2021年。今年も半分になってしまいました。今年は色々と機会がありすでに上半期で13本ほどスマートウォッチをレビューしてきました。
6月以降の新機種の情報もぼちぼち聞こえて来ている頃合いですが、このタイミングで上半期のスマートウォッチを振り返ってみたいと思います。
Xiaomi/Huawei/Vivo/Oppo/realme/70mai など勢揃いです。
Realme Watch S
先日日本にも正式に参入をしたRealmeですが、今年頭にグローバル版をレビューしていました。その段階で、日本語通知に対応していたり、アプリが急に日本語ローカライズされるなど、日本進出のフラグ立ちまくってたんですがまさか、本当に来るとは思いませんでした。
日本ではまず、スマートウォッチやアクセサリー関連が展開されていて、今後スマートフォンの展開も期待されていますね。今回の日本参入の目玉的ポジションだったのがこのrealme Watch Sになります。
外観などパッと見はいいんですが、UIのチープさとウォッチフェイスのデザイン性の低さが個人的にはBADですね。ウォッチフェイスのデザインについては紹介レビューでもかなり酷評してしまいました。当初realme Watchはインド圏での展開がメインだったので、インド人的には好まれるデザインセンスなのかな?と思ったんですがその後コミュニティーを見ていたら、インド人からも不評のようですね。
デザインワーク以外は結構オーソドックスなスマートウォッチでSpO2の計測など流行り機能は一通り揃っています。
やっぱり時計として愛着が持てるかどうかも重要な要素だと思うので、realmeは機能云々もですが、デザインワークの見直しもしたほうがよいと思います。
ちなみにすでにrealme Watch 2なる新製品がアナウンスされていますが、見た感じウォッチフェイスが共通っぽいんですよねー。うーんちょっとこれは買わないかも。
んで、酷評続きになってしまいますが、当初グローバル版は通知が日本語に対応していたんですが日本正規版が発売されたタイミングで、このグローバル版の日本語フォントが潰されてしまいました。なので現状ひらがなが□□になってしまういわゆる豆腐文字化しています。
流石にこれはどうなんでしょうかrealmeさん。確かにグローバル版が日本語に対応している旨は公式にされていなかったものの、使えたモノをわざわざ潰してしまうのは正直残念な対応されたなーと思います。まぁグローバル版と日本版とでは3割ほど価格差が生まれているので、グロ版を買われても困るという事なのかもしれませんが。正直。今のクオリティを日本価格で購入するのは割高だと感じます。一発目から辛口になってしまいました。
オマ国対応はブランドに対して不信感がでちゃうよ…
OnePlus Watch
お次は上半期一番の肩透かしだったOnePlus Watchです。先に断って置くと、今現在もOnePlusがコミュニティーの声を聞きながら必死にアプデをしている最中でこのアップデートがうまくいくと、一気に神スマートウォッチに化ける可能性もあります。今後にも注目したいですね。
んで、なぜこんなに肩透しになってしまったかと言うと、初期ロンチでのバグの多さと、未実装機能が多かったという点。それに加えてOnePlusというブランドの期待値の高さもあり急降下する評価になってしまいました。
私自身もしばらく使ってみましたが、その他メーカーのスマートウォッチと比較しても平凡か、それ以下という印象でした。また、ウォッチフェイスのデザインが本当に少なくて、この件もコミュニティでは強く言われています。
独自機能でユニークなのは、Line、Discord、Facebookメッセンジャー、WhatsUP、Telegramなどのメッセージアプリで定型文返信機能があるという事でしょう。便利な機能かと思いきや、定型文は4つ固定でしかも編集できません。英語でOKや運転中というような文字を返す事しかできないんです。
これも定型文が編集できれば使いみちがあるのになーという感じです。
また、最近のアップデートで中国版ではAIウォッチフェイスという、自分の服装の写真をアップしそこからAIが自動で文字盤を作るというユニークな機能も追加されたようですね。※個人的にはそういうの良いから普通のウォッチフェイスを追加してほしいところです。
コミュニティの声を聞くのはすごく良い姿勢です。一番すごいと思ったのは中国版に対して、グローバル版のROMを焼く方法を提供してくれた事。
グロ版の発売もかなり混乱していたので、待てずに中国版を買ってしまったユーザーもいるんですが、まさか連携アプリから中国仕様という事は知らなかった方も多くコミュニティでは何とかならないか?!っていう声が結構あったんですよね。
まさか本当に対応してくれるとは思いませんでした。私も今現在グロ版のROMを焼いて運用しています。
(ちなみにそこそこやり方が癖があります)
正直今現在はまったくおすすめできないスマートウォッチです。向こう数ヶ月のアップデート期間でどこまで化けるかを見届けてから購入をおすすめします。
OnePlusコミュニティーはかなり熱い!
