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スマホ・タブレット

Galaxy S23 Ultra レビュー 何が変わった?過去最高のクオリティ 絶対買うべき

Galaxy S23 Ultra

今回はGalaxy S23 Ultraを入手したのでレビューしたいと思います。

毎年おなじみの最高峰のスマートフォン、究極のAndroidがSAMSUNGのGalaxyです。その世代における選択肢の中で、もっとも高いハード性能と、究極とも言えるクオリティのソフトウェアで、まさにキングオブアンドロイドと言っても過言では無いでしょう。

一方、今回のGalaxy S23 Ultraについては、前作S22Ultraと見た目がほぼ同じと言ってもよく、それによって何も変わっていないのでは無いか?という懸念も巷では溢れているでしょう。

しかし、今回のGalaxy S23 Ultraに関しては、S20シリーズの集大成とも言える出来となっており、見た目の進化ではわからない、中身の進化が過去一と言っても良いでしょう。

Galaxy S23 Ultra

私にとってGalaxyはこのチャンネルの動画すべてを撮影するほどで必須とも言える存在で、S20、S21、S22、そして今回のS23Ultraと4代にわたってGalaxyシリーズを使い続けています。今回はそんなディープにGalaxyが生活に溶け込んでいる私の目線から、S23 Ultraが一体どのように進化をしているのか、本当にマスターピースと言えるのか?そういった部分を掘り下げてご紹介していこうと思います。

 

 

 

 

Galaxy S23 Ultra スペックアウトライン

Galaxy S23 Ultra スペックアウトライン

まずはGalaxy S23 Ultraのスペックアウトラインをご紹介します。SoCに、Qualcomm最新の最上位 Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxyを採用しています。イマイチ評判の悪かった全世代 8 Gen 1ですが、皮肉にもその製造をSAMSUNGがうけおっていました。その後、製造がTSMCに移り発表された8+Gen1は、圧倒的な性能のまま、省電力性も改良された稀代のSoCと言えました。

SOCSnapdragon 8gen2
メモリ12GB
ストレージ256GB(512GBと1TB版もあり)
OSAndroid13 OneUI5.1
ディスプレイ6.8インチ WQHD+ 1Hz〜120Hz可変リフレッシュレート対応
ピーク時1750nitの高輝度AMOLEDディスプレイ
カメラ200MP 広角メイン
12MP 超広角
10MP 望遠 ✕3倍
10MP ペリスコープ望遠 ✕10倍
バッテリー5000mAh 45Wの急速充電対応
その他Sペン内蔵・IP68・etc…

今回S23 Ultraに採用された、専用チューニングが施された8 Gen2 for Galaxyも、TSMCが引き続き製造を担当しているようで、圧倒的な性能でありながら、バッテリー持ちもすこぶる良いという、至れり尽くせりな性能です。

また、カメラにはSAMSUNG最新のISOCELL HP2を採用し、このセンサーは前作の1億画素をはるかに超える2億画素となっています。

先んじて2億画素カメラはXiaomi 12T Pro等で採用されていますが、それらのセンサーをブラッシュアップしたセンサーです。

他のハイエンドスマホでは、1インチセンサーなど、大型センサーを採用する傾向がある中で、SAMSUNGは高画素というアプローチを取り続けています。後ほどカメラ性能は実際に見ていきましょう。

Galaxy S23 Ultra スペックアウトライン

前作S22 Ultraでは発熱によるゲーミング性能を防ぐために搭載されたGOSというリミッター機能は大問題となりましたが、今回の8 Gen 2では、そもそもの性能が大幅に向上しており、ゲームユーティリティも豊富なため、ゲーミングスマホとしての側面もあります。

その他諸々全てにおいて現時点で最高峰のクオリティで、今回のGalaxy S23 Ultraは誇張無しにマスターピースと言っても良いでしょう。

それとともに価格帯はスーパープレミアムな17万〜18万と目が飛び出るような価格になっています。もちろん日本国内で発売されるときは、キャリアの何かしらの割引が入るでしょうが、手軽に手を出すものでは無いのは注意点です。

 

Galaxy S23 Ultra デザインチェック 外観はマイナーアップデート?

