今回はXiaomiの最高峰のスマートフォン Xiaomi 13 Ultraを入手したのでレビューしたいと思います。
Ultraの名称の通り、その時に選択出来る最高峰のものだけで構成された至極のシリーズです。圧倒的な完成度でコアなファンからも絶大の支持で、私もこれまでMi 11 Ultra、12S Ultraと同シリーズを使い続けています。
特にカメラ性能に関しては、Leicaとの教業によるブランドと実力を兼ね備え、すべてのスマートフォンと比較しても尖った部分を持ちます。カメラ以外も浪漫だけで構成されているかのごとく、化け物じみた見た目もあいまって世の中のガジェットファンをざわつかせています。
また、そんな化け物スペックでありながら価格は比較的安価な11万〜となっており、某銀河系では20万など超えている昨今においてスペックと価格のコスパが際立ちます。
ポイント
今回のXiaomi 13 Ultraでは、すでにグローバルROMが出回っており前作では発売されなかったグローバル版が確定しています。それもあってか、かなり注目度が高いです。
今回はそんな至極のスマートフォンXiaomi 13 Ultraをじっくりと使った感想をお伝えしたいと思います。
Xiaomi 13 Ultra スペックアウトライン
まずはXiaomi 13 Ultraのスペックを確認していきます。まさに今世代における最高峰のスペックを採用しています。
一番は、ドイツのLeicaとの協業で作られたカメラでしょう。Ultraの名に恥じないスペックです。
メインカメラは今世代最高の大型センサーIMX989を採用し、その他の3つのレンズも50MPのIMX858を採用し本気度を感じ取れます。メインカメラではf値1.9と4.0の可変絞りに対応します。これら全ては小型で高性能なLeicaズミクロンレンズを採用しています。
SoCはもちろんSnapDragon 8 Gen 2を採用しています。圧倒的な性能と、省電力性を兼ね備えた稀代のSoCで、今季のハイエンドで続々と採用されそのスペックの高さで圧倒的な支持をされています。
メモリとストレージはそれぞれ12GB/ 256GBでLPDDR5X、UFS4.0という最新で非常に高速な環境で動作をします。
その他、512GB/1TBの容量も選べます。
ディスプレイは6.73インチ 2K有機ELディスプレイを採用し、リフレッシュレートは120Hz、そしてスマホでは最高とも言えるピーク輝度 2600nitを誇ります。iPhone14 Proが2000nitのため、かなりインパクトのある数字です。
ハイエンドディスプレイといえばSAMSUNGのE6ディスプレイですが、最近中国では国内生産を採用する傾向があり、こちらもTCLとの共同開発で作られたC7ディスプレイを採用しています。
バッテリーは大容量の5,000mAhで、Xiaomi独自管理チップ Surge G1を搭載し、ハイエンド端末ながらロングバッテリーを実現、また、90Wの急速充電、50Wの無線充電に対応しそれらを安全に管理するSurge P1チップも搭載します。
また、地味にUSB3.2 Gen1に対応したのと、ハイエンドながらIP68の防水防塵にも対応しています。
スペックアウトラインだけでてんこ盛りでまさにXiaomiの最上位 Ultraの名に恥じないスペックです。グローバルも予告されているためコアなファンからの注目の的と言えるでしょう。
そして何よりも価格が11万円というXiaomiらしいコスパあふれる金額です。正直、他メーカーでこんなスペックを出したらば、15万どころか20万を超えてもおかしくないと思います。実際にどこかの銀河系は20万をオーバーしていますし。
ポイント
グローバル版も名言されているため、ROM焼き需要も高くここ最近のスマホの中でも注目度は高いです。
良い点
- Leica監修 全てが高次元のカメラ
- 最高峰の処理性能 スナドラ 8Gen2
- スペック比で価格が安い
- グローバル版が出る(大事)
悪い点
- 規格外の重さ
- ゲームでやや熱い
SoC | Snapdragon 8 gen2 |
メモリ/ストレージ | 12GB/256GB |
OS | MIUI 14(Android 13) |
ディスプレイ | 6.73インチ 2K WQHD+ |
カメラ | メイン IMX989 50MP 可変絞り(F値1.9~4.0) 超広角・望遠・ペリスコ それぞれIMX858 高額手ブレ補正 |
バッテリー | 5,000mAh 90W優先 50W独自ワイヤレス対応 |