Vivo Watch
完全にマニアック枠のVivoのVivoWatchです。ASUSとGarminからもVivoという名称のスマートウォッチが発売されているため、日本国内では検索もあまりヒットしません。完全に中国版しか存在せず、グローバル版すらありません。なのでもともと使いにくいのは覚悟の上での購入です。
なぜそこまでして購入したかと言うと、デザインがめちゃくちゃかっこ良かったからです。割とオーソドックスなクラシック系デザインではありますが
ステンとセラミックのコンビ素材でのケースデザインは質感高く、ウォッチフェイスのデザインもめちゃくちゃ凝ってるんですよね。
ほぼデザインだけで購入しています。
2万円程度で発売している、実はすごいやつなんです。中国国内限定ですが。
実際に日本で使った場合どうなのかというと、これらの独自機能が使えないのと、UIが英語固定なのを除けば
思った以上にしっかり使えるスマートウォッチです。通知に日本語が使えるのもポイントが高く、連携アプリは9割型日本語化されています。謎にローカライズされてるんですよ。
一方で非常に大きな注意点が、マップアプリが中国国内限定の地図を参照しているため、実質ルートや運動時のGPSトラックが死に機能になってしまっている点ですね。そこさえなければ、隠れコスパスマートウォッチとして紹介できたのに…
このVivoWatch以降、Vivoからウェアラブルは発売されていないんですよね。これだけ完成度高いんだったら本国でHuaweiとかとも張り合えるのになーっていう感じです。
個人的には気に入ってよく使ってます(運動しないからマップがいらない)
Oppo Band Style
Oppoからはフレームデザインが独特なOppo Band Styleも日本で正式に発売されました。
一般的にスマートバンドというと、スポーツラバーバンドって感じですが、ポリッシュされた細いステンフレームに本体を挟み込み、ベルトもフッ素ラバーコートされた上質なものを使用した大人な雰囲気のスマートバンドになっています。嬉しいことに、通常のスポーツバンドも付属しているという豪華さ。
ターゲットが女性なのかな?と思うデザインになっていますね。海外では結構前に発売されたものなので、ディスプレイが大型化した今期スマートバンドのトレンドからちょっと外れている印象を持ちます。
割とオーソドックスなスマートバンドですが、大きな特徴としては心拍数と、睡眠時のSpO2の毎秒測定が可能になっている事ですね。
常時測定というようなスマートウォッチはいくつかあるんですが、毎秒単位で計測をするのは、このOppoBandStyleのユニークな所だと思います。
グラフも非常に見やすく、サイクリストの方や、睡眠時無呼吸症候群の方などは、まさにこの機能がほしかった!って感じですかね。
一方で、この毎秒測定をONにして使用するとバッテリーの減りも鬼のように消費し、大凡2日半~3日程度しか使えません。
スマートバンドでこの速度なのでかなり消費が激しい事が分かりますね。毎秒に設定しなければ、10日以上は持つ一般的なスマートバンドになります。
バッテリー持ちを考慮し測定期間を絞っている事がおおいんですが、あえて、毎秒測定の選択肢を残す事で測定出来るデータへの付加価値が生まれていると思います。
毎秒測定可能な点はもっと知られてほしい!
Huawei Watch Fit/Band6
Huawei Watch FitとHuawei Band6は非常に似た製品なのでまとめてご紹介します。
まず、先行して発売されたWatch Fitですが、SpO2の自動測定やGPS内蔵という高機能ながら、スマートウォッチとしてはコンパクトかつおしゃれなデザイン製です。一方そのWatch Fitをもう一回りコンパクトにし、スマートバンドのレベルまでダウンサイジングしたのがHuawei Band6です。双方の違いはサイズとGPSの有無ですね。珍しい縦型でデザイン性が高いのもポイントが高いです。
・スマートバンドを大型化したHuawei Band6
という棲み分けになっています。
特に、Huawei Band6に関しては今期の覇権スマートバンドとも言える完成度で、これまで絶対王者だったXiaomi MiBand6よりも人気のあるスマートバンドです。Huawei Band6のサイズ感は本当に絶妙で、MiBand6も画面を大型化する進化を行いましたが、それでも画面のみやすさはHuawei Band6にはかないません。
"スマートバンド"というカテゴリから逸脱しないギリギリのラインで大型化を果たしたのは本当にグッドジョブです。
機能も満載で、心拍数、SpO2の自動測定に対応しています。ワークアウトも90種類以上で、バッテリー持ちも良いと完全にMiBand6をポジションを奪ってしまっていますね。
Band6の影に隠れてしまっていますが、個人的にはWatchFitの方が好みです。価格差は3,000とめっちゃ悩ましい設定がされています。
スマートウォッチが欲しいのであればFit、スマートバンドが欲しいならばBand6という選択になるかと思います。
今年はこれ買っとけ系の覇権スマートバンド!