デザインを見ていきましょう。今回のS23 Ultra は正直な所、前作S22 Ultraとほとんど変更がありません。間違え探しといっても良いレベルで、この見た目の変化の無さが、今回のGalaxyを懐疑的にさせてしまう要因でしょう。ぶっちゃけ、色が同じだったらば区別はつかないのでは無いでしょうか。

それでも尚細かくデザインチェックしていくと、前作と比べてカメラユニットがやや大きく、また、レンズ周りはリングがより目立つようになりました。

実査に手に取り見てみると、カメラレンズ周りのデザインがより洗練されているようにも感じますね。

今回私が購入したカラーは、クリームカラーです。イメージではもっとボーンホワイトに近い色合いでしたが、実際のカラーはほんのりとベージュなほぼほぼホワイトと言っても良いでしょう。前作S22 Ultraではホワイトカラーが入手しづらかったため、レギュラーカラーになってくれたのは嬉しいです。その他、グリーンカラーが比較的人気のようですね。

背面はサラサラとしたガラスとなっておりホワイトカラーであればほぼ指紋は目立ちません。

また、サイドフレームは前作同様に強固なアルミニウムが使われています。もう一つの変更点は、ディスプレイのエッジがややるるやかになった事でサイドフレームがかなり角ばった印象になりました。

底面のはUSB-CとSIMスロット、Sペンが並びます。SIMスロット穴の真横にマイク穴があるほぼ欠陥といえるデザインはそのままのようです。SIM穴と間違えてマイクを破壊しないように気をつけましょう。

Sペンは前作同様にプッシュ式で格納されています。見た目、重さ太さ、ほぼ前作と同じで、前作のものも格納できるので、こちらは大きく変化はないようです。

ホワイトカラーでは、サイドフレームもほんのりと色味がついているようです。ほとんどシルバーですがややシャンパンゴールドに近いような色味です。クリームカラーと相まって、とても上品な印象を受けます。

重量はおなじみの超ヘビー級な234gです。もうこの重さにはなれましたが、正直重たいです。

 

SnapDragon 8 Gen 2 For Galaxy搭載 信頼のTSMCです!

SoCにQualcommの最新ハイエンド向け SnapDragon 8 Gen 2 を採用しています。また、Galaxy向けにチューニングが施されたFor Galaxy Editionとのことです。

圧倒的に優秀だったTSMC製 8 Gen 2 ですが、当初Galaxy専用設計ということでまさかSAMSUNGがやるのか?!と不安だったんですが、しっかりTSMC製のようです(しっかりの意味)

ポイント

SnapDragon 8 Gen 2に関しては、久々にやってきた高性能で低消費という鉄板SoCでそもそも、今季のハイエンドスマートフォンは全体的に満足度が高いでしょう。

Antutuは120万Over

antutuはこの世代らしく120万点をマークしました。一応、Xiaomi 13 Proとくらべて見ると、若干Xiaomiが伸びていますが、この数値であれば誤差のようなものだと思います。

OneUI 5.1 の完成度の高さ

個人的にGalaxyはハード的な部分よりも、ソフトウェア側の性能の高さがAndroidの中でも群を抜いていると思います。最新のOneUI5.1を搭載して、細部まで考え抜かれた機能性です。様々なスマートフォンを見てきましたが、多機能性ではOneUIに勝るものは無いと個人的には感じます。スマホ単体の機能だけではなく、強力なWindowsOSとの連携性も注目したい点です。

ポイント

ハード、ソフトウェア双方で究極とも言えるレベルに達しているGalaxy S23 Ultraは今年一番といってもいいのではと個人的に思っています。

高効率ディスプレイで消費電力削減

Galaxy S23 Ultraは6.8インチ QHD+のSAMSUNG謹製のAMOLEDディスプレイを採用しています。流石にディスプレイはSAMSUNGは一流です。

ピーク輝度1750nit で可変リフレッシュレート、LPTOにより最低駆動1Hzによる低消費動作も可能です。この辺のスペック値に関しては、実はS22 Ultraとほとんど代わりありません。では、ディスプレイは据え置きなのか?というとそうではなく今回の新ディスプレイは、主に消費電力にフォーカスが当てられ、S22Ultraで使用したパネルと比較すると約10%~15%程度、消費を抑えることに成功しています。

新しい有機材料を適用することで発光効率を高めた低電力 OLED テクノロジーと歌われています。スマートフォンにおいて、消費電力のほとんどがディスプレイなので、今回のパネルは革新的なものが使われています。後に語りますが、バッテリー持ちがS23 Ultraのポイントで、今回の新パネルは明確にバッテリー持ち向上につながっているようです。

一方、S22 Ultraと同じ壁紙を仕様し、輝度設定揃えてみた結果


右S22U 左S23U

本当に僅かな差ではあるんですが、S23 UltraはS22 Ultraと比較してコントラストが低いように感じます。実際の目で見ないと伝わらないとは思いますがS23Ultraはややくっきり感が足りないように感じます。これは新しい素材による差なのか?低電力になったことで出た差なのかなと感じます。輝度を自動にしている歳は、S23Ultraのディスプレイがもうワントーン明るさを加えてほしいとも感じますね。

ただ、これが劣化なのか?というとそれは明らかにNOで、過剰だった明るさを控えて低消費へ降ったと評価すべきでしょう。

Galaxy S23 Ultra ゲーミング性能について GOSはどうなった?

