電池というようなキーワードが出てきます。
難しい説明は省くと、これまで封入されていた電解液を、特殊なジェルにする事で液状から半固形物とすることで半固体電池になります。これまでのリチウムイオンバッテリーと比べて衝撃や高温に強い構造となっています。私自身、バッテリーについての知識が明るいわけではありませんが、調べていると2022年時点ではまだカンファレンスにて出展される技術だったようですが、実際に商用化がされたのが今回のvivo X100 Ultraのような例になるわけですね。
まぁぶっちゃけ半個体電池だからといって普段使いになにかしらの変化があるわけでは無いんですが、ここ最近では韓国でもリチウムバッテリー工場での事故などもあり、バッテリーの危険性についても注目がされてきていると思うんですが、その中で最新の技術でより安全性の向上したテクノロジーが使われているのはX100 Ultraがハイエンドな所以でしょう。
技術的なウンチクは別にして、実際のバッテリー持ちについてしばらく使ってみたところ、やはり5500mAhというプラスアルファな容量のお陰か持ちはとても良いと感じます。
そもそもバックエンド処理制限がかなりキツイ中国版で、vivoの中国版を持つ事のネックでもあるこういった制限ですが、やはり制限がキツイ分、バッテリーの消費がかなり抑えられています。バックに入れたまま1日過ごした時1%も減っていなかったのは流石に笑いました。
ゲーム性能
ゲーム性能を原神で見ていきましょう。とりあえず、8Gen3なので、余裕の動作感をなのは約束されています。
ゲームブースター機能はあるんですが、グローバル版の原神などでプレイした場合にゲーミングスマホなどと比べると比較的シンルです。バランスやブーストなど性能を引き上げる機能の他、解像度を強制的に上げる超解像度機能もあります。ただ、正直違いはパッと見はわかりませんね…
実際の動作感はやはり余裕の60fpsに張り付く動作感で快適以外の感想は無いですね。一方、発熱に関しては本体の材質とカメラユニットの大きさもあり、ほんのり暖かくなるのを感じます。
ゲームモードがシンプルと伝えたんですが、中国向けのゲームに対しては色々と付加価値があります。メニューからウルトラゲームモードにて様々な機能を使う事が出来ます。フレームレート補間などのハイエンドなゲーム機能も搭載されています。
実は原神自体はフレーム補間に対応しているんですが、中国版のアプリのみになっています。裏技的にコマンドラインから有効化する方法もあるようで、それを使えば90fpsに上げる事も可能なようですね。
この辺のゲーム機能が中国版にのみ限定されているのはややもったいない点だと思います。本来であればゲーミングスマホにも匹敵する機能性を持ち合わせたハイエンドです。
カメラ性能
カメラ性能を見ていきましょう。とりあえずVivo X100 Ultraでもっとも特出しているのはカメラ周りで、今期1〜2位を争うレベルと言っていいでしょう。カールツァイスブランドを掲げたカメラ性能はまさに最高峰です。
vivo独自の画像処理技術 BlueImageによりハード性能とソフトウェア性能を融合した高いレベルのカメラ性能はカメラスペックを追求した行き着く先がVivoみたいな感じで、ガジェットファンとしてもVivoハイエンドを持つことは孤高の存在になるということですね。
前置きはさておき、カメラスペックを見ていくととにかく豪華の一言につきます。メインレンズはSONYの1インチ大型センサー LYT-900を採用します。これはXiaomi 14 Ultraでも採用されるセンサーです。
また、今回もつ一つの目玉はSamsungの2億画素センサーを採用した光学3.7倍のペリスコープ望遠で前述したBlueimage技術もあり、望遠、マクロ撮影と普段触れられないレベルでの撮影も可能となっています。
その他超広角にはLYT-600を採用し、これは最近だとPOCO F6のメインカメラもして採用されていたと記憶しています。メインカメラ級のセンサーを超広角に使っているのが特徴です。全体的にスペックアウトラインで見てもまさに最強という言葉しか出てきません。
日中
まずは明るい日中です。とりあえず明るければだいたいのスマホである程度は撮れるも思うんですがvivo X100 Ultraに関してはやはり別次元にあるなと感じます。
目が覚めるようなくっきり感で、グワッ!と勢いのある絵面で撮影ができます。
超広角、メイン、ペリスコープと3つともに発色素晴らしく高い次元にあると言えます。
とにかくクリアでくっきりとした写真が撮れるので、どんどんと撮りたくなりますね。
明るく無いと楽しくないのかという事では無く、クラウディな空模様では雰囲気ある撮影に変わります。やや暗め、濃いめの調整はコントラストをはっきりとさせ、印象的な撮影が出来ます。