その他 | IP68 防水防塵 ドルビーアトモス ステレオサウンド |
お値段:約11万円
Xiaomi 13 Ultraデザインチェック 圧倒的な高級感
Xiaomi 13 Ultraのデザインを見ていきましょう。
まさに最上位Ultraと言わんばかりに圧倒的なデザインと質感です。これぞ所有感といった感じで手に持った瞬間に満足感の波が押し寄せます。震えるような高級感でそれだけで買って良かったと思えるような絶対的な存在です。
まずは何と言ってもこの化け物じみたカメラユニット。前作12S Ultraのラウンドユニットを継承しています。4つのカメラが配されており、リング状のゴールドラインが至高のスマホである事を演出してくれますね。
Mi11 Ulraより続く、異常とも言える変態カメラユニットですが、今回も驚かされます。
カメラユニットのバンプも鬼のようにあるんですが、本体からカメユニットにかけて緩やかに盛り上がっており実際のサイズとしては半分近くカメラユニットに割かれているようにも見えます。
背面は第2世代 ナノスキンレザーを採用しています。汚れに強く尊厳あるデザインにとてもマッチしていますね。シボ感の高い表面はまさに高級カメラのようです。
前作12S Ultraでは背面がレザーのためやや質感が悪く、Ultra感が薄かったんですが、Xiaomi 13 Ultraでは圧倒的な質量をしておりむしろレザーで良かったと思えます。これでセラミックバックであったらおそらく持ちにくかったでしょう。レザーバックのお陰でグリップも良いです。
今回、サイドフレームの面積が増えて存在感があります。本体フレームは一体型となっているようでその分の質量が加わっている事でこのような圧倒的な質量になっているのだと思います。
これまでのシリーズと比べてサイドフレームの比率が多いように感じます。わりと角ばっているので余計にゴツく感じますね。
ディスプレイはディスプレイは6.73インチの2Kディスプレイです。ハイエンドのくせにアゴがながくねーか?!っていう厳しめの意見もありましたが‥。個人的にはそこまで気にするような部分かな?と疑問です。Ultraという称号だからこそ厳しく見られるという事でしょうか?
持った感じとしては227gとなっていますが‥。正直もっと重いように感じますね。サイドフレームのゴツさからそう感じるのか?ズッシリとしています。
また、カメラユニットのデカさも問題ですね。レンズだけでなくなだらかに繋がっているために余計に大きく感じますね。Ultraシリーズに軽さなんか求めてないんで個人的にはこれで良いですけどね。
付属のケースは‥正直ダサいです。安っぽいプラスチックで威厳ある本体には全く釣り合っていません。また保護性も皆無で落としたらアウトな雰囲気をバシバシ感じます。普通のクリアケースの方が嬉しかったですね。カメラユニットのでかい問題はワイヤレス充電にも影響があります。私はSpigenのワイヤレスチャージャーを使用していますが、縦に設置するとカメラユニットが邪魔でコイルに届きません。寝かせてずらすとやっと反応するんですが、多くの立てるタイプのチャージャーは干渉するんじゃないかな?って思います。デュアルコイルのものだと行けるかもしれませんね。
純正のケースも合わせて購入しました。今回、ケースにグリップを付けるものもありましたが、人気で入手が難しかったです。なので、ナノスキンレザーケースのみです。こちらのケースも質感があまり良くないですね‥。
カメラ周りのリングはメタル素材で高級感ありますが、ベースであるPCの質感がペラペラで最悪です。またサイドにはグリップも一応ついていますがグリップ感も悪いです。これだけ重たいスマホなんでしっかりと保護したいんですが、かなり扱いに気を使います。
ケースはネガティブですが、それ以外はUltraの名に恥じない質感をしています。まさに究極のスマホといった出で立ちです。
Antutu120万点 Over!SnapDragon 8 Gen 2 搭載
SoCは今季最強のSnapDragon 8 Gen 2 を採用しています。今年ハイエンドにこぞって採用される稀代のSoCです。ここ数年のスナドラハイエンドはとにかく発熱とバッテリー消費が激しかったんですが、そのどちらも解決しながらもスペックは飛び抜けているのが特徴で、この世代は当たりと言っても良いでしょう。
発熱に関しては新開発の循環型ペイパーチャンバーによる強力な冷却機構も持ち非常に優秀です。背面がレザーなためサイドフレームのほうがほんのり温かくなります。一体型フレームになったのはこういった恩恵もあったのでしょうか。
