今回は日本でも爆発的ヒットを飛ばしたXaiomi Mi Watchの後継機、Xiaomi Watch Color2を入手したのでレビューしたいと思います。
今回入手した「Colorシリーズ」は、中国国内向けのプロダクトで今後、これをベースとしたグローバル版が発売されるかと思います。
なので、細かい部分などは中国仕様ではあるんですが、大まかな雰囲気や新機能などは大体つかめるかと思います。前作をよりブラッシュアップし、より一層コスパ最強となって帰ってきたXiaomi Watch Color2 早速見ていきたいと思います!
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Xiaomi Mi Watch Color 2(Aliexpress)
Xiaomi Watch Color 2 (Banggood)
実は日本語化できるという高度なカスタマイズも…
完全自己責任ですが、日本語化できます。難易度と若干のお金がかかります…。参考程度にご覧ください。
外観・デザインチェック メタルベゼルでよりスポーティーに!
さっそくデザインから見ていきたいと思います。まず、デザイン的に大きな変更点となったのはメタルベゼルになったことです。
前作Mi Watchでは全体的にプラスチックを使用し、シンプルでミニマルな雰囲気もありましたが、今回のWatch Color2ではデザイン的に情報量がぐっと上がりよりスポーティーな印象に変わりました。
ちょっとメカメカしい感じになったので前作のシンプルな雰囲気が好きだった人からすると賛否が分かれるかもしれませんね。
男性ウケが良さそうなデザインだと思います。ちなみに私個人としては断然今回のほうが好みです。
ベゼルはつや消しのアルミで、ところどころ磨きが入っています。ベゼル上には文字装飾などが入っており前作よりも情報量が多いデザインです。
ボタンは前作と比べて突起の少ないタイプに。ボタンもアルミが使われています。やっぱりデザイン的にちょっと厳つくなってますね
ケース材質は前作と同様にマットな質感のプラスチックケースになっています。メタルベゼルになったからといっても、体感的な重さや質感は前作Mi Watchと大きく差はありませんね。
ベルトも本体デザインに合わせて両サイドにラインの飾りがはいりました。肝心の質感ですが、特になんてこと無いシリコンバンドって感じですね。
正直初代Colorよりは質感が良くないかも。個人的には固めでツルツルしたベルトのほうが着脱がしやすいので。
実際腕にはめるとこんなサイズ感。結構大きいですね。前作はデザインがシンプルだったんで女性でも違和感なかった感じはしますが
このデザインだと女性はちょっとなーと思ってしまうかもしれませんね。デザイン的な情報量が上がったのでよりスポーツウォッチという感じが強くなりましたね。
んで、私自身はメタルバンドが似合うかも結構重要な要素で、実際に付け替えたのがコチラ。どうですか?!メタルベゼルとも調和があっていい感じじゃないですか??めちゃくちゃカッコいいと個人的に思ってるんですがどうでしょうか??
メタルバンドに関しては前作よりもしっくり来ますね。かなり厳つくなっちゃいますけど。男性であればカッコいい!と思うのではないでしょうか。
一方シルバーベゼルのホワイトや、ネイビーカラーはちょっとバンド選びが大変な気がしますね。
60FPSのアニメーション効果がぬるぬる!リッチなウォッチフェイス
Xiaomi Watch Color2のパワーアップポイントとしてはディスプレイが60hzの描画に対応したこと。それにより、アニメーション効果の付いたウォッチフェイスがよりぬるぬると動くようになりました。MIUI12の標準にプリセットされているライブウォールペーパーをイメージしたアニメーションウォッチフェイスがインストールされています。
【記事用】Xiaomi Watch Color2
何故か中国で大人気のモチーフ 宇宙飛行士 pic.twitter.com/Ijta0zvDLA— ZAKI LABOガジェットレビュー (@ozakizaki1) October 21, 2021
アニメーションのヌルヌル感を見るなら、なぜか中国で大人気の宇宙飛行士のウォッチフェイスが分かりやすいです。
ただし、アニメーションウォッチフェイスの数はそこまで多くありませんね。プリセットの新作3つと、追加の5つは前作でもダウンロード出来るものです。アニメーションウォッチフェイスは発表会でも推していたと思うので今後も随時アップデートで増やして欲しいところです。
【記事用】Xiaomi Watch Color2
