追記 05/07
"MiBand6 バッテリー"というワードでの流入も見られたので追記しました。バッテリー持ちが悪い/良いという意見が別れているMiBand6のバッテリー持ちの差異が生まれる検証です。結論から言うと自分の使い方では13日ほど持ちます。要は新機能の取捨選択でバッテリー持ちは変わるという事ですかね。参考こちらも合わせてどうぞ。
今年もやってきましたXiaomiのMiBand6です。色々スマートウォッチが出ていますが、極端な事を言うとデザイン云々を覗いて
スマートバンド、その中でもMiBandシリーズを買っておけばQOL爆上がりです。このサイズ感と価格以上に得られる恩恵が大きいなと思うのがスマートバンドです。毎年、着実に進化をしてきているMiBandシリーズ。今年も機能モリモリで、しかも今回はディスプレイが大型化するという大きな変更点もありました。
早速見ていきたいと思います。
MiBandあるある・中国から輸入すると箱がベッコベコ
今回はベッコベコじゃなくしっかり四角形を保ったまま届きました!たぶんMiBand史上初だと思います!(おおげさ
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サイズそのままにディスプレイサイズアップ!
本体デザインです。外装やサイズ感は前作と変わりませんが、今回はディスプレイが前作比より50%ほど大きくなっています。
全面がディスプレイになった事と、ラウンド型のディスプレイカットになった事で、凄く新鮮な見た目になっていますね。明るい背景に変えると分かりやすい。
前作比50%?大げさだろ!っと並べてみたらたしかに。上と下の余白が消えてめちゃくちゃ大きくなっています。前作ではタッチパネルのホームボタンがありましたが今回はそれすら無くなっています。
表示領域が広がった事でウォッチフェイスも凄くリッチになりました。初期設定のウォッチフェイスは盤面に何を表示するかをカスタマイズする事もできます。
前作も同様に複数の情報を出すウォッチフェイスはありましたがサイズが小さく見づらかったんです。今回はサブ情報も大きく出せるようになった事で視認性が非常に良いです。
ウォッチフェイスも豊富です。何かよく知らない漫画?アニメ?のウォッチフェイスがありますが…?ちなみに地域設定を「中国」にする事で前回同様コナンやスポンジボブとのコラボフェイスが使えます。なぜ。
メインメニューに関しても、画面が大きくなった事で1度に表示出来るアイコン数が多くなりました。前作では1画面に1アイコンしか並ばなかったので目的の項目までスワイプする量が多かったんですが、今回は画面3個程度アイコンが並ぶので各機能にアクセスしやすくなりました。
画面は大型化しましたが、本体サイズは前作とまったく変わっていません。前作と高さ/幅/形状とそのままです。
これの何が良いかと言うと、これまでのカスタムベルトがそのまんま使えるという事ですね。MiBandはケースとベルトを変える楽しみもあるのでこれまで買ってきたものが無駄にならないのは良いですね。
機能面 中国版はグロ版と同じ?買っても大丈夫?日本語通知対応
機能を見ていきたいと思います。今回購入したのは中国版ですが、リージョンを日本に設定していると中国向けのサービスが消えほぼグローバル版と同じになると思います。グロ版が待てない人でも大丈夫かもです。機能については、発売前のリークではアレコレ追加されると言われていましたが蓋を開ければ、新機能はSpO2のみでした。
リークにあったポモドーロタイマー機能も探したのですが見当たりませんでした。公式サイトにもそういった記述が無かったんでポモドーロタイマーはガセだったのかな…?
