今回はMibroより発売された最新のMibro Colorをレビューします。
Mibroといえば超低価格スマートウォッチ。Mibro Colorも5,000円以下で買える格安スマートウォッチです。価格は安いですが、今回のMibro Colorは一味違ってMibroの本気を感じるプロダクトになっています。
Mibroが本気出してきた!
購入リンク
Mibro Colorのデザイン/品質 エッジカットガラスポイント
Mibro Colorの特徴としては、グッとデザイン性を上げてきた所ですね。前作の中華安スマートウォッチ感を払拭するようなデザイン性と質感になっています。特徴としてはガラス面がエッジカットになっている事。
安スマートウォッチだと、頑張って3Dガラス風に見せようとして逆にチープに見えたりするもんですが、MibroColorでは丸みの無いエッジの効いたデザインになっています。本体も背面まで覆うガンメタリックのフルアルミになっており、サイズの割にしっかりとした重みを感じます。
サイドにはボタンが一つ。このボタンもブラスト面と削り出しの面が切り返しになっておりひと手間掛かっています。
全体的にガラスとアルミのエッジ面が目立つようになっており、ソリッドでシャープなデザインでかなりかっこいいです。
ピンと来ている人もいると思いますが、70mai SaphirWatchに非常に似ています。かなりインスパイアしてると思います。本体部分のクオリティはMibro Colorもかなり好印象です。まさかこれが5,000円以下とは思えないのではないでしょうか?ちなみに本体の防水性能は5ATMになっています。水泳は難しいですが日常生活においては問題無いと思います。
ベルトはやはりコストカットされる部分ですね、一般的なシリコンバンドになっています。さすがにこれはフッ素ラバーバンドと比べるとおとりますね。
ホコリも目立ちますし、何よりちょっとつけづらい。
ベルトラグは一般的な20mmなのでレザーバンドやステンバンドに変える事が出来ます。
デザインに関しては本当にポイントが高いです。その他の中華製安スマートウォッチとは一線を画するデザイン性で一皮向けた感じがします。
Mibro本気出してきてるでしょ?!
Mibor Colorのディスプレイと操作性
TFT液晶だがコントラストははっきりしている
さすがにこの価格で有機ELを搭載するのは難しかったのかTFT液晶になっていますね。ただし、コントラストははっきりとしており見づらいという事はありません。むしろ屋外での視認性は有機ELよりも良いかも。輝度も高く、私の個体ではムラも感じません。
操作感も良好で、中華安スマートウォッチによくある、アニメーション効果がまったく無かったり・エセアニメーション効果の不自然な動作という事も無く
とても自然な操作感です。
ちなみにユニークな機能として、ホーム画面から左にスワイプすると過去3件の機能にアクセスする事が出来ます。
Mibro Colorのウォッチフェイスをチェック
ウォッチフェイスも豊富に用意されています。ダンロード出来るものを含めると70種類近くがストックされており、ウォッチフェイスに関してもしっかりと力を入れてるなという印象です。ウォッチフェイスのデザインも好みはありますが、わりとスマートなものも多く使いやすいと思います。
ダウンロードするウォッチフェイスは本体に1つまでしか保存出来ません。別のデザインをダウンロードする場合は上書きになります。この同期が結構時間がかかり待たされます。
Mibro Colorは日本語に完全対応(通知など)
アプリ・本体ともに日本語対応にしっかりと対応しています。フォントは若干ジャギーがかっていますが、視認性は悪くありませんね。
通知に関しても日本語で表示可能です。通知メッセージはログが残るタイプであとから確認することも可能です。最近、通知を見たら問答無用で消す仕様あると思うんですがアレなんなんですかね?