60fps ウォッチフェイス pic.twitter.com/3OBrTiMOpA— ZAKI LABOガジェットレビュー (@ozakizaki1) October 21, 2021
新作ウォッチフェイスで気に入ったものをいくつか
ウォッチフェイスの種類は今回もバリエーション豊富です。本体デザインに合わせて情報量が多いウォッチフェイスが多いですかね。
それぞれデザインの品質の差はあるものの、個人的には気に入ったデザインも多く、ウォッチフェイスに関しては高い評価をしています。
いくつか気に入ったものを見ていきましょう。
大きく進化したUI周り。よりグラフィカルに強化
シンプルだった前作から打って変わって、UI周りはよりグラフィカルなデザインに変わりました。実際にUIを見ていきましょう。
カードウィジェット
左右にスワイプすると、これまではSpO2などのメニューが単体で表示されてきましたが、昨今スマートフォンなどで増えてきている
カードタイプのウィジェットに変更されました。1画面に複数の情報が並ぶのでグラフィカルで見やすくなりましたね。
それぞれウィジェットをタップするとそれぞれの機能を使うことが出来ます。
ウィジェットについては配置や並びは変更することは出来ませんが、専用アプリからレイアウトカードの順番は変更可能です。
メニュー一覧
アプリなどが並ぶ一覧リストも前作よりヴィジュアルが強化されています。フォーカスしている列が拡大するようになり、立体感のあるスクロールをします。
今っぽいデザインですね。このタイルタイプが苦手な人はオプションから1行タイプのリストも選択することが出来ます。
UIは全部が60Hzでは無い?
ディスプレイが60Hzの描画に対応したのがポイントではあったんですが、どうやらUIの一部は30FPSしか出ていないように見えます。
一番分かりやすいのはタイルメニュー時のスクロール。どうみても60FPSは出ていないと思います。
【記事用】Xiaomi Watch Color2
メニューは60fpsで描画されてる?? pic.twitter.com/uwWYGJttLZ— ZAKI LABOガジェットレビュー (@ozakizaki1) October 21, 2021
ホームからの左右上下のスワイプは60FPS出ているような出ていないような…うーんちょっと分かりづらいですね。
なめらかな気もしますが、HUAWEI WATCH3のような高級機と比較すると動作感はスルスルとは言えないです。
【記事用】Xiaomi Watch Color2
MiWatchと比較。まぁ言われれば‥
でも60hz駆動に期待しすぎるとガッカリかも。
そもそもが非力だから60fpsで全て描画とは行かない pic.twitter.com/fV3uiEKMtq— ZAKI LABOガジェットレビュー (@ozakizaki1) October 21, 2021
前作のMi Watchとのスクロールの差です。並べて見てみると、たしかにColor2のほうが描画レートが多いです。ですが、正直動作の感じは前作より劇的に変わっているか?と言われると疑問です。
UI周りは意図的に落としているように思います。超絶ヌルヌル進化を期待しているとちょっと拍子抜けするかもしれませんね。
【記事用】Xiaomi Watch Color2
グリッドメニューはどうみても30fpsだと思う pic.twitter.com/vWPpn6wDTC— ZAKI LABOガジェットレビュー (@ozakizaki1) October 21, 2021
まぁバッテリーのこと考えたらスマートウォッチで無理に60FPS出す必要なんてまったく無いと個人的には思います。HUAWEI WATCH3も30FPSに下げてバッテリー消費落として欲しいと思うので。
通知は日本語対応!UIは今のところ中国語のみ
これは初代Colorでもそうだったようですが、今のところ、UI言語が中国語のみです。英語は入ってるだろ?!と思い込んでたんで
ちょっとビックリ。英語対応に関しては遅れて対応するようですね。
逆に完全にあきらめていた日本語通知にしっかり対応していました。前作のMi Watch Colorが英語・中国語オンリーだったんで、コレは嬉しい誤算です。
通知フォントも中華フォントで無いので読みやすいです。これでUIの英語アップデートも降ってくれば、中国版のColorであってもある程度不満なく使えますね。英語アプデが待ち遠しい。通知は一回見ると消してしまうタイプですね。
最初から日本語フォント対応していたということは、前作と違ってグローバル版は結構早く出るような気がします!