Honor watch GS PRO
制裁の影響で独立してしまいましたが、HuaweiのサブブランドだったHONORのスマートウォッチです。
中身はほぼHuawei Watch GT2 PROと変わらなく、外装のデザインをアウトドアやミリタリーに寄せたプロダクトです。
Garminやプロトレックというような雰囲気を持ったデザインですね。
全体的にラバーやプラ素材になった事でチープになったのかと思いきや、かなり質感が高く質実剛健な質感でMIL-SPECにも準拠しています。
SpO2の自動測定には対応してませんが、その他機能はほぼWatch GT2Proと同じで搭載していないのは音声アシストぐらいでしょう。音楽の単体再生も可能で、まさにフラッグシップ仕様です。
ディスプレイも大きく、高精細なので画面も美しいです。そしてなんとバッテリーが790mAhも搭載していてロングバッテリーなのも特徴です。
公称14日のバッテリー持ちになっています。
死角の無い作りで、厳ついデザインが好きな方であれば絶対に満足するスマートウォッチです。
ごついの好きだったらガチでおすすめ!海外ECでしか買えないのがネック!
Amazfit T-REX PRO
厳つい系第二弾のAmazfit T-REX PROです。これに関してはメーカーからの提供品ですね。提供品だから忖度しているわけでなく、リアルにめっちゃ気に入っています。基本的にゴツくて厳ついものが大好きなんです。同じくごつい系のHonor watch GS PROがアウトドアよりであるのに対してAmazfit T-REX PROは完全にG-SHOCKライクと言えます。
ちなみに気に入ってる理由が、サード製のメタルベルトが付けられる点なんですが、これを装着するとめちゃくちゃ男心をくすぐる
タフネスマッチョデザインになります。もちろん見掛け倒しで無く、MIL-SPEC準拠です。
実はこのT-REX PROは昨年発売された無印とデザイン的にはほとんど変わりません。変更点としてはベルトの材質が改良された点ぐらいです。
基本的には内部のソフトウェアが最新仕様に置き換わったのと、防水性能が10ATMに上がった事がアップデートの内容です。
無印版には無かったSpO2が追加されたのが大きな特徴ですね。
中身的にはほとんど先に発売されたAmazfit GTR2/GTS2シリーズと共通で、違いとしては音楽の単体再生に対応していない所ぐらいですかね。
めちゃくちゃオススメ出来るスマートウォッチではあるんですが、若干国内の価格が高めに設定されていて手が出しにくいのがネックかもしれませんね。
厳つい見た目に惚れたならば迷わず行けよ・行けばわかるさ。価格がちょい高め
Amazfit GTS2e
こちらも提供品。ぶっちゃけるとスクエア系デザインって最初はあまり好みでなかったんですが、好みって変わるもんで最近スクエア型の波が来ています。その波が起きる原因だったのがこのGTS2eですね。
先に発売されたGTR2/GTS2シリーズとの違いは、スピーカーの有無とマテリアルで差別化されています。
スピーカーが非搭載なので音楽再生とストレージ機能に対応していません。まぁ正直スマートウォッチでの単体音楽再生機能っている?って私は思っています。
また、材質が3Dガラスから2.5ガラスにデグレードしていたりするんですが、正直見た目に違いはまったく感じません。
で、ただの廉価版かと思いきや、無印シリーズには無かった体温測定機能が追加になっています。
で、正直無印版と変わらないのに、価格が1万円ほど違います。えー!
