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ガジェットレビュー

Xiaomi Smart Band 8 レビュー 日本版鉄板スマートバンド ZeppLifeと連携不可 変化が大きめ注意

今回はやっと日本でも発売されたXiaomi Smart Band 8をレビューします。

Xiaomi Smart Band 8 日本版 レビュー

すでに中国版を先行してレビューしていましたが、そのレビューから5か月近く経ってグロ版、日本版が発表されました。

過去のXiaomi Smart Band シリーズから見ても大分時間を要しましたね。ファンとしては本当に出るのか?と不安になっていたでしょう。

今回もお手軽な5900円という価格設定で、相変わらずコレ買っときゃ間違いない的なスマートバンドではあるんですがXiaomi Smart Band8シリーズより、実はかなり大きな変更が行われています。見た目の変化もですが中身の変化がとても大きく、これまでのmi Bandシリーズをイメージしているユーザーにはちょっと注意が必要です。

今回はそういった変更点なども改めてご紹介していまきます。

Xiaomi Smart Band 8 (日本版)

Xiaomi Smart Band 8 (日本版)amazonにて

公式サイトはこちらから

Xiaomi Smart Band 8 レビュー 鉄板スマートバンドの日本版やっと来たZeppLifeと連携不可なの注意

製造元がHuamiから70maiへ 中身が過去シリーズとまったく別物!

中身が過去シリーズとまったく別物

まず、一番最初に伝えないといけないのは、今回のXiaomi Smart Band 8シリーズより、製造元が変わっている点です。

コアなファンには有名なお話ですが、これまでのMi Bandシリーズは一貫してamazfitで有名なHuamiが製造を担当していました。その後、大ヒットしたMiWatchシリーズに関しては70maiが製造を担当し、同じXiaomiのウェアラブルながらそれぞれ異なる設計で展開をしてきました。

これに変化が見えたのが前作のBand7シリーズで、これまでバンドに関してはHuamiが製造を担当していましたが、Band7 Proを70maiが、Band7 無印版をhuamiが担当するという変則的な構成でした。

この頃から、HuamiがいよいよXiaomiのウェアラブルから外れるのでは?という噂が上がっていましたが今回の8シリーズから、Pro版、無印版ともに70maiが製造を担当しています。

参考Xiaomi Smart Band 8 Pro レビュー 1万円で全部入りスマートバンド再び 日本版が最安で出ました!

今回はXiaomi Smart Band 8 Proを入手したのでレビューします。Xiaomiの大人気ウェアラブルシリーズで、上位グレードのProモデルになります。 先に発売されたSmart Band ...

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Xiaomi Smart Band 8 Pro版のレビューはコチラから

これによって、これまでのMiBandシリーズとはまったく中身が異なる新しいスマートバンドになっています。これには一長一短がもちろん存在し、これまでHuami製造のスマートバンドで出来た事が出来なかくなったり、そもそもの設計思想がガラッと変更されています。

Zepplife連携不可

一番のポイントはこれまでXiaomiスマートバンドはHuamiのZeppLife(旧Mifit)アプリでも連携する事ができましたが、Band8ではXiaomi公式のアプリでしか連携が出来ません。

つまり、ここが一番の注意点で、ZeppLifeアプリで連携することでBandながらにLineの返信が可能だったり、Googlefitなどと連携可能だったんですがこれらが使えなくなっています。

他にも細かい変更点はあるんですが、この変更点がとにかく一番大きくこれまでのMiBandシリーズをイメージしていると大分使い勝手に差があります。

今回のXiaomi Smart Band8シリーズが気になってたいたユーザーはここを真っ先に知っておくべきでしょう。

サイズ感はそのままによりモダンなデザインへ

Xiaomi Smart Band 8 本体チェック

実際に本体の方を見ていきましょう。世の中のスマートバンドは、ここ最近画面の大型化がトレンドでこぞってサイズアップを行いました。

そんな中でXiaomiのスマートバンドはコンパクトなサイズ感を捨てずに実直なまでに守り続けました。

Pro版と並べて

大型化はPro版に任せて、無印版はこのサイズ感こそがアイデンティティと言わんばかりです。

サイズ感はこれまでのシリーズを引き継いでいます。

今回のXiaomi Smart Band8も製造元が70maiに変わった事で、構造などに大きな変更があったものの、サイズ感はこれまでのシリーズを引き継いでいます。やはりこのサイズが人気の理由とも言えます。

サイドケース

その代わりに見た目のアップデートはかなり大きく、これまでどシンプルなシリコン感丸出しの見た目から、本体はポリッシュされ、ベルトも独自形状のものに変更になりほぼ見た目は一新されたと言えます。

よりモダンで品のあるデザインになった事で、これまでのスポーツバンドとしての使いかた以外にも、様々なファッションに溶け込むようになりました。ベルトは、今回形状が一新され簡単に取り外す事ができるようになりました。