強化された健康モニタリング機能 SpO2の自動測定に対応
前作からのパワーアップ部分としては、ついにSpO2の自動測定に対応しました。安静時を検知し、30分~10分の感覚で自動測定することが出来ます。
常時測定ではなく、安静時というのが注意点ですね。基本的にSpO2は安静時でないと測定出来ないようで、HuaweiBand6シリーズと同様の仕様ですね。
それぞれ項目ごとにON/OFFすることが出来ます。もちろん機能ONを増やすほどバッテリー消費は大きくなります。
特に睡眠とSpO2の自動測定がバッテリー消費が大きいですね。
その他、健康モニタリングの仕様としては
- 心拍数が最大1分感覚で測定可能
- 心拍アラートも設定可能
- 睡眠モニタはSpO2の測定も可能
- SpO2は常時と睡眠時のみの設定も可能
- ストレスモニタリングのON/OFF
という感じです。前作やその他メーカーのものより、細かく条件を設定する事が可能ですね。
睡眠計測について
睡眠モニタリング機能を実際に着用し使用してみました。バッテリー消費の大きいSpO2の測定が就寝時のみ実行という選択肢があるのは他メーカーと違い親切な設計です。睡眠モニターの充実具合は、HuaweiTruスリープに劣るところではありますが、一般的な睡眠グラフと、SpO2の値が連続で表示されるので参考になるかと。
こうやって見ると以外と睡眠時にSpO2が95%を下回りそうなタイミングはいくつかあるみたいですね…。
GPS精度は相変わらず良い。
前作Mi WatchもGPSの精度は凄く良かったんですが、今回のColor2はどうでしょうか。GPSスマートウォッチはメタル材質との相性が良くなく
今回のメタルベゼルがGPSの精度に影響しているんでしょうか?
結果としては、GPS精度相変わらず良いです。私がいつもGPSを測定する道は高い建物が多く取得がしづらい道なんですが精度は上々だと思います。
ルート上で注目したいのがこの折返し部分。思いつきで道を変えて引き返した軌跡がしっかりと残っていますね。この2本の通りは
多くのスマートウォッチで切り分け出来ないことが多かったんですが、Watch Color2ではしっかりと別の道として計測をしています。
またGPSの測位もクイッキーで前作よりも早く感じます。また、店舗に入った際にGPSをロストした時の反応も早いです。
総じて、前作以上にGPSの精度と反応は良いという結果になりました。
Bluetooth通話機能
Xiaomi Watch Color2はBluetoothレシーバーとして電話に出る事が出来ます。
スピーカーとマイクを搭載しているので、スマートフォンで取らなくてもそのまま通話する事が出来ます。
また、Bluetoothイヤホンの接続も可能で、そちらで音を聞く事も可能なはずなんですが、後述するバグなのかこれは試せませんでした。※追記 Bluetoothイヤホンでの通話ができると思っていましたがこれは誤りでした。通話機能は本体スピーカーのみですね。申し訳無い。
時計側で着信履歴から電話を折り返す事も可能ですが、時計にアドレス帳やダイヤルパッドは付いていないのでスマートウォッチ単体での発信は不可のようです。
今までのスマートウォッチは時計から発信する事が出来るのをウリにしてたのが多かったので、今回のような仕様は結構珍しく分かりづらいかも。
SOS発信が可能
Xiaomi Wearアプリから予め緊急連絡先を設定しておくと、時計側の下ボタンを3回連続でプッシュすると電話をかけることが出来ます。
スマートフォン本体が必要ではありますが、何かしらの災害などで直接スマートフォンからかけることが出来ない状態といった緊急時のため
設定しておいても良いかもしれませんね。
一方、転倒を検知してのSOS発信機能は付いておらず、簡易的な実装ではありますね。
今のところ(日本では)まったく意味の無い追加アプリ
Xiaomi Watch Color2の最大の特徴といえば独自の追加アプリをインストール出来るところです。追加アプリはXiaomi Wear上からインストールすることが出来ます。印象としてはHuawei Watch GTシリーズにもある追加アプリと非常に良く似ています。
電卓などのアプリはおそらく同じベンダーが提供しているっぽいですね。非常に簡易的なものでおそらく手の混んだことは出来ないと思います。
で、現時点は中国語しかないので当たり前ですが、基本的に日本では恩恵の得られないアプリばかりですね。
Net Ease Cloud Music 海外で言うところのSpotify的な?