Antutuベンチマークではもちろん100万を超える120万点となっており最高峰のスペックをしているのがわかりますね。重い描写であろうと難なくこなします。
実際の操作感においてもストレスとは無縁の快適な動作をしてくれます。
ピーク輝度 2600nit 2K ディスプレイ
ディスプレイは6.73インチ WQHD+ 2Kで、LPTOによる最低1hzの駆動とハイリフレッシュレートと、ハイエンド端末らしいスペックをしています。驚きなのが、2600nitというピーク輝度でこのスペックは現時点でも最高峰といえるスペック値です。
これまでハイエンドといえばSamsungのEシリーズディスプレイが採用されていましたが、最近は中国国内のデベロッパーを選んでいるようですね。今回はTCLグループのC7ディスプレイを採用しています。
実際に外での視認性は一際良く感じますね。日光の下でもくっきりと見えるので、普段遣い以外にも写真撮影時にはっきりと見る事が出来ます。
スピーカー
スピーカーはドルビーアトモスに対応したステレオスピーカーを搭載しています。Xiaomiのハイエンドといえばハーマンカードンサウンドを採用し続けていましたが、13シリーズよりサウンドのブランディングは行われていません。この方針が音質にも差があるのでしょうか?
同じくハイエンドでスピーカー性能に定評のあるSamsung Galaxy S23 Ultraと比較しみると、Galaxyハイエンドは個人的に触ってきた中でもトップクラスに近い音質のため、解像度感と迫力がとても優れています。バスの音など低温はドンドンと圧を感じるぐらいにパワフルです。それでいて高音域と中音域ともにしっかりと聞こえます。べた褒めと言っても良いレベルでしょう。
一方Xiaomi 13 Ultraはというと、音の迫力はあるものの、籠もったように聞こえます。特に中音域の音の潰れ方が大きく、Galaxyとくらべてクリア差に差があります。
注意ポイント
スピーカーについて、公式でもサラッとしか触れておらずここはあまり力を入れていないように感じますね。その分をすべてカメラに注力していると考えるべきでしょう。
■5000mAhの大容量バッテリー
バッテリーは大容量5000mAhとなっています。SnapDragon 8 Gen 2 の性能もあいまってハイエンドながら納得のバッテリー持ちです。私の使い方では大体1. 5日〜2日ぐらいはもってくれそうですが、公称値は1. 34日としているようですね。
独自のバッテリー管理チップSurge G1/ SurgeP1
独自のバッテリー管理チップSurgeG1と充電を管理するSurgeP1を搭載しています。バッテリー周りのケアはXiaomiが特に力を入れているポイントです。SurgeG1では暑さや寒さといったバッテリーに影響の多い部分に関して自動で最適化を行い最善の環境で使用出来るように調整をしてくれます。また、バッテリーの充電による劣化もSurgeP1の方でよりインテリジェントに充電が出来るように調整をしています。
有線90W / 無線50W充電に対応
有線充電については90Wをサポートします。120Wや210Wなどの化け物じみたスピードの充電を提供していますが、控えめな90W。この変はスピードよりも品質を取ってると解釈しています。しっかりとチャージャーも付属します。
一方、無線充電に関しては50Wをサポートします。専用のチャージャーが必要ですが、高速な無線充電をサポートしています。
ゲーミング性能 原神 平均55FPS やや熱い
ゲーミング性能を見ていきましょう。Snapdragon 8+ 以降は、発熱も優秀で全体的にゲーミング性能が引き上げられています。一つの指標だった 原神 最高設定 55fps〜という数値もこの世代はらくらくと達します。
実際にプレイにて試してみました。
平均フレームレートは50FPS台をキープします。カウンター上では60FPSに近い数字を維持し、快適な動作をしてくれます。
ただ、15分ほどプレイしているとだんだんとサイドフレームあたりが熱くなっていき、30分後には結構熱いなと感じるレベルになります。発熱が優秀な8+Gen2ではありますが、背面がレザーになっているのも影響してか、あまり放熱性能がよろしくありません。その分を補うために、サイドフレームが一体型となり、この部分で放熱を担っているように思えます。そのため、熱がそこに集中し熱くなります。
大型の独自ベイパーチャンバーを搭載しており、放熱性能は十分だとは思いますが、やはり背面のレザーが影響しているのでしょうか?