通知が可能なアプリには制限があり、有効化出来ないアプリもありますね。一番重要なLINEは対応していますが具体的にはGメールやYahooメールは通知対象外でした。おそらくインストールされているアプリリストの中から、MibroColorで通知が出来るもののみ
アプリの画面に表示されていると思います。
Mibro Colorの機能をチェック
実際の機能を見ていきましょう。ざっと紹介すると低価格ながらSpO2にしっかり対応している点が特徴ですね。残念ながら、GPSは搭載されていませんね。機能リストを見ていきます。
心拍数測定
心拍数に関しては常時測定になっています。逆を言うと、測定期間やOFFという設定が出来ないのでバッテリー持ちには若干なり影響がありますね。
また常時測定のおかげか、ストレステストにも対応しています。
アクティビティ
アクティビティは15種類から選べます。前述したようにGPSはついていないのでルートトラックは対応していません。また、アプリ側でスマホのGPSを使う設定も無いので、そもそもルートトラック機能が存在しないので注意が必要です。また、5ATMなので、水泳のアクティビティもありませんでした。
SpO2
SpO2(血中酸素濃度)に関しては手動測定です。昨今の基準で言うと自動測定が標準的ですが価格が5,000円以下では対応してるだけでもすごいんじゃないですかね?
睡眠レポート
睡眠レポートは実際に着用して図ってみました。ちなみに時計側に保存されるデータは毎日12:00にリセットされますのでアプリ側で主に確認する事になります。グラフ化がされるタイミングが独特で、朝起きぬけには確認できないんですよね。気がついたらアプリ側で描画されていたので、一日のどこかのタイミングで区切られているのだと思います。
睡眠レポートとしては割とライトな情報で、SpO2を用いた付加情報などはありませんね。翻訳がちょっとおもしろくて「キンキンに目が冷めた」という翻訳がちょっと笑いをさそいます。
天気
天気については、アプリが60分毎に更新をしてくれます。つまりバックグラウンド処理と天気に権限がついていない更新されませんので設定はしっかり行いましょう。
※Galaxyだと何故かGPSの権限を常時付与が出来ないんですよね。天気アップデートのタイミングは60分?に一回みたいなんでタイミング外すとこんな感じに。
これはGalaxy独自の権限管理が影響しているかも。
METs
今回始めて見たのがMETsという機能です。機能というか健康基準?みたいな数値ですかね。初めて聞いた言葉だったんですが
との事です。アクティビティだったり、一日の歩数などをトータルして数値を出すようです。
AmazfitのPAIみたいな基準って事ですかね?調べてみたんですが、計算方法などがややこしく自分には理解不能でした…気になる方はMETsで調べてみてください。
電卓機能
地味に嬉しいのが電卓機能。今まで見てきたスマートウォッチで標準で電卓を搭載しているのは初めて見たかも。
機能まとめ
ざっと流れで見てきましたがMETsなどの独自機能もついていて、5000円以下のスマートウォッチとしてはかなり充実した機能があると思います。
気になる点
使っていて気になった点もいくつか上げていきます。
Mibro Colorバッテリー持ちについて
バッテリー持ちは公証10日となっていますが、個体差なのか私の場合、若干バッテリー持ちは悪くかんじます。
というか、バッテリーの減り方が結構大雑把なんですよね。100%から始まり、99%まで長いので、この感覚だったらかなり長時間使えるのでは?!と思いきや、いきなりガクッと下がるんですよね。ざっくり1日あたり20%程度減ります。ちょっと他の人のレビューと比べてバッテリー持ちに差が大きくあるので、もしかしたら"おまかん"かもしれません。
手首をひねって点灯の感度が悪い
次に、装着時に手首をひねっての点灯、いわゆるライズトゥウェイクアップですがちょっと感度が悪い気がします。ひねってワンテンポしてから点灯します。
また、あまり早すぎると反応をしない場面が多いです。特に自転車やバイクなどに乗っている時に、ハンドルから手を離してひねった場合は失敗する確率が高いです。
Mibro Colorまとめ
ざっとご紹介してきましたが、5,000円以下というインパクトはかなり大きいですね。それでいてデザイン性が高く機能性も十分なので結構おすすめできるスマートウォッチです。一点ちょっと対応アプリ側がちょっと不安定な気がします。データの同期のタイミングがちょっと独特なんですよね。
今回はメーカー様から提供していただいたんですが、購入時に割引になるクーポンも発行してもらっています。ちょっと配送の関係で時間が経っていますがまだ使えますかね?一応詳細欄にクーポン情報も記載しておきます。クーポンを使うとたぶん3000円台で買えると思います。気になる方はリンクからどうぞ!
購入リンク