中国版Spotifyとも言えるNetEase Cloud Musicは、Xiaomiと提携してるからかアプリとしてプリインストールされていました。
また、中国版GoogleMapのBaiduMapアプリのルート音声アプリ。目玉アプリとしてはこの2つですかね。中国国内であれば音楽、地図、決済、交通カードとスキの無い構成になっており情報インフラの発達した中国国内においては最強とも言えるスマートウォッチなんじゃないでしょうかね。
実際にアプリを使った感想と行きたいところなんですが、言語が中国語なのと、馴染みの無いサービスで本体側にも同様のアプリが必要だったりと、日本で
の実用性はゼロですね。その他現時点で配信されているアプリは合計9個と非常に少ないです。レシピアプリや中国の古い詩を見れるような用途不明なアプリなどなど。
グローバル版に来た場合も、何かしら目玉アプリを用意しないと、追加アプリ機能自体がパットしない感じになってしまいそうです。
そもそも論を言ってしまうと、スマートウォッチ向けのアプリ開発ってメーカーがアプリベンダーに対してインセンティブや開発支援を行わないと
流行らないと思うんですよね。スマートウォッチ向けのアプリエコシステムをユーザーやサードベンダーに丸投げするのではなく、Xiaomi自身が積極的に
開拓をしていかないといけないと思います。
まとめ:現時点でアプリ数も少なく用途不明なアプリがほとんど。グローバル版ではアプリベンダーが育つかが重要かも。現時点では追加アプリの価値は薄め
バッテリー持ちについて
バッテリー持ちについては、前作のMi Watchが公証値16日だったのに対して、Xiaomi Watch Color2では公証値12日にダウンしています。
描画レートが上がった事と、SpO2の自動測定の追加などが要因だと思われます。では実際に1週間使ってみた結果バッテリーがどうだったのか?というのをご紹介したいと思います。
まず、前提条件としてXiaomi Watch Color2は、健康モニタリングを機能ごとにON/OFFや頻度を変更出来ます。
例えば心拍モニタは常時ONにし、睡眠モニタは使用しないのでOFFといった設定を自分で細かく決められるわけです。測定間隔も変えられるので、一般的にどれが基準というものが無く、使う人によって差があります。
というわけで今回の測定では、いくつかの使用パターンを用意し、100%の満充電から1日でどれだけ消費するか?という形で検証を行いました。
※バッテリーの消費表示は一定では無いので今回の結果のまま等分で消費するという事では決して無いことはご理解ください。
条件1 使用条件キツめ
まずは健康モニタリング機能をフルでONにした状態。心拍数は最大で1分間隔も可能ですが、10分にしました。
途中、別の検証のためワークアウトでウォーキングを15分GPSを使用しています。追加になったSpO2の自動測定は30分に1回で計測。
割と、現実的なラインでそこそこ使ったこの条件で、14時間で21%消費をしました。やはり1~2割消費電力は高くなっている印象ですね。
- 心拍モニタリング:10分
- 睡眠モニタリング:ON
- SpO2:ON 常時測定/30分に1回
- ストレスモニタリング:ON
- ワークアウト15分
- 期間7時~21時
結果:79%残 (14Hで21%消費)
条件2 使用条件緩め
次は心拍数以外の健康モニタリングを全てOFFにした状態。たぶん私が実際に使う用途としてはこれが近いです。
途中検証で通話機能を5分ほどあれこれいじりました。通話はめちゃくちゃ消費が大きかったです。
14時間で14%消費でした。途中の通話が2~3%は余計だった感覚です。
- 心拍モニタリング:10分
- 睡眠モニタリング:OFF
- SpO2:OFF
- ストレスモニタリング:ON
- 通話検証5分
- 期間7時~21時
結果:86%残 (14Hで14%消費)
条件3 睡眠計測
最後はもっとも消費が大きそうな睡眠モニタリングを使ってみた結果です。睡眠管理をONにし、SpO2測定を10分感覚に。
これまでの条件と違い、睡眠モニタのみの計測ですが、思ったよりも消費が少ないです。その他メーカーのスマートウォッチだと睡眠モニターが一番消費が多い事がほとんどだったのでこれは以外な結果に。
- 心拍モニタリング:10分
- 睡眠モニタリング:ON
- SpO2:ON 常時測定/10分に1回
- ストレスモニタリング:ON
- 期間 0時~7時
結果:96%残(7Hで4%消費)
バッテリーまとめ
というわけで、体感的に前作のMi Watchより1~2割全体的に消費が増えているように感じる結果となりました。自分の使用法だと大体10日いかないくらいかな~。健康モニタリングの条件をここまで細かく帰らえるのは初めてかもしれません。
特にSpO2に関しては睡眠時のみを選択出来るのが大きいですね!バッテリー消費の大きいSpO2測定ですが、需要としては睡眠時だけ測定してくれれば良いというのがほとんどだと思うので、コレが選択出来るのは凄く細かいですがユーザーフレンドリーな点だと評価します。
不満点 アプデ待ちのバグ
不満点というか、調整がしきれいない事で発生するバグなどを確認しました。おそらく今後のアップデートで直るであろうものですがXiaomiはロンチ優先でバグFIXはその後のアップデートで潰すというのが通例みたいになっていますね。
DNDをアプリから設定すると微妙にウザいバグ??