ズーム性能
ズームは最大でデジタル100倍です。2億画素という超高画素のペリスコープがユニークですが、3.7倍の光学ズームが使いやすく、劣化の無い高い画質のまま普段は届きにくい距離感で撮影が可能です。
実際のズーム性能もかなり高く、さらに画像処理のうまさも決まって、S23 Ultraクラスでズームは強かったりします。さすがに60倍~100倍はかなり微妙ですが、高いズーム性能です。
テレマクロ
今回Vivo X100 Ultraで最も面白かったのはテレマクロ撮影で、超高画素センサーでずいずいと寄って撮影が可能です。大体10cm前後まで物体による事が可能で、花や植物といった物体を撮影すると、驚くほど細かい世界がくっきりと映し出されます。
よくある2MPのゴミマクロとはまったく違った世界で、この撮影が楽しくて楽しくてとりあえず色んなものに寄っていきたい衝動に駆られます。
楽しすぎる夜景
vivo X100 Ultraでもう一つの楽しみは夜景などの暗所撮影でしょう。正直、vivoがここまでカメラファンから指示されているのは、ここの強さだと感じました。
語彙力が全く無くて恥ずかしいんですが「マジで凄いです!」こんなしょうもない言葉しか出てこないのが悔しいです。まず、わりとプレビューの時点で結構処理がされてるというか、普通の夜景モードって撮影後のソフト処理で見違える事が多いんですが、x100 Ultraはプレビュー時点である程度絵が作られています。これが専用チップによる所なのかわかりませんが、そのおかげですごく撮影がしやすいです。
そして、実際にプレビューからの仕上がりからも数段クオリティが上がるので驚きます。思わず「おぉっ!」と唸ってしまうほどです。
かなりコッテリとした感じで迫力のある処理がされます。ちょっと絵っぽいと感じるレベルにも入っているようにも感じますが、個人的にはこれぐらいくっきりとしたほうが好みです。
光量がかなり少ない公園での撮影です。先がほとんど暗くて見えないレベルの場所でしたが、撮影後に人がいた事に気が付きました。ここまでの処理は流石に凄いと驚くしかないですね。
フィルターも楽しい
個人的に一番やりたかったのはサイバーパンクモードで、青みがかった独特なフィルターでまさしくサイバーパンク作品のような絵面を再現出来ます。特に夜の夜景で真価を発揮し独特のネオン感が特徴的です。なんだか怪しい魔の都感が厨二病感にビンビンきますね。
その他にも、さまざまなカラーフィルターが用意されています。良くプロの作品で見るような特徴的なレタッチを簡単に撮る事が出来ます。もちろんこっちもリアルタイムでのプレビューがしっかりとしており、撮りながら楽しめます。
動画撮影
動画性能に関しては、正直静止画の時の驚きと感動が無く、普通だなという感じです。レンズの切り替えがスムーズにできるのは良いとして、手ブレ補正はiPhoneには及ばないなという印象です。
夜間撮影も結構ノイズが入るので、価格の割には動画性能は普通といった感じでしょうか。
カメラまとめ
vivo X100 Ultraのカメラ性能をまとめると、確かにこれまで触ってきたハイエンド達とは一線を画する性能を持っていると感じました。毎年vivoのXシリーズをコアなファン達が購入し、カメラ作例で圧倒的な強さを見せつけていましたが、まさかココまでとはとおどろきました 。これは確かに毎年カメラスマホ最強枠として、基準のために毎年買う必要があるかもしれないと感じるほどでした。
圧倒的に強いメインレンズ、望遠とテレマクロに強い2億画素、さらには高いソフトウェア処理と全てが一級品といえるカメラ周りでした。
vivo X100 Ultra まとめ
最後にvivo X100 Ultraをまとめると、スマホレビューをいくつもしてきましたが、その中でもカメラ性能の高さは特出していると感じました。
コアなファンがvivovivo言ってくるのが凄く良く分かりました。一度体験するとそのクオリティの高さのせいでスマホカメラの基準値が根底から変わってしますいます。
一方、やはり中国版という世間一般的にはだいぶ遠い存在だというのも同時に感じました。
カメラ以外の部分に関しても圧倒的な性能なのに、中華仕様な部分が多いので100%使いこなせないのが悔しいです。このクオリティのままグローバル版展開をしてほしいと感じます。
まぁ頑張れば普段使いとして使えない事も無いけれど…超強力なタスクキルが使う難易度を上げているように感じますね。
色々なカメラハイエンドに触れてきましたが、カメラ周りの満足感で言うとカコイチだったと思います。日本人が買うのはかなりマニアックな選択肢と言えますが、既存のグローバルモデルに無い魅力に触れたいユーザーはぜひとも手に取って見てほしいです。