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ガジェットレビュー

【購入前に見てほしい】iQOO3 5Gレビュー 迷ってる人向け 実際に使ってみての感想。良いところ&悪いところ

超コスパ&超スペックそしてタイミングよくセールが開催された事で注目された中国VivoのサブブランドiQOO(アイクー)
自分はiQOO3を購入し、今現在、SIMを差し普段遣いとしてメインで使っています。

スペック上はスナドラ865搭載の確かに最強スペックなんですが、実際に使ってみてどうなのか?
良いところ、悪いところを紹介していきたいと思います。

安いとはいえ6万前後の個人輸入端末なわけで、後悔せず使いたいですよね。
その辺の判断材料にしてもらえればなーと思います。

■良いところ

LRトリガーとゲーム性能

iQOO3 LRトリガー

自分はあまりゲームはしませんが、Codモバイルに関しては結構やります(PCでもFPSゲーマー)
Codモバイルの操作性はスマホFPSゲーでもかなり良いと思うんですが、iQOOのLRトリガーを使う事でさらに快適になったと思いました。
わかりやすく言うと、エイムに集中できるようになったという感じですね。もちろんこのLRトリガーでの操作もなれがいると思いますが
個人的には反応よくキルが取れるようになった感覚です。

LRトリガーに関しては、専用のアプリにて、画面上のどの部分をタップするかを設定できるんでFPS以外のゲームでも
活用できるよ思います。

専用充電器での超高速充電

高速充電

付属の専用充電器が必須ですが、まじでビビるぐらいに充電が早いです。
これは実際に使ってみないと体感できないですね。「え、マジ?!」ってなると思います。

面白いのが高速充電中の表示。小数点以下の数値も表示され
1.2.3.4.5…とリアルタイムに充電されてるのがよりわかりやすくなっています。見た目的なトリックかもしれませんがこれは面白い。

画面内指紋認証/顔認証が高速

画面内指紋認証が本当に早く、正確です。
これは比較しているのが ガラスフィルムを貼ったMate 20と、通常のフィルムを貼ったiQOO3で比較しているのでもしかしたらガラスフィルムが問題なのかもしれません。
これまでMate20の指紋認証がガラスフィルム化ではクソで、基本顔認証でやってたのもあるんで、こんなにスムーズだったのかとびっくりしています。
(ていうかiQOOのガラスフィルムが入手しづらいっていうのもあるけど)

ちなみに、顔認証もそこそこ高速です。Mate20と違い3D認証では無いんで正確さは負けますが
昼間なら、設定で端末持ち上げた瞬間顔認証でロック解除というのも出来ます。

無駄なエフェクトが楽しい。

iQOO3 エフェクトアニメーション

個人的に無駄な所が凝っているのって大好きです。見た目の部分とかで。
その点このiQOOはメチャクチャ凝っています。UIアニメーションに関してのカスタマイズが妙に多いんです。
ざっと上げると

・タッチした時のアニメーション
・アンビエント時のエフェクト
・アプリの起動や終了時のエフェクト
・ロック解除時のアイコンの動き
・指紋認証のアニメーション
・顔認証のアニメーション
・充電中にアニメーション
・USB指した時のアニメーション
・画面つけた時のアニメーション

この辺をこまかーく設定設定する事が出来ます。めちゃくちゃ無駄じゃないですか?!
USBを差した時にアニメーションまで設定できるっていうのはそこまでやるか?!って思いました。
それぞれのアニメーションも凄くきれいなエフェクトなんで見てて楽しいです。

最近のスマホのUIってシンプルさ一辺倒なんで無駄なものが排除される傾向が多いですが
個人的にはこういった"無駄な要素"こそが個性だと思うんで、この部分はめちゃくちゃ評価しています。

アンビエント通知が楽しい

アンビエント照明エフェクト

これは前述したエフェクトにも近いんですが、有機ELを使ったアンビエント通知がきれいです。
どういうのかというと、画面OFF時に通知が合った場合に、画面の枠に光彩が走るというアニメーションです。
まぁこれも無駄の極みではありますが、凄くきれいです。フリーアプリとかで実装できるけど、端末の方で
ここまで設定できるのは珍しい。

スナドラ865の驚異的なパワー

iqoo3 antutu 58万

ぶっちゃけMate20ProのKirin980(antutu39万代)でもまーーーたく不便とは思っていませんでしたが
やはり最新世代と比べると結構差を感じますね。特にゲームとかで。スナドラ865の動作は「まだまだ余裕あります!」っていう感じがします。
前述した無駄なアニメーションとか、結構もりもりなのに、実際の動作にはまったく影響を与えないです。
この辺はスナドラ865のあまりあるスペックのおかげかもしれませんね。