Galaxy S23 Ultraのゲーミング性能を見ていきましょう。まず、前作S22 Ultraについてゲーミング性能はとても物議を醸しました。

メモ

S22Ultraでは、ゲームプレイ時の発熱により、処理性能が著しく低下するのを防ぐためにGOSというリミッターが存在しました。このGOSでは処理性能を意図的に落とす事でそれを実現していました。しかし、その意図的なリミッターはゲームプレイにおいて体感出来るレベルで処理性能が下がります。

例えば重いゲームの代名詞原神では、フレームレートが45fps〜30fps前後にまで落ち、同世代のハイエンドと比較して、見るからに性能が落ちました。そしてこのリミッターはユーザーの意図に関係無く、全てのゲームに適用されていました。

注意ポイント

GOS問題とも言われ、発売当初から韓国を含めて大炎上となりました。

その後、GOS機能をユーザーで選択出来るようアップデートが入りましたが、GOSを無効にしても初めは性能が発揮されますが、その後発熱によりSoC側のスロットリングが発動し、結果的にGOS状態と変わらないという結果に。

要するにSoCの発熱を処理しきれなかったというのが一番の原因です。これはGalaxyだけでなく、同様にSnapdragon 8 Gen 1を採用したPOCO F4 GTなどでもスロットリングによる性能低下が顕著にあらわれていました。では、発熱処理が優秀な8 Gen 2では一体どうでしょうか。

原神での検証 

GOSが有効の場合

まずはGOSが有効になった状態で見ていきます。GOSについては初期で有効化されており、切り替えはゲームブースターのラボ画面より、「代替ゲームパフォーマンス管理」からON/OFFを切り替えることができます。

ゲーム開始後、しばらくは60FPS~55FPSに張り付きながら動作をします。S22Ultraでも、開始しばらくは60FPSに張り付き舞うが約10分程度でフレームレートが下がってきていました。

S23Ultraでは比較的長く高いフレームレートを維持しますが、30分ほど触っていて、本体温度が43度に達したあたりからフレームレートの幅が大きくなり始めます。おおよそ45FPS程度まで下がる場面もちらほら見られるようになります。

注意ポイント

S22Ultraほどではありませんが、同じ8 Gen 2を搭載したXiaomi 13 Proではここまでの振れ幅は無かったため、やはりGOSが効いてしまっているのでしょう。

ただし、前作S22Ultraのように下がったフレームレートのままというわけでは無くゆるやかな描写では60FPSを出す場面もあるため、前作ほどの違和感は感じませんでした。

GOSを無効にした場合

次に、GOSをゲームブースターよりOFFにした場合です。GOSの切り替えは、ゲームの再起動無く行えるため、比較が行いやすいです。

前作のS22 Ultraでは、GOSを外すとSoC側の発熱でスロットリングがかかり、結果としてフレームレートが下がっていましたがS23 UltraではGOSを外すと、同じ43度という状態でも
フレームレートは60~50FPSの間で動作をしてくれます。

原神に関してはGOSを外したほうが良いかも

結果として、原神に関して言えばGOSを無効にしてプレイしたほうがパフォーマンスが良いようですね。前作のようなスロットリングも改善されています。

8 Gen 2自体の処理効率の改善や、大型化されたベイパーチャンバーの恩恵もあるのかもしれませんね。

ゲーム中にバッテリーを介さず充電可能になった

これはS23 Ultraの新機能では無く、OneUI5.1の新機能ですが、ゲームプレイ中にバッテリーを経由せずUSBから直結で給電する事が可能になりました。

一体どういう機能かと言うと、バッテリーは充電をしながら使う事がもっともバッテリーを痛める行為と言われています。いわゆる「ながら充電」と言いますが、ゲームにおいては消費自体が高い為、ながら充電状態でプレイする事も珍しくありません。

ポイント

今回の新機能では、USBからの電力がバッテリーに行かず、そのままシステム基盤側へ給電を行うため前述したながら充電にはならず、激しいゲーミング用途でもバッテリーに優しく使う事ができます。