その熱に合わせてゲームプレイもややフィーリングが下がっていきます。最終的なフレームレートはカウンターで平均53fpsと出力されました。
Xiaomi 13 proでは55fpsはキープしていたので、ここはちょっと気になるポイントですね。とは言え、十分ハイエンドと言える動作をしていると思います。
カメラ性能
Xiaomi 13 Ultra最大の特徴は何と言ってもカメラでしょう。ド級でド変態なカメラユニットがそれを物語っています。ドイツの老舗 Leicaとの協業で作られた、スマートフォンカメラというカテゴリーを逸脱しまくったスペックこそアイデンティティといえるでしょう。
メインカメラは可変絞り対応 F値1.9~4.0を選択可能
メインカメラは今世代最高峰の1インチセンサー SONY IMX989を採用しています。
メインカメラでは機械的な可変絞りにも対応し、F値1.9と4.0から選択する事が出来ます。しっかりと機械式の羽が備わっておりF値を上げると穴が物理的に小さくなっているのがわかります。
メモ
F値については、ざっくりいうとF値が低いほうが絞りが少なく、F値が高いほうが絞りが大きくなります。例としては人間で、目を細めると遠くのものまで見る事が出来ます。理科の実験などで細い穴から見るとより見えるといった実験があったかと思いますが、それと同じ原理です。F値が低ければ背景のボケを強く出すことも可能です。
1インチセンサーという大型センサーにおいて可変絞りは表現の幅を広げてくれます。
すべてのカメラが本気
4つのカメラすべてがズミクロンレンズ採用でそれぞれ50MPを採用し、全てのレンズに本気です。メインカメラ以外はグレードが下がりがちですが、Xiaomi 13 Ultraでは超広角・望遠・ペリスコープ望遠それぞれがSONY IMX858を採用し、超広角・望遠はF値は1.8と非常に明るく、メイン・望遠それぞれ光学手ブレ補正にも対応しています。
メインカメラ以外も全て本気というのが今回のXiaomi 13 Ultraです。
日中の撮影
明るい日中においては、最高峰のカメラ環境ゆえに、ハイエンドらしい高いクオリティで撮影が出来ます。前作12S Ultraではやや暗く濃いめに撮影される特徴がありましたが13 Proからはかなりマイルドに調整され、13 Ultraもその路線を継承しています。
撮影は主にLeica ビブランドで行いましたが、過度に彩度が高い事もなく、程よく見栄えの良いレベルで調整されていますね。
可変絞りでボケをコントロール
前述したように、メインカメラは可変絞りを搭載しています。F値1.9と4.0から選択出来ます。作例では、正面ランタンにフォーカスをあわせて、それぞれのF値で撮影をしました。
F値1.9では背景が強くボケていますが、F値4.0では背景のディティールがしっかりと出ています。
1インチセンサーのIMX989はそのサイズゆえに美しくボケさせることが可能ですが、逆にいうとボケやすいとも言えます。このセンサーを採用したスマホ全般に言える共通点でしょう。今回可変絞りを搭載した事でこの弱点もコントロールできるようになりました。
ズーム性能はGalaxy S23 Ultraに及ばず?