イヤホンジャックがあるのはやっぱ良い。

イヤフォンジャック

イヤホンジャック?いらねーよ。って事で最近の端末は省かれる事が多くなっています。Mate20もイヤホンジャックはありませんでした。
まぁ基本音楽聞いたりとかはワイヤレスだったんで、いらないっちゃいらないんですが

不意に忘れた時とか、あと有線のヘッドセットマイクを使う時等、急遽使う時にかぎってUSBの変換ケーブルがどっかいったとかが
多かったり。本体の厚みだったり、そもそものコストに影響したりしますが、やっぱ無いよりはあったほうが便利。

やっぱ価格。安いは正義。

普段使いを初めて、やっぱこのスペックやクオリティを5万~6万でっていうのはすごいなと思う所。
日本国内であれば、ミドルか、ぎりミドルハイのスペックが買えるかどうかっていう価格帯ですが
その辺の端末と比べて、圧倒的なスペックと基本性能の高さはやはり魅力です。


■悪い所

どちらかというとこっちが気になりますよね。レビュー系だとあまり微妙な所にフォーカスはしないので。
ちょっと細かい所や、自分の偏見とかそういう所も結構あるんで実際に購入した方が不快と思う部分もあるかもしれません。
あくまで個人的に「悪い」と思った所なんで、あくまでアラサーの独り言って事でお願いします。。

全体的にこまけー!!って事が多いんでよろしくお願いします。ちなみに私はデフォルトのUI込でその端末の評価だと思っているので
サードのランチャーとかは使わない前提です。

ホーム画面がループ出来ない。あとホーム設定が出来ない。

ループ設定が出来ない

たまにあるんですが、ホーム画面のループが出来ないタイプのUIです。Androidでこれが出来ない端末はだいぶストレス値が高い。
あと地味ーーにムカつくのがホーム画面を設定する事が出来ない事。

1/2/3と並んでいて、真ん中の2をホームにしたいわけです。ループが効かないのであればせめてホームの初期値を真ん中のパネルだったりにしたいわけです。
ホームボタンを押したらそのパネルに行くというような挙動ですね。でもこの端末はホームボタンを押すと問答無用で1に飛ばされます。
なんでホームの並びが1/2/3…から変えられない。

ちなみに、元となるVivo製のFuntouchOSであれば、テーマアプリのiThemeアプリにループに関する設定があるのに
何故かこの端末では消されています。デフォルトだとSmartLauncherというAI等の検索ポータル画面が画面左に設定されているからでしょうか。
(ちなみにSmartLauncherは無効にできる)

アプリ的恩恵が薄い。

基本的に中華版を購入する事になると思いますが、中華版は内部の謹製アプリなども中国仕様です。
端末本体(OS)のほとんどは日本語化されているものの、謹製アプリはそのほとんどが中国語のままです。
まぁ日本国で展開してないから当たり前っちゃ当たり前なんですが、謹製アプリだったり、その他プリインはほとんど無意味です。

プリインなんていらねーって人からすれば大した問題でも無いかもしれませんが、OSのところどころがそういった中華アプリを前提とした挙動になっている事もあり
「完全に死に機能」となっている部分も多いです。音声アシスタントのJovi(ジョビ?)とか。起動した瞬間にけたたましい中国語で
話しかけてきますからね。

ミュージックアプリとかも現地のサービス前提のUIだったりとか。

そういったアプリは使わなきゃいいじゃんっていうか、実質使えないんですが、そういった謹製アプリも含めてiQOOというブランドだと思うんで
100%使いこなせてない感じが気持ちわるいという個人的なポリシーかもしれません。
(でもアプリ恩恵が薄いのは本当)

ウィジェットがダサい。凝ってない。

ウィジェットがダサい

これは完全に自分の好みの問題です。良い点であげたように、無駄なこだわりこそ個性だと思っています。
一昔まえの端末であれば、それぞれ非常に凝ったウィジェットがそれぞれのブランドごとにあり、それがアイデンティティだった時代もありました。
(HTCのSenseUIとかそうでしたね)

昨今のUIはシンプルに、スマートに、無駄は省くが鉄則なのかもしれません。
ただ、前述したように無駄なアニメーションはてんこ盛りで、なぜこのウィジェット周りがこんなにも凝ってないのかというのはちょっと気になります。
もうすこしこの辺にこだわってくれたら強く愛着が出たのになーって感じ。

タッチ感度高い気がする。

タッチサンプリングレートが180hzという事なんですが、それが影響してるのかがわかりませんが、ちょっと感度が高く誤操作する事が多いような気がします。
具体的にはホームのスクロール時に指に過剰に反応して飛ぶような挙動になったり
長押しをしたいのに、指の震えにも反応しちゃって長押し判定がしづらいとか?
全然不具合ってレベルでは無く、本当に気持ち感度が高い気がするなーっていうレベルですけど