こういった機能は、ゴリゴリのゲーミングスマホであれば搭載されていた事もありましたが、Galaxyのようなハイエンドモデルでは珍しく感じますね。こういった細かい部分もキングオブアンドロイドたる部分でしょう。

ただ、この機能を使うためにはいくつか注意点もあり

  • 1.45W以上のPPS対応の充電器を使っている事
  • 2.20%以上のバッテリーがある事

が条件です。特に45W PPSという条件が注意ですね。GALAXYではPPSという機能に対応していないと急速充電に対応できません。60Wや100Wといったチャージャーはかなりありますが、それにプラスでPPS 対応となるとぐっと選択肢は少なくなります。

Galaxy S23 Ultraはバッテリー持ちが凄く良い!

 

今回のS23 Ultraで私が最もフォーカスしたいのはバッテリー持ちについてでしょう。これまでのGalaxyシリーズと言えば、バッテリー持ちがとにかく悪いというのがネックでした。5000mAhという大容量バッテリーを搭載しながらも、一日とちょっとがやっとという状態でした。他の追従が出来ない程に多機能なOneUIですが、省電力性においては他社にだいぶ差をつけられていました。

もちろんそれだけが原因では無く、S20Ultraから続くスナップドラゴン最上位を採用することでSoC自体がバッテリーを喰うという大きな要因もありました。

しかし8+ Gen1から、劇的に省電力性が上がり、今回の8 Gen2 はさらにブラッシュアップがされています。まず、OneUIと言えば、バッテリー最適化に約一週間ほど掛かると公式でも謳われていますが、最初の一日目の時点ですでにS22 Ultraとはバッテリー持ちにかなり差が出ました。

レビューのための撮影で比較的ヘビーに使いましたが、バッテリー消費がS23Ultraは本当に緩やかです。

S22 Ultraでも、それまでのシリーズと比べて待機電力の消費が改善しましたが、今回のS23 Ultraはそもそもの省電力性が優秀です。

ざっくり体感的には1〜2割持ちが良く、一日の終わりのバッテリー状況がS22 Ultraでは充電を選択する所、普通に2日は持ってくれそうです。

ポイント

「バッテリー持ちの良いGalaxy」なんて伝説の存在ぐらいありえないと思っていましたが、今回はその伝説の存在がやっと現れた感じです。

Galaxyユーザーの悲願とも言えるバッテリー持ちがかなり進化をしている点は多くの人にとって朗報と言えるのではないでしょうか?

カメラ性能

カメラ性能を見てきます。

Galaxy S23 Ultraの最大の特徴としては、メインに2億画素の最新センサー ISOCELL HP2を採用している点でしょう。前作の1億画素の倍の画素数になり、超高精細に残す事ができます。また、二週類の望遠も引き続き搭載されています。

 

超広角

12MP

広角

200MP

望遠テレスコープ

10MP 光学10倍

望遠2

10MP 光学3倍

セルフィー

12MP

 

S23 Ultra と S22 Ultra 作例比較

S23 Ultraと S22 Ultraで比較していきましょう。どちらもスマートフォンカメラとしては最高峰のクオリティのため、優劣をつけるのは難しいですね。

その中でも、ややS23 Ultraは彩度があっさりとしています。元々Galaxyはコッテリと彩度増し増しな調整を行いますが、S22 Ultraと比較しておとなしい印象です。空、ビル壁面、緑地部分がとても分かりやすく空はS23 Ultraのほうが自然に感じますね。全体的にS23 Ultraは彩度とコントラストがあっさりめのようです。

2億画像 VS 1億画素

S23 Ultraの最新の2億画素とS22 Ultraの1億画素の比較です。正直な所、超高画素って数字のインパクトだけな気がしています。

AIの補正もスマホカメラの性能の一つになっていますが、2億画素モードではそういった補正の恩恵を受けられないので、数字のインパクトほど感動はありません。それは2億も1億も同じ事が言えるでしょう。


左S23U 右S22U

ただ、やはり倍の数字はあるので、拡大した時の差はかなり大きいと感じますね。

 

圧倒的なズーム性能

まずGalaxyといえば望遠機能でしょう。作例で見ていくと圧倒的なズーム性能です。特に10倍~30倍の性能が驚くべきレベルにあると思います。そもそも肉眼では作業員さんがいる事すら判別はできませんでした。10倍の画質は風景などでは圧倒的な使いやすさを誇ります。