UIは英語ですが、通知はしっかりと日本語で表示してくれます。
リークで外れた機能 搭載されなかった機能まとめ
発売前のリーク情報がネットの情報には転がっていて情報が錯綜していますので実際には搭載されなかった機能をまとめます。
GPS搭載
GPS搭載は発売前リークでは非常に話題になりましたが、実際には搭載されませんでした。これを搭載させちゃったら完全にMi Watch Liteの存在意義が無くなってしまうので、そういう社内的な配慮な気がします。
アレクサ対応(音声アシストは中国国内のみ)
中国版は2つのモデルがあり、上位モデルはNFCと音声アシスタントに対応しています。中国国内はXiaoAIというXiaomi独自のAIアシスト機能がついています。
という訳で、グローバル版はコレがAlexaに置き換わるんだろうなと思っていたら、グローバル版には音声アシスト自体が搭載されていませんでした。これに関しては自分もビックリ。てっきりAmazfit Band5がAlexaを搭載していたので、今回のMiBand6もグロ版はAlexa対応すると思い込んでました。
Alexaのリーク情報はZeppアプリでの解析データからマイニングされたようなので、おそらく今回のMiBand6にAlexaを追加したものがAmazfit Band6として発売されると予想しています。
SpO2(血中酸素濃度)は睡眠時も対応
SpO2はもう珍しい機能でも無いですね。SpO2の常時測定機能はありませんがMiBand6では睡眠時の呼吸モニタリングという機能がありこの機能はSpO2のデータも参考にして動作しています。
常時測定は睡眠時無呼吸症候群の方のニーズが多いと思うので、これに関しては期待ができそうです。ちなみに実際に着用して睡眠トラッカーを使ってみたんですが、私は無呼吸症候群では無いのでそこはちょっと試せませんでした。
バッテリー持ちについて
まだ使い込んでいないので詳しくはかけませんが、今回のレビューでは機能をすべて見るために
健康モニタリング機能の方をすべてMAX状態で使用しました。条件は以下のような設定です。かなりヘビーに使った感じですね。
- 心拍数モニタリング 5分に1回
- 睡眠アシスタント ON
- 睡眠呼吸スコア(モニタリング) ON
- ストレステスト 常時ON
- 画面輝度 MAX
- 手首をひねって点灯 MAX感度
この条件で1日あたり15%ほど消費しました。この条件だと7日程度ですね。
14日の条件
- 心拍数モニタリング 30分に1回
- 睡眠アシスタント OFF
- 睡眠呼吸スコア(モニタリング) OFF
- ストレステスト OFF
- 画面輝度 2~3
- 手首をひねって点灯 普通
結構機能を絞りますね。睡眠アシスタントが結構大きいですね。おそらく人によってこの項目は外せない!というのがあると思うので、そうなってくると10日程度が現実的な数字かもしれませんね。最近のスマートウォッチ全体的に言える事ですが、常時測定が前提にある機能が増えた事で若干バッテリー持ちは落ちています。ただし、本機の画面が大きくなった事によるバッテリー持ちの低下は特に感じませんね。
連携アプリはMi Fit or Xiaomi Wear 双方に対応
MiBandといえばMiFitアプリですが、今回からXiaomi Wearでも管理が可能になりました。Mi Watch/Mi Watch LiteがXiaomi Wearなのに対して、Mi Band5はMiFitという状態だったので、両方使ってる場合はアプリを両方駐屯させないといけないので、スマホのバッテリーにもよろしくありません。
今回Xiaomi Wearでも連携出来る事になったことで私のように複数のXiaomiスマートウォッチを持っている人間からするとありがたい仕様になりました。
一方、XiaomiWearでは外部アプリ(例えばGoogleFIT)と連携が出来ないので、それが必要な人はコレまで通りMiFitアプリで使う事も可能です。
鉄板で買いだが、既存ユーザーは微妙?
今回も高い完成度で、コレ買っときゃ間違いねぇ!系のスマートバンドです。スマートウォッチとしては同じくXiaomiのMi Watchという今年最強のコスパスマートウォッチが君臨していますが、スマートバンドの最強コスパは間違いなくMiBand6でしょう。
ただ、既存のMiBand5ユーザーとAmazfitBand5ユーザーからすると、機能的な部分での目新しさにかけたかな?というのが正直な印象です。MiBand5ユーザーからすればSpO2ぐらいしか新機能はありませんし、Amazfit Band5からすると、Alexaに非対応なので実質デグレードです。
ディスプレイが大きくなり、フルディスプレイデザインになった事は大きな変化ではありますが、既存のユーザーが乗り換えるほどかというとちょっと??ですね。とはいえ、価格が安いからみんな気になってちょっとコンビニ行く感覚で買っちゃうんですよねぇ…w