スマートボタンが完全に死に機能。

LRトリガーの他、ハード的に左側面に、スマートボタンというボタンがついています。独自にカスタマイズできるボタンっていう感じですね。
ただ、このスマートボタンはカスタマイズの幅が狭く、それに、謹製のAIアシストのJoviを使う事前提とした機能なんではっきりいって実質使えません。
AIを使った検索等がBaidu等の中国向けサービスに直結してるんで、検索結果も中国語です。
画像を認識した検索等もできるんですが、Baiduで検索されてしまいますね。
インド版であればここがGoogleアシスタントに変えられるそうですが、そもそもインド版は入手性が絶望的です。

アクセサリが絶望的

アクセサリー、主にケースとフィルムの入手性が絶望的ですね。フィルムはガラスで無ければぎりAmazonでも手に入りますが
ケースは完全にaliexpress等の個人輸入を使わないと手に入らないでしょう。デフォルトでついているケースが割と
厚手でしっかりしているのがまだ救いでしょうか。

通知関連が結構複雑。

これはHUAWEI製端末でもそうなんですが、最近の端末ってアプリを強制的に落としたり、通知をデフォでは
しない設定なのが多いですよね。なんで

1.自動起動、権限周りの設定
2.通知の設定
3.バッテリー周りの許可設定

の3つを適切に行う必要がありますが、このiQOOもそれが必須です。ただ、ちょっと設定の項目が
深い位置にあったりするんで分かりづらいなっていう印象です。結構、通知が来ない!と迷っている人もいるみたいです。
この辺はHUAWEIやXiaomi等の中華系端末を過去に触った事がある人なら結構すんなりいくと思います。

やっぱVolte関連が壁

なんと言ってもやっぱりVolte周りの設定が複雑っていうのが大きいですね。
どういった作業なのかは前回の動画で書いていますが、正直、出来ない人もいると思います。

メルカリや、YahooでこのiQOO端末は使用日数1~2日という状態の超美品で出品されている事がありますが
正直、このVolteの設定とかで積んじゃった人もいるんじゃないかなーというのが個人的な見方です。

mediatek系のSoCを積んだZ1等、Volte対応はまたやり方違うのでわかりませんが
スナドラを積んだこのiQOO3やNeo3のVolte化は、PCを使った作業が必要です。

自分はまだなった事が無いんですが、アップデートのタイミングでVolte化が初期化され消えていたり等の報告も結構あります。
なんで自動アップデートは非推奨ですかね。

ここがやはり一番大きなイシューだと個人的には感じます。

■その他どっちでもない事(普通)

バッテリー持ち

4400mAhという事で割と大きめな容量です。電池もちに関しては"まぁまぁ良い"っていう感じですかね。
ただし、感動するレベルかというと、そうでも無いです。割とまぁ。っていう感じ。

カメラ性能

もともとDXOMarkで高得点をマークしていたMate20 Proをずっと使っていたんで、その落差が大きかな?とおもっていたんですが
実際にはそこまできになりませんでした。もちろん、Mateの方がキレイです。iQOOのカメラは少し黄色が強い気がします。
 
ディスプレイとかの差もありますが、Mate20Proは鮮やか iQOO3は割と忠実な感じって印象ですね。専門的では無いんで抽象的な表現になってしまって申し訳ありません。
おそらくハード的にもHuaweiの方に軍配が上がると思うんですが、ソフトウェア的な処理も負けているような気がします。
 
たとえば、ぼかしの処理はiQOOの場合、被写体を設定しきれていないように感じます。とはいえ、クオリティが低いという印象も感じなかったんで、この価格で4眼カメラであればまずまずですね。


長々となってしまいましたが、やっぱり安くて最高のスペックというのがウリで、その辺がフォーカスされ紹介されている事が多い
iQOO製端末ですが、マイナスな部分も勿論ある訳で、その辺をしっかり伝えられればと思います。
安いとは言え、6万前後はするものなので、しっかりと理解して後悔せずに使いたいですよね。

あれこれ言いましたが個人的には、概ね満足しています。だからこそ、SIMやLINEを完全に移行してメインに切り替えたわけで。
そもそものポテンシャルは最強レベルなわけですが、中華独特の雰囲気も、その他のメーカーより強く出ているって感じですかね。
もし、安心してしっかりと使いたいのであれば、性能は下がってしまいますが、Xiaomi等の端末を検討するのも良いかと思います。

ちょっと手が掛かるけど、最高のスペックを!もしくはそもそもいじるのが好きな人であればiQOOブランドは色々と楽しめるのかなーと思います。

本記事は下記動画のテキスト起こしです。合わせてどうぞ

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