就寝時に通知を制限するDND機能ですが、微妙にアプリ側がバグっています。DNDに入るスケジュールを設定する際に、時計本体ではなく、アプリ側で設定をするとDNDが明けた際に、なぜか時計がバイブをして知らせてきます。
どう見てもDNDの設定項目だが、ついでに目覚ましアラームも設定されてしまう。
どういう事かと言うと、アプリでDNDを設定するとなぜか目覚ましアラートも同時に鳴ってしまうんですよね。
朝の7時になったら単純にDND機能をOFFにしてほしいだけなのに、お節介にも目覚ましのアラームまで鳴らしてきます。
DND設定と目覚ましの設定がごっちゃになってると思います。
これを回避するには、アプリでDNDを設定するのでは無く、時計本体からDNDのスケジュールを設定すればこの現象は起きませんでした。
中国フォーラムでもこの仕様の回避方法がわからず困っている人が多くいるみたいですね。これはアップデートで直してほしいところです。
Bluetoothイヤホンがつながらないバグ?
Xiaomi Watch Color2はBluetoothイヤホンの接続に対応しており、通話時にイヤホンから音を出せるはずなんですが
なぜか上手く行きません。しっかり時計側でイヤホンと接続しているのにも関わらず、着信を受けた際に音がスピーカーから出てしまいます。
スピーカーを切り替えられないかを探して見ましたが見当たらず、コミュニティーでもこの件が質問として上がっていたのでバグなのでは?と思います。
まとめ 相変わらずのコスパ最強おばけ 今回はグローバル版が早いかも?!
最後に良い点と悪い点をざっくりまとめると以下のようになりました。
良い点
- 安定の完成度
- デザインが個人的に前作より良い
- 内部UIやウォッチフェイスのビジュアル強化
- 基本性能と価格のバランスが素晴らしい
- 通話機能やアプリ追加など詰め込めるもの全部のせ
悪い点
- 現時点ではアプリが寂しい
- バッテリー消費が気持ち増えた
- 価格も若干増加傾向
まず、何と言っても爆発的に売れた前作Mi Watchの後継機という事で安定の完成度な事。中国版というハンディがあるレビューながらも基本的なスペックが良いためかなり満足度が高い事。中国版で英語UIがまだ未実装だったのがビックリですが、今後早い段階で対応されると予想されます。
デザインは好みが分かれるようになりましたが、男性目線では素直にカッコいいですし、内部UIやウォッチフェイスなどの強化がしっかりされています。
スピーカーや通話機能といった明確なパワーアップを果たした上での価格バランスはさすがXiaomiといったところでしょうか。
通話やアプリなどトレンドをとにかく全部のせしたスマートウォッチです。
一方ネガティブな要素としては、注目のサードアプリが現時点ではかなり寂しかった事。グローバルや日本国内でも目玉となるアプリをXiaomiが用意出来るかが大事なポイントです。また、基本的にバッテリー持ちは良く、調整は出来ますが、前作と比べてバッテリー持ちが若干落ちたことと
昨今の製造業のコスト増もあって約5,000円という価格増加が発生してしまった事でしょうか。
ハンディのある中国版でここまでの完成度を誇るので、グローバル版・日本版も前作を超えるようなコスパおばけスマートウォッチになるのは必須だと思います。
言語を整え、AIをAlexaに差し替えればそのままグローバル展開出来てしまうと思うんで、今回は割と早くグローバル版が展開されるのではないかな?と予想しています!