また、ベルト自体も様々なバリエーションがありレザーストラップやブレスレット、更にはペンダントにしたり、靴に取り付けるアタッチメントなど、よりバリエーションに富んだベルトも使えます。

※参考 Xiaomi Smart Band 8 公式サイト

サイズ48 mm × 22.5 mm × 10.99 mm
重量27g 同梱ストラップ付き
ディスプレイ

1.62インチ 有機EL(AMOLED)

解像度:192 × 490px

輝度:最大 600 nit 自動調光対応

バッテリー190 mAh

Xiaomi Smart Band 8はヌルヌル感が過去一

60Hzのぬるぬる動作

ディスプレイは1.62インチの有機ELで、このサイズ感ながら60hzの動作に対応しています。ヌルヌル感に関しては前作よりもかなり上がっており、ところどころモッサリしていたのも解消されています。

スマートバンドとしての動作感は、現状どのメーカーのものよりも優れていると言っていいでしょう。

ピーク輝度は600nit

ディスプレイ自体もかなり高精細なものが使われています。ピーク輝度は600nitとバンドとしては高めで、屋外での表示も比較的見やすくなりました。

また、地味にスマートバンドで自動調光にも対応したのが大きいです。

ウォッチフェイスは200種類

ウォッチフェイスは200種類

ウォッチフェイスは200種類から選べます。ウォッチフェイスの数である程度メーカーの本気度が測れますが、200種類以上は本気度が高いですね。

過去作から引き続きのものも多いですが、レザーストラップや、ペンダントストラップにも合うような上品なデザインも多いです。

ゲームが出来るフェイス

謎にゲームが出来るフェイスもあります。このサイズ感で実現するのは面白いです。

AODにももちろん対応

AODにももちろん対応しています。

UI周り

UI周り

UI周りはベースは前作7シリーズを踏襲しながらも、70maiらしくシンプルなUIです。UIは左右で貫通しており、ループするようになっています。操作性が限られているスマートバンドのなかでは最適解といえるUIではないでしょうか?

LINEなどのメッセージアプリの返信に対応していない

上スワイプで通知バーが表示されます。小さいエリアながらしっかりと文字を読む事ができます。LINEなどのメッセージアプリの返信に対応していないのが残念なポイントです。

ウィジェット並び替え

左右のウィジェットや、メニューの並びはアプリから細かく設定する事が出来ます。

バイブはちょっと弱め?

バイブはちょっと弱め?

バイブレーションの強度に関しては弱くもなく、強すぎでもなく。本体が小さいのでビービーっというような振動になります。一応振動の強さを弱と強から選べますが大きく差はありません。

バイブレーションは、イベントやアラーム、通話などカテゴリー毎にバイブレーションパターンを変更する事が出来ます。自分で画面をタップして特殊なバイブレーションパターンを作成します。

カレンダー同期はiOSとXiaomi機のみ

カレンダー同期はiOS版とおそらくXiaomi機でのみ出来ます。画面はiOS版の画面でイベント同期が追加されています。これなんでandroidは出来ないのかが謎です。

急速充電に対応

急速充電に対応

今回急速充電に対応したのも大きなトピックでしょう。ここ最近のウェラブルのトレンドは急速充電で、使用者のライフサイクルの邪魔にならず充電を完了出来る事が重要です。

Xiaomi Smart Band8ではおおよそ60分で満充電になります。基本的にはロングバッテリーな部類なのでほぼ、充電に関してストレスは感じないでしょう。

バッテリー消費は高め

バッテリー消費は高め

バッテリーは通常使用16日、AODでは6日としています。16日と聞くと大分ロングバッテリーに聞こえますが、実際の処はもう少しシビアです。

16日の条件としては、心拍数を30分感覚にし、それ以外の健康モニタリングは基本的にOFFにするのが条件となっています。

SpO2の常時測定は省いたとして、睡眠やストレスは使う人も多いでしょう。

そういった本当の意味での通常利用で言うと、一日あたり10〜13%は消費をします。公称値とはかなり遠い日数になるのがわかります。

この辺は使用者によるところなんで一概には言えませんがだいたい10日以下になるかな?と思います。

ワークアウト

ワークアウトは150種類

ワークアウトは150種類で、5ATMで水泳をサポートしています。

ランニングビーンモード

ランニングビーンモード

今回、スニーカーの紐などに直接取り付けられるランニングクリップというオプションバンドも発売します。アプリからランニングモードに切り替える事で、専用の機能を使う事が出来ます。

ストライド(歩幅)や、ケイデンス

ランニングモードでは、ストライド(歩幅)や、ケイデンスといった情報を取得する事が出来ます。

ランニングフォームを確認

また、衝撃や足のどの部分にストレスがかかっているかといったランニングフォームを確認する事が出来ます。

残念ながら今回クリップは入手出来なかったので、正しく見る事が出来ませんが、リアルタイムに反応してくれています。

ヘルスケア周り

ヘルスケア周り

ヘルスケアは心拍、睡眠、ストレス、SpO2と基本4点セットすべて自動測定に対応しています。前述したバッテリーの関係で、すべてONにすると中々な消費になるため使う、使わないを見定めて運用する事になります。