ちょっとこの展開に関しては個人的に思う所があります。先に無印版を買って、スピーカー機能が要らなかった人からしたら
待てばよかったんじゃん!!!!ってなると思うんですよね。しかも追加機能も付いてるし…
2万円という丁度いい価格になったのは喜ばしいんですが、今回のAmazfitは製品のロンチを重視するあまり色々とうーんと思うような所が多かったですね。
最近やっとAlexaの日本語対応も始まってきたので今が買い時かも
MiBand6
これまで覇権スマートバンドといえばMiBand!とりあえず買っとけMiBand!ってぐらいXiaomiのMibandはキラープロダクトだったんですが、今期はちょっと印象が薄いですね。先に紹介したHuawei Band6の存在感が大きいのも影響しているように思います。とはいえ、やはりMiBand6もしっかりと進化しているんです。
まず大きな変更点としてはディスプレイサイズが前作よりも50%も大きくなった事です。
写真で見てもらえば分かりますが、上下の余白が消えて全面ディスプレイになっています。ラウンド型のディスプレイで見た目はとても未来を感じます。
しかも大型化したのにも関わらず、本体のサイズはほとんど変わっていないんです。ケースサイズを変えずに画面をここまで大きくしたことがすごいと思いませんか?ケースサイズが変わらないので、これまで使ってきたカスタムバンドもそのまま使えます!
一方、機能としては、発売前はAlexa搭載だとかGPSが搭載されるなどの情報が飛び交い期待値が上がっていましたが
実際蓋を開けてみたらSpO2のみでした。まぁー技術的には出来るんだろうけど、それをやっちゃうとXiaomiのその他のスマートウォッチの立場がなくなるから見送ったのだと思います。新機能が乏しく、日本ではBand5の正式発売から時間が立ってないのもあり、買い控えが起きているようにも感じますね。
※実際日本で公式に発売されるのももう少しかかりそうですが
で、一番論争を巻き起こしたのがバッテリー持ちについて。SNS上ではバッテリー持ちについて賛否が別れています。
悪い場合だと4日程度だったとかっていう意見もありますが、それはおそらく「呼吸スコア」という機能をONにしているからだと思われます。
夜間就寝時にSpO2を常時測定する機能なので持ちが悪くなって当たり前なんですね。
この事は公式サイトでも記載がありますので、バッテリー持ちを優先する方はこのあたりの設定を見直すと良いと思います。
情報では、アップデート後バッテリー持ちがよくなったという意見もありますので、普段遣いには文句ない程度にはバッテリー消費は抑えられていると思います。
画面が大きくなったんだけど、それでもHuawei Band6の視認性には勝てないかな…
Mi Watch Lite
今期発売したXiaomi製スマートウォッチの次男坊的な立ち位置のMi Watch Liteですが、正直中途半端な印象は否めませんね。
特徴としては、7,000円という低価格ながらGPSを搭載している点がウリです。ウリと言うかそれしか特徴が無いんですね…。
外観もチープというほどではありませんが、高級感は無く、ディスプレイもTFTなので有機ELと比べておとります。
内部のUIもアニメーション効果が少なく、かなり簡素的なOSだなと感じると思います。
GPS搭載でコンパクトということであれば、ちょっと値段が上がりますがHuawei Watch Fitというライバルもいます。うーん…っていう感じなんですよねぇ…。
ただ、GPSの精度に関しては性能が良く、測位も早く、ルートの精度もなかなか良いです。Watch Fitと比較しても精度はMi Watch Liteの方が正確に取得できていました。
というわけで本当に"GPS"がアイデンティティのスマートウォッチになります。ただ、連携アプリが外部連携ができないのでそのデータを活かすのも難しく、やはり中途半端。大ボスであるMiWatchを盛り上げるためのサクリファイスだったとか言うときつすぎますかね…
結構ミニマリストな人とかにはおすすめできそうなシンプルさではあります。最近の若者ファッションにはうまく溶けそうだなとは思いますね。
微★妙
70Mai Saphir Watch
MiWatchはXiaomiから発売されているんですが、実際に開発を担当したのは70Maiという関連企業です。この70Maiが独自ブランドで発売したのがSaphir Watchです。なので、UIや設計はMiWatchとほぼほぼ同じです。MiWatchと違う所は、SaphirWatchは高級感を推しているという点ですね。
まず、Saphir(サフィール)という名前の通り、ディスプレイにサファイアガラスを使用しています。非常に固く傷がつきにくい事から、高級時計などに用いられる事が多いです。エッジカットがされたディスプレイは高級感があります。
また、本体はアルミ材質ですがこれまたエッジが削りだされて磨かれているのでキラキラと輝きます。アルミを使うとマットな印象になりがちなんですが
