今回は低価格ながら、高品質なゲーミングデバイスを扱うBIGBIGWONより
新作ワイヤードコントローラーを提供していただきましたので、レビューしたいと思います。
まずはコレを見てくれ。
その名もBIGBIGWON RAINBOW
いまだかつでここまで煌めくコントローラーがあっただろうか?
ゲーミングといえばライティング。そのライティングを徹底的に拘ったのがこのBIGBIGWON RAINBOWというわけだ!!!!
はい。ちょっとネタ気味に書いてしまいましたが、BIGBIGWONのクオリティは本物で、低価格ながら
- 専用スマートフォンアプリによるライティング制御
- アプリ側でのスティックやトリガーの調整
- ジャイロ対応
- 背面カスタマイズファンクションボタン
などなど、高級機にも劣らない充実した機能とカスタマイズ性を持っています。
ちなみに、前回はSwitchプロコン型のコントローラーもご紹介したんですが、正直、サード製プロコンの中では価格とクオリティのバランスが飛び抜けており
とりあえずSwitch向けプロコンが安く欲しいならコレ買っとけ!ってぐらいオススメ出来るメーカーです。
本体デザインチェック
デザインやディティールを見ていきましょう。何と言ってもLEDライティングを最大限活かすスケルトンボディ。本体内部には、ぐるっと一周する形で
LEDバーが搭載しています。
本機は見てわかる通りXBOXタイプのコントローラーになっており、対応機種はPCと、Switchです。PS4/5は別途アダプタが必要なので注意が必要ですね。
握った感じは、箱コンのサイズ感ですね。本体にグリップラインなどはついておらずツルンとした感じです。私の手の平では特に滑るとか抜けるというような事は起きなそうですが、手汗を書くと滑りそうなボディではあります。
前面ボタンは浅めでクリック感が強めの印象、トリガーボタンは、柔らかく深めです。
本体下にはイヤホンジャックが付いています。WIN/Switchではイヤホンを指し使う事が出来るのが嬉しいポイントです。
ボタンやスティックに遊びなどは少なく、サードパーティー性に感じるチープさなどもありません。
背面ファンクション ホイールボタン搭載
背面は面白い機能が付いています。背面ボタンの代わりに「背面ホイール」がついています。これは私初めて見たタイプです…。
ホイールといっても、クルクル回るわけでなく"上下に引く"という操作になっています。これはかなりユニークな仕様です。実際の使い心地は後ほど…
背面にはファンクションボタンがついており、諸々の機能はこのファンクションボタンを押しながら設定をします。
これでもかと光るLEDライティング
先に出オチしてしまいましたが、本機はRAINBOWの名称の通りこれでもかというぐらいに光ります。
LEDライティングに関しては、とりあえず光るなんちゃってゲーミング仕様では無く専用アプリから細かく設定が出来る本格仕様です。
まず、LEDが単色で無く、チャンネルに対応しているため写真のようなグラデーションカラーも自由に設定出来ます。
操作に応じて動的に色を変える事も。
LEDライティング設定
専用アプリの設定画面です。設定はすぐに同期されます。かなり高機能なライティングカスタマイズだと思います。
BIGBIGWON APPでカスタマイズ
BIGBIGWON APPに接続する事で本機をカスタマイズする事が出来ます。
スティックのデッドゾーン設定や、トリガーの調整、加速度センサーの調整、前述したLEDライティングやFWのアップデートなど
この価格帯でそこまで対応するか?!と驚くほどに充実しています。
スティックのデッドゾーン
まったくいじらない状態でのスティックのデッドゾーンはけっこう広めです。これを設定で下げる事で繊細な操作も可能になります。
トリガーの遊び
トリガーボタンはかなり深めなんですが、こちらの項目から反応する範囲を設定可能です。
ジャイロの感度
自分はジャイロでのプレイはしないので細かくは設定していませんが、Switch対応をしているのでこの設定を詰めればスプラトゥーンなどで人外みたいなキャラコンが可能でしょうかw
FWのアップデート
本来は無いほうが良いとは思いますが、FWのアップグレードもアプリから行えます。前作のEliteプロコンもFWのアプデで不具合の解消があったので
今後もしかしたら使う場面があるかもしれませんね。
その他の便利な機能
TURBO機能
上記でそれぞれのボタンを連射を設定できます。解除する時は同じ操作をすれば解除できます。
丁度、ボーダーランズ(PC)版をプレイをしていて、オート武器が少ない本作では単発銃の連射がめちゃくちゃ便利で、フル活用しています。
上記を設定すると、連射の速度を三段階から設定も可能です。
背面ボタン設定
背面のホイールスクロールにそれぞれボタンを割り当てられます。
マクロ機能設定
本体のLEDが青のブリージングになったらレコードの記録。一連の動作を入力後、追加したい背面ボタンをもう一度プッシュで設定可能なようです。
音量調節
これはWindows環境のみですが、FNボタンと矢印上下でWindowsのサウンド音量を上げ下げできます。地味に便利。
PS4は追加のアダプターR90が必要
一点注意点としてはWindows10とSwitchに対応しており、PS4/5にはデフォルトでは対応していないことです。追加のアダプターを噛ます事で、PS4/5の環境でもRAINBOWコントローラーを使用する事が出来ます。
R90自体はRAINBOW専用という事でなく、下記の対応表のように様々なコンソール/コントローラーをつなげる事が出来ます。
1週間使ってみての正直な感想
機能だけの紹介では意味が無いので実際に1週間使ってみて感じた良い点と悪い点もざっとまとめます。
良い点:低価格ながら高性能
約5000円という低価格ながら、高価格帯のパッドの機能性を持っているのはBIGBIGWONの良い点でしょう。スティック感度・トリガー感度・ボタン割当・ライティングと、充実したソフトウェアです。
悪い点:設定がやや複雑
悪い点としては、高性能ではあるんですが、マクロの設定などがやや複雑な所。ただでさえ賑やかに光ってるんで、設定のフィードバックを知らせるLEDの点滅がエフェクトなのか、設定完了なのかが良くわからないところです。
覚えればなんてことは無いですが、最初のうちはマニュアルとにらめっこしながらの設定になると思います。
BIGBIGWON公式サイトでは動画でわかりやすくチュートリアルしてくれています。
悪い点:背面ホイールが特殊すぎる?
本機の特徴な背面ホイール。そう「背面ホイール」です。自分はこの入力方法は初め見ました。
ユニークな反面、普通にボタンで良かったんじゃ…とも思うわけです。慣れたら唯一無二な操作性を得られますが、慣れるのに時間はかかりそうです。
まとめ
5000円という価格からは信じられないぐらいに充実したカスタマイズ性。ライティングに関してはここまで設定できるのか?!とびっくりします。
そして、決してなんちゃってゲーミング仕様ではないガチガチのゲーミングパッド。背面の追加ボタンがユニークすぎるのがちょっと気になりますが、思った以上に操作性は悪くないです。
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