ボディバッテリー?新しい活力スコア

ボディバッテリー

今回ヘルスケアでは新たに活力スコアというものが使えます。これは自分の日々の状態をスコア化するもので、一部で何故か人気のボディバッテリーに変わるものです。

ただ、これまでのボディバッテリーは100%から減っていき、自分の身体の疲れを数値化していましたが活力スコアでは、日々の活動によってスコアを上げていくチャージタイプになっています。

解釈と表現の違いですが、これだとボディバッテリーというよりかは、amazfitのPAIスコアに近いものですね。

健康になるスマートバンドなんだから不健康な事を確認する必要はないというような事だと思います。

ボディバッテリー機能を待ち望んでいたユーザーには残念なお知らせです。

Zepplifeと同期不可

Zepplifeと同期不可

冒頭でも伝えましたが、今回のXiaomi Smart Band8から製造元が変わっているため、これまで利用可能だったZeppLifeとの連携が出来ません。

ZeppLifeとはamazfitが出していたスマートバンド専用のアプリで、以前はMifitととも呼ばれていたアプリです。

前作はZepplifeを使ってペアリングをすることでLIENの返信に対応するといった機能的な優位性がありました。

今回のXiaomi Smart Band8は製造元が70maiになっているためこのアプリでの連携ができなくなりました。

その他、ZepplifeではGooglefitとともデータ連携が出来ましたが、Xiaomi Wearアプリではまだ対応していないなど

スマートバンドとしての機能性について、実は退化してしまっている部分もあります。

注意ポイント

Zepplifeとの連携性で選んでいたユーザーも多いと思いますので今回のXiaomi Smart Band8は注意が必要です。

Xiaomi Smart Band 8 Proと比較して

Xiaomi Smart Band 8 Proと比較

今回、残念ながら上位モデルのBand 8 Proは発表が持ち越されました。こちらに関してはCN版からまだ時間が少ないので数ヶ月遅れてグローバル版、日本版の発売がされると思います。

前作Band7シリーズでは、無印版をHuamiが、Pro版を70maiがという体制だったので、双方で中身がまったく違うため、やや混乱しましたが

今回はどちらも70maiが担当することで上位グレードとの差が分かりやすくなりました。

Pro番はGPS対応

無印版とPro版との差をまとめると以下の通り

ポイント

  1. 画面サイズ
  2. GPSのサポート
  3. 音声アシストAIサポート

Pro版は画面がより大きく、ほぼスマートウォッチと言って良いサイズ感です。また、GPSのサポートと、音声アシストの有無も差としてあります。

分かりやすく差別化ができており価格もおそらく倍近く変わってくると思われます。こちらも早くグローバル版を出して欲しいですね。

サウナで利用は危なくね?

全然関係無いんですが、スマートバンドをレビューすると必ずサウナで使えるかどうかを聞かれるんで、個人的な意見を言うとリチウムイオン電池を高温なサウナに持っていくのはかなり危ないからやめた方が良いのでは?

と思います。実際、大体のスマートウォッチはそういった極度な高温多湿なエリアで使うことを想定していません。一応、サウナ用スマートバンドという商品もあるようですが

少なくともこのBand8はサウナ利用を想定していません。高い確率で壊れるでしょうし、最悪バッテリーが加熱して危険な事が起きることも考えられます。

スマートウォッチとサウナというワードで検索すると、Xiaomi Bandシリーズなどを上げているWebメディアが一番にヒットするんですが、こういった危険性が考慮された内容では無かったため、警鐘をならす意味で取り上げてみました。

Xiaomi Smart Band 8 まとめ

Xiaomi Smart Band 8 まとめ

今年も高いクオリティと圧倒的なコスパながら、やはり製造元の変更は大きく、ガワやUIなど極力近づけて作られていますが、細かい部分の差が若干混乱を招きそうです。

これまでMiBandシリーズを愛用し続けていた人達こそ、そういった細かい差が気になるかもしれませんね。ZeppLifeでの利用を考えていたユーザーが一番困るかも。

ただ、基本的な機能性の充実ぶりはあいかわらずコスパナンバーワンといえる出来で、また動作のヌルヌル感は過去一といえる進化をしています。

スマートバンドというカテゴリーにおいては極まった感すら感じます。

Xiaomi スマート バンド 8 (日本版)

Xiaomi Smart Band 8 (日本版)amazonにて

Summary
Review Date
Reviewed Item
スマートウォッチ
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Product Name
Xiaomi Smart Band 8
Price
JPY 5900
Product Availability
Available in Stock
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