今回はFlexiSpotより高機能なデスクチェアをレビューします。
提供:FlexiSpot
今までゲーミングチェアを使っていましたが、楽なのは良いとして腰を痛めることが多くなりました。楽な姿勢って腰に負担が掛かってしまうんですよね。
というわけで今回、チェアを選んだ基準としては正しい姿勢で長時間座れるタイプで、腰のサポートがしっかりあるものという基準で探しました。
こういったデスクチェアは値段もピンキリで、安いものだと1万円台、高いものだと10万以上します。さすがに安いものは耐久性が不安だし、高すぎるのもちょっと…でも機能性は妥協したくない。という中で見つけたのが今回のFlexiSpot C7 Proでした。
最上位、全部盛りの高級チェアに匹敵する機能性ながら価格は44800円と非常にお手頃です。
※しかもダメ元でメーカー様に依頼をしてみると快く提供をいただきました!感謝!
今回は実際に試してみた感想をお伝えします。
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C7シリーズの概要
「まず、C7シリーズの概要です。無印、Air、Proのそれぞれ3つのグレードがあり、大まかな違いは無印がウレタン座面、Airがメッシュ座面、Proはさらにオットマンがついています。
それぞれのグレードで共通する機能としては
- 可動式のランバーサポート
- 座面の前後位置調整
- 前傾チルト
- ヘッドレスト調整
- 4Dアームレスト
など、高級チェアに匹敵する機能性を持っています。特に座面位置と前傾チルトがあるチェアは値段が跳ね上がりますが、最安の3.5万円から選べるのは強みでしょう。
FlexiSpot C7 Pro本体チェック
本体を見てきましょう。すでに組みたてていますが、結構難易度が高く特に座面と背面を連結するのが一人ではかなりキツかったです。二人で支えれば30分もかからないと思います。今回提供頂いたのはC7 Pro / グレーカラーになります。グレーカラーのみ価格が5000円上がりますが、メッシュが明るいグレーに、さらにプラスチック部分がホワイトになることで清潔感のあるカラーになります。質感もあいまって昔のPC本体ようなレトロな雰囲気も持ち合わせています。
ブラックも良いですが、オシャレデスク周りを目指すならグレーをオススメします。
中々存在感のあるサイズでコンパクトなサイズ感では無いのは注意点です。
今回提供頂いたのC7 Proで、メッシュタイプになっています。座面の硬さは結構かためでハリがある感じですね。沈み込むというよりは、メッシュの上に乗っかる感じです。
背面もメッシュでこちらもハリがあるタイプです。
ランバーサポートが特徴で、サイドにあるレバーを使い、ロックを外すと、腰の深さな合わせて四段階で沈んでくれます。
- 最大まで沈んだ状態
- 非ロック時
レバーをロックすれば任意ので固定することもできます。ランバーサポートがちょっと固めなのが好みが分かれるポイントかもしれませんね。
リクライニングは12度まだ倒すことが出来ます。最大まで倒すと硬めのランバーサポートがちょっと痛いかも。
座面したのハンドルを回すとリクライニングチェアの硬さを調節出来ます。初期状態だとかなり柔く設定されているので、ある程度固く設定するとちょうどよいでしょう。
- アームパッド前
- アームパッド後ろ
- 斜め・内側
アームパッドは前後左右斜めに動かすことが出来ます。内側に向けて肘を固定するようにすると、肩こりの原因である巻肩にならずにタイピングができますね。
アームの高さも、パッドしたのトリガーを引くことで上げ下げがでかます。
座面の高さは、男性であればもちろんべったり足をつけれますし、女性でも最大まだ下げれば問題ないでしょう。
座面は長さの調節と、前傾チルトに対応しています。
- 座面最大
- 座面最短
某高級チェアと比較して
このタイプのチェアならば、やはりナンタラヒューマンのチェアと比べないわけにはいきませんね。
提供品でしかも自らメーカーにお願いして頂いている立場なのでかなり厚かましいかもしれませんが、価格が3倍近く差があり、それと比べてC7 Proがどのような違いがあるかは購入においては大事な情報でしょう。
3.5万から買えるFlexiSpotのコスパの良さという視点でご紹介します。
- ナンタラヒューマン 柔め
- C7 Pro 硬め
まずメッシュの硬さについて、ナンタラヒューマンがかなり柔らかく沈み込むのに対して、FlexiSpot C7 Proはかなり固めです。
ここは好みが分かれるポイントで、正直デスクでガッツリやる場合は硬めの方が良いという人も多そうです。ナンタラヒューマンはちょっと柔らかすぎる木もします。
座面の前後調整はどちらもしっかりしています。むしろ3.5万からのFlexiSpotがこの価格でそれを実現したいることに驚きます。C7 Proのほうが長めに調節できます。
全体的に硬めの座り心地ならばC7 Proが良いでしょう。
一方、ランバーサポートに関してもC7 Proはかなり固めだと思います。これはナンタラヒューマンだけでなく、チェア全体的に見ても固めだと思います。C7 Proの場合、後ろのレバーでランバーサポート自体を前後に動くようにすることも出来ますが、そうであってもかなり強く支えられている感じがします。
正しい姿勢で座った場合はこの硬めのランバーサポートがちょうど良くしっかり支えてくれますが、リラックスするという感じでは無いですね。
C7 Proはこの価格で前傾チルトに対応しています。ナンタラヒューマンがわりと浅めに前傾するのに対して、C7 Proは結構可動域が広く傾けることが出来ます。
一方ナンタラヒューマンの方は、前傾チルトはかなりおとなしめでなっているのか…?と疑うほどです。
C7 Proかなり動くのでもうすこしマイルドでも良いかな?というのが正直な感想です。
どちらも最上位構成でオットマンがつきますが、正直耐久性でC7 Proは劣るような気がします。支えているのが一本なので、強めに乗せてしまうとちょっと不安です。
アームレストに関しては、C7 Proの方が良いと感じますね。C7 Proはアーム部分にトリガーがついておりこれを押さないと上下できません。
一方ナンタラヒューマンは、少しさわっただけでも上がってしまいます。なので、アームレストを持って移動させると、本体重量に負けてアーム動いてしまいます。下げるためには一度一番上まで上げないとロックが外れないのでとても手間です。
C7 Proに関しては、そういった使いにくさも無くシンプルに使えるのが良いですね。
全体的に見ると、やはりナンタラヒューマンは金属が使われているのもに対して、C7 Proはプラスチックなので剛性では劣るでしょうか?
まとめると、機能性は10万超えの高級チェアに匹敵する機能性を持ち合わせており、コスパは高いです。肝心の座り心地は、C7 Proが大分硬めに感じました。
硬めを探している人にはC7 Proのほうが合うんじゃないかな?と感じました。
FlexiSpot C7 Pro まとめ
最後にまとめると、デスクチェアとしてはやはりコスパは高いプロダクトだと感じました。
最近引っ越しのために色々とチェアを試したんですが、メッシュタイプのものは見た目こそかなり似てるものの、細かい機能性や座り心地は結構差があります。
C7 Proに関しては、高級チェアの機能性をほぼ網羅しており、このた機能性さで3.5万円から選べるのは強みです。
ランバーサポートがもうすこし柔らかいか、もしくは高さを変えられたら完璧だったかも…と感じました。正しい姿勢で座るためのチェアと言えるでしょう。