この加工のお陰でデザインにぐっと高級感がでます。
ベルトもフッ素コートラバーになっていて汚れにくく、しっとりとした質感で高級感あります。AppleWatchにも匹敵するぐらいの質感で高級感ある見た目になっています。
UIに関しても、デザインが良く、基本的な機能がそろっています。一点言うならば、世代的に1世代古い世代のプロダクトになるので
SpO2には対応していませんね。その代わり、なんとAlexaに対応しています。ビックリ。
ただし英語?日本語が使えるという人もいる
なかなか日本で発売されないMiWatchを諦めてこちらになびいて買った人も多いと思います。それでも満足出来るクオリティだと思うんですが
一点不満としては、ウォッチフェイスが少ない事。トータルで30種類しか無く、かなり寂しい印象です。フェイスの追加もおそらく今まで一回もされていないと思われます。
せっかくの高級感があるのに、フェイスの選択肢が少ないのは残念すぎます。また、この外観に合うクラシックなデザインのウォッチフィスも少ないです。
ここだけが本当に惜しい。
とはいえ、高級感のある質感と見た目で、基本的な性能はしっかりしているのでおすすめ出来るスマートウォッチではありますね。
Alexa対応だけど日本語には対応してない…んだけど、対応しているという意見もあって良く分からない…自分の環境では英語しか使えませんでした。
Mi Watch
最後になりますが上半期の大ボス。Xiaomi MiWatchです。とりあえず迷ったらコレを買っときゃ間違いない的な鉄板スマートウォッチです。
日本でもこないだ正式に発売されたんですが、2021年5月現在、人気すぎてAmazonで在庫が復活した瞬間にすぐ売り切れるという状態で、まだ買えない人も多くいるようですね。海外ECを使うと、かなり待たされるとうジレンマもあったり、メルカリだと価格が釣り上げられている事も多いです。
まぁそんな人気が出るのが仕方ないぐらい鉄板なスマートウォッチです。
低価格(1万3千円)ながら、有機EL、音声アシスト、SpO2、GPSなど流行り機能を詰め込んでいます。UIも70Maiの高い技術で作られた独自OSで、操作性も良く快適です。バッテリー持ちも良く10日以上は駆動します。
外装はプラスティック製ながらも、チープな印象は無く大型でインパクトはありますが、様々な年代にマッチする普遍性も備えています。
低価格で高機能・おしゃれともう死角がまったく無いんですよね。レビューしてる側としても、おすすめ聞かれたらコレをすすめるしか無いぐらい完璧です。
Alexa対応
本当に粗探しをするなら屋外での視認性がちょっと悪い点。これは有機EL全般に言える事ですけどね。
迷ったらコレ!という分かりやすい評価です。でもマジおすすめ。
個人的ランキング 1~3位
という訳で、それぞれにそれぞれの"良い所"があり一概にはどれが最高!っていうのは無いんですが、あくまで個人的にランキングしてみました。
1位 MiWatch
とにかく鉄板です。特にスマートウォッチを初めて買う人にもおすすめです。1万3千円で得られる機能性としては最大級のものだと思います。
2位 HuaweiBand6
スマートバンドの覇者MiBandシリーズを抑えて、今年の覇権スマートバンドになったHuaweiBand6。絶妙な大きさで男女問わず使え、それでいて視認性操作性が最高です。バッテリー持ちも抜群!
3位 HonorWatch GS PRO
入手性に難ありですが、海外通販では1万7千円ぐらいで手に入り、それでいて機能性が最高です。ミリタリーアウトドアテイストのスマートウォッチとしては一番オススメできます!
まとめ 下半期はHuawei Watch 3から!
以上ざっと13本でした。上半期だけでこんだけレビューしたのかー。下半期のまずビックニュースといえばHuawei Watch 3ですかね。これまでのLiteOSからHarmonyOSに切り替えて初のスマートウォッチになりそうです。制裁後スマートフォンが下火になってしまったHuaweiですが、ウェアラブルに関してはその高い技術力で確固たるポジションを守り続けています。下半期もいきよい良く先陣を切ってくれそうですね。
またもう一つ気になってるのはGalaxy Watch4について。つい先日、TizenOSをGoogle WearOSと統合する事を発表しました。今回の振り返りにGalaxyWatchは入っていませんが、TizenOS製のウェアラブルはUIのリッチさとバッテリーのバランスが良く個人的にはすごく推していたんですけどね…(ただしGalaxyWatch3はバッテリー持ちが落ちたらしいけど)WearOS側にTizenOSで培ったバッテリー持ちが継承されれば良いのですが、WearOS主体になるとちょっと不安ですね。
という訳で下半期もスマートウォッチに注目してレビューしていきたいと思う所存でござい。
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