30倍

30倍

30倍でもややAIの補正によるところが大きい気もしますが、この倍率で撮れる画質としては期待値以上だといえます。スマートフォンでここまで撮影出来るってすごいを通り越して怖いです。

100倍

100倍

100倍ズームに関してはS20Ultraの頃からですが、個人的にはお飾り機能ではあるなと思います。撮れなくは無いけど…という感じでしょうか。撮影後のAI補正時に文字の補正が強力に入るようで、遠くて読めない文字などでは利用できるかもしれませんね。

30倍のズーム感はやはり使ってて楽しいですね。このズーム率と画質を見てほしくなる人も多そうです。 

夜景について シャッター反応が劇的に改善

夜景を見ていきましょう。夜景に関してはS23 Ultraのほうがコントラストもよく、彩度も強めに出ていますね。写真中、軌道敷内の緑地部分の緑色が鮮やかに出ています。

ビルに落ちている影の部分など、S22Ultraでは暗めになっている所がS23Ultraでは明るめに処理されています。

また特に注目したいのは、シャッターの処理の速さでしょう。ナイトモードでは状況に応じて、光を取り込むため自動でシャッタースピードが下がります。この時、S22 Ultraが4s〜2s掛るのに対して、S23 Ultraではその半分の2s〜1sで処理が完了します。

つまり、夜景において手ブレを抑える時間が物理的に短いので、夜景においてかなり差が出てきます。

特に夜景のズーム時にその差が顕著に現れます。30倍時には、S23 Ultraでは一発で決まる場面が。S22 Ultraでは手ブレのため、何度も撮影をしなおしました。こういった実際に使わないと分からない、素晴らしい改良を発見するたびにS23 Ultraを好きになっていきますね。

動画撮影

手ブレ補正が超強力 QHDでも使用可能

S22Ultraでも搭載されていたスーパー手ブレ補正ですが、FHD固定となるためやや使いづらかったです。今回のGalaxy S23Ultraではスーパー手ブレ補正をQHD+60FPSでも利用出来るようになりました。高画質かつ圧倒的な手ブレ補正はアクションカムにもひけを取らないクオリティといってもいいでしょう。

手ブレ補正はS22Ultraと比較すると圧倒的でわざとらしく振ってみてもその差は歴然としてします。

Galaxy S23 Ultraは買い替える価値があるか?

多くの方が一番気になるのは、今回のGalaxy S23 Ultraが買う価値が本当にあるのか?という部分だと思いますが

私の結論としては、買い控えていたユーザーこそ今回は絶対に買うべきだと思います。

S8/S9/S10世代のユーザーで迷ってる方がいれば今回のS23 Ultraはマスターピースレベルなので絶対に買いでしょう。

  • 最高峰の処理性能
  • ゲーミングに匹敵するプレイパフォーマンス
  • ブラッシュアップされ、ズームと動画に強いカメラ
  • ハイエンドらしからぬ高いバッテリー性能

もう迷う必要があるでしょうか?今回のS23 Ultraの完成度は過去2〜3年の中でも抜群の完成度を持っており、これを超える完成度はなかなかでないでしょう。べらぼうにオススメしていますが、非の打ち所が無いと感じます。

一方でS20シリーズよりの買い替えはどうか?という点に関してですが、S22 Ultraで感じた弱点がほぼ全て解決しているので、はっきり言ってこれまでのS20シリーズの中でもっとも買った後の満足感が高いです。ちょうどS20UltraやNote 20 Ultraといった世代がモアスペックを望む頃合いだと思いますが、S23 Ultraはそういったステップアップとしてもバッチリでしょう。約17万といつ価格帯はおいそれと手を出せる領域ではありませんが、その価格以上のクオリティと使い心地がS23 Ultraは提供してくれます。

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ZAKI LABO(ザキラボ)

ZAKI LABO(ザキラボ)ではスマートウォッチ、スマートフォン・タブレットなどの最新ガジェット機器をレビューしています。実際に使用・検証を行い精度の高いレビューをお届けします。

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Xiaomi / Huawei / Amazfit などのガジェットブランドに強くレビュー実績多数あります。スマートウォッチは年間20本近くレビューしており、機能性・デザイン・価格などをトータル目線で評価するスペシャリストです。

スマートフォンに関してはメインがGalaxy推しで、本サイトとYoutubeは全てGalaxy端末で撮影を行っています。

Androidタブレットとスタイラスを用いたドローイングなどの特殊なレビューも実績があります。

本業はWEBデザイナー・エンジニアとしても活動しています。 全体的に手広く・ディープに伝える事をモットーにしています!

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