HUAWEI WATCH GT3がいきなり発表されました。以前より噂はありましたが、こんなサッと発表されるとは思っていなかったのでビックリしました。
すでにドイツの公式サイトにページも作成されて、Amazon.deでも予約が可能です。日本配達してないのが悔やまれる!!!
HarmonyOSベースに
まず、以外だったのがHarmonyOSをベースにしているという事。HarmonyOS搭載といえば、先んじて無印Watch3シリーズが搭載し
基本的なスペックの高さはピカイチながら、従来のGTシリーズと比較しバッテリー性能が大幅に落ちた事が残念なポイントでした。
今後もLiteOSの省電力路線はGTシリーズで継続していく。というふうに予測していたんですが、今回なんとGTシリーズもHarmonyOSベースという事になりました。
バッテリー持ち14日はどう実現するのか?
HarmonyOS化する事でやはりいちばん気になるのはバッテリー持ちについて。
HUAWEI WATCH 3シリーズは、PRO版で約5日、無印で約3日のバッテリー持ちになっています。
今回のGT3は、14日のバッテリー持ちを謳っているのですが、正直HUAWEI WATCH3シリーズのユーザーからすると本当にHarmonyOSを搭載して14日というバッテリー持ちを実現出来るのかが疑問です。
描画レートとアニメーション効果を無効化?
HUAWEI WATCH3の特徴は現時点で最高レベルとも言えるヌルサクっぷりですが、このヌルサクっぷりははっきり言って過剰とも言えます。
描画レートを24~30FPSに下げ、遷移アニメーションなども無効にすれば劇的にバッテリー持ちは向上するのではないか?とも思います。
ただし、公式サイトには「高リフレッシュレート」を歌う文言もあります…。バッテリー消費のボトルネックはここでは無いという事でしょうか?
通信周り(eSIM)のプロセスが存在しない?
HUAWEI WATCH3を深く触って行くと、ほとんどWearOS搭載のスマートウォッチと大差が無いことがわかります。普通にAndroidのバックグラウンドプロセスが動いています。バッテリー消費が一番大きいであろう、通信周り。eSIMに対応するWATCH3はそのプロセスが動いています。
では今回のGT3シリーズでそういった通信周りのプロセスが無効になっているとすれば、これもバッテリー持ち向上に繋がるのでは?と推測します。
LiteOSベースで頑張ってる説
HarmonyOSというワードはかなり曖昧で、UIに当たるレイヤー?を選択できる設計になっています。パソコンでいうとBIOSみたいなのがHarmonyOSといえば分かりやすいでしょうか。
というわけでHormonyOSがベースにあり、その上でLiteOSのUIレイヤーを動かす。というような事も可能です。それを実現しているのがWATCH3に搭載されている超省電力モードです。
で、以下の動画をじっくり見てみましょう。
結構操作感にもたつきが出ていると思います。ワンテンポ遅かったり、タッチの判定が曖昧だったりと…。
UIひとつひとつのアニメーションはスムーズですが、HUAWEI WATCH3のHarmonyOSと比べると大分動作に余裕が無い印象を持ちました。
一部のグリッドランチャーなどの動作のみなんとか頑張ってLiteOSフレームワークで再現しているという説が濃厚かもしれません。
WATCH3と違い、届きやすい価格に。GT3シリーズは売れそう
すでにAmazonドイツでは予約が始まっています。価格はざっと以下の通り。価格は上がっているように感じますが、実際はユーロ圏の付加価値税が乗っているので実際はこの金額より5,000~7,000円ぐらい安くなるはずです。そう考えると、最上位のメタルバンドが4万頭で買えそうです。
42mm ブラック | 229ユーロ(30,366円) |
42mm ゴールド レザー | 249ユーロ(33,018円) |
46mm ブラック | 249ユーロ(33,018円) |
46mm ステンレザー | 269ユーロ(35,670円) |
46mm メタルベルト | 329ユーロ(43,627円) |
気になるのは、日本での価格がおま国価格になるかどうか。HUAWEI WATCH3はガッツリおま国してくれましたかね…。ただ最近だとAmazonでの価格も落ち着いてきていますけど。