ズームは最大120倍となっています。ズームに関しては今季最高峰のGalaxy S23 Ultraと比較します。Xiaomi 13 Ultraでは10倍以降のズーム性能に関してはやや物足りません。30倍にもなるとその差はかなり大きいと感じます。
ズームに関していえば、Galaxyのソフトウェア補正が超強力に働いているのに対して、Xiaomiではそこがかなり抑えめに調整されています。
Galaxyはプレビュー後の補正時にAI処理も含めて写真を補正しており、仕上がりに驚きますが、Xiaomiではプレビューそのままに近い印象です。ここの評価については割れそうですね…。
個人的には圧倒的にGalaxy S23 Ultraに軍配が上がると感じます。AIの補正の力であったとしても、結果的にキレイな方が良いと思います。今回、Xiaomi 13 UltraをGWの旅行に持ち出しましたが、観光時は5倍から10倍以降を良く使うんですよね。
その際、Xiaomiではこんなもんか…?と思っていましたが、Galaxyに持ち帰ると全然違うわ!となりました。
ポイント
AI補正と合成については賛否ありますよね。ここ最近だとGalaxyが月の合成写真について軽く話題になりました。
「真実を写すから写真なんだろう!」ってコメントを良く見たんですが…。
個人的にその評価ってスマホカメラにも当てはまりますか?スマホという手軽かつAIのサポートのついたデバイスだからこそ取れる写真というものもあると思うんです。強力なサポートがあればこそのスマホカメラだと個人的には思います。
夜景 全てのレンズが強い
夜景を見ていきましょう。今回のXiaomi 13 Ultraは夜景にとても強いです。
まずはメインカメラについてはさすがのクオリティです。白飛びの抑え、暗い部分のディテールの残り方など、まさにハイエンドと言えます。
かなり暗めの場面でもしっかり撮影出来ます。
また、今回は望遠と超広角もF値1.8ととても明るいレンズを採用しています。
これまでは超広角の夜景は期待できませんでしたが、Xiaomi 13 Ultraでは期待以上の撮影能力を持っています。これまでは撮影しにくかった超広角アングルでもしっかり夜景が撮れます。
ズーム10倍で撮影した場合も、過去のカメラであればノイズが乗りまくりだったでしょうが、しっかりと見栄えが確保されています。
動画についても期待値異常ですOISの性能も良く、暗い中でありながらノイズもしっかりと抑えられた高品質な撮影が可能です。
Xiaomi 13 Ultraの夜景性能はかなり本物です。全てのレンズでしっかりと夜景を収められるのが今回の進化ポイントでしょう。
今季最強のカメラスペック
今回のカメラについては今季最強にならぶスペックと言ってもいいでしょう。
望遠10倍以降に関してはおそらくGalaxyにそのポジションを譲りますが、それ意外のシーンでは他のハイエンド端末を凌駕する勢いです。
今回特に感じたのは、前作12S Ultraと比較してより扱いやすくなった事です。
オート撮影が優秀で端末のハード性能を十分に活かす事のできる簡単なUIが、使い心地と性能を結びつけています。
もちろんプロカメラモードにて、よりプロレベルに近づけるマニュアル撮影もあり、広いユーザーがこの圧倒的なスペックのカメラを楽しむ事ができるでしょう。
ポイント
使っていて楽しいカメラという評価はスマホカメラにおいては個人的に高い評価としています。
グローバル版が出る!
今回のXiaomi 13 Ultraがコアなファンから熱い注目を集めている理由は、グローバル版が控えているからでしょう。前作 12S Ultraでは圧倒的に変態的でギーク達のハートをがっちりとつかんだ1インチセンサーカメラを搭載しながらも、中国版限定という残念な結果に。
その後、そうそうにXiaomiのCEOが来年の13 Ultraはグローバル版を出す!という宣言を行なった事でファンは歓喜しました。
今年のハイエンド市場は各メーカーとも、目の越えたコアユーザーも納得するスペックのスマートフォンをリリースしました。そんな中でも我慢してこのXiaomi 13 Ultraに向けて我慢したユーザーも多いハズです。
ポイント
グローバル版については正式なアナウンス以前に公式のROMが出回っており、ブートローダーアンロックを済ませたユーザーは早々にCN版をグローバル版に転生させています。
私はこのレビューを撮るために、データを残す必要があったため現時点ではCN版です。すでにアンロックは済ませているので早くグローバル版にしたいです!
今年のグローバル版がどうなるか不明ですが、通年通りであればグローバル版はバンドを削られる事が予想されます。そうなった場合、CN版を安く買いROM焼きをする方法が人気になりそうですね。
Xiaomi 13 Ultra まとめ
Xiaomi 13 Ultraをまとめると、非常に満足感が高く待っただけのクオリティがあると感じました。コアユーザーが絶対に認めるであろうスペック、高いハード性能と使いやすさを結びつける圧倒的なカメラ、全てが一流にまとめられたまさにUltraという名前にふさわしいスマートフォンです。
正直、Xiaomi 13 Proも高い完成度で、これ以上盛り上がる部分があるのだろうか?と当初は思っていましたが、カメラはまだまだ上がありますね。
今回のレビュー時の写真作例はGW旅行で行いましたが、旅行がより楽しくなるカメラだなと感じましたね。ここ一番の思い出を残すときに持っていきたい。そんなスマホでした。