今回はREDMAGIC 11 Proをご紹介します。
提供:REDMAGIC / Fastlane Japan株式会社
Androidにおいて、ゲーミングスマホの頂点に君臨するREDMAGICで、今回ついにスマートフォンとしては世界初の水冷機構を搭載した超弩級のハイエンドです。水冷だけでも超ド変態なスマホなんですが、何とこれまでの空冷ファンも搭載し、水冷と空冷をあわせた新しいAqua Core冷却システムを搭載します。また、これまでREDMAGICハイエンドの弱点だった防水性もIPX8を取得するなど、マジで謎技術の塊となっています。
また、タイミング的にはおそらく日本市場においてのSnapdragon 8 Elite Gen5を早くから搭載するモデルで、モンスタースペックと液冷という最高の組み合わせになっています。液冷とか空冷とかとてもスマートフォンとは思えないワードが並んでいますが、紛うことなき超ハイエンドスマートフォンとなっています。
また、おなじみおサイフケータイにもしっかり対応しているのも嬉しい注目すべきポイントで、スペック、使い勝手も抜群となっています。
今回はこのREDMAGIC 11 Proをしばらく使ってみた率直な感想を余すこと無くお伝えしていきたいと思います。
REDMAGIC 11Pro スペック詳細
まずは比類なきスペックを見ていきましょう。つねにその世代のトップクラスの性能を誇る紛れもない超ハイエンドゲーミングスマホとなっています。
SOCは最新のSnapdpragon 8 Elite Gen 5を搭載します。このレビューを作成している現在において恐らくですが、日本市場で出る8 Elite Gen5初搭載スマホとなるんじゃないでしょうか?
また、これらのSOCの処理能力をゲーミングに特化した独自チップ RedCore4で支える構成となっており、ドラゴンボールのようなスペックインフレがまさに起きているかのような跳ね上がり方をしています。この辺は後ほどベンチマークで見ていきますが、まさに頂点と言えるスペックです。
これらのピーキーなスペックに圧倒的な安定性をもたらすのが今回のREDMAGIC AquaCoreシステムで、水冷、VC、高速冷却ファンを組み合わせた最高の冷却機構をもつのが本機の最大の特徴です。
メモリとストレージは変則的で、スケルトン仕様を省かれたCryoカラーが12GB/256Gで、スケルトン仕様は16GB/512GB、24GB/1TBというラインナップなっています。24GB/1TBなんかスマートフォンのスペックじゃないだろう!と思わず突っ込みたくなります。
OSはAndroid16をベースにしたREDMAGIC OS11を搭載しています。
ディスプレイは6.85インチ BOEと共同開発した新パネルを採用した有機ELで、最大144Hzのリフレッシュレートで駆動し省電力性にも優れています。また、おなじみのアンダーディスプレイカメラも引き続き採用されています。
また、地味に指紋認証が3D超音波センサーになった事で精度と速度が大幅に向上していると謳います。ほかのスマホだったらメインで伝えるような内容をサラッとやってるのが豪華です。
バッテリーは大容量7500mAhを搭載し前作から500mAh近く増加しました。80Wの急速充電に対応し、人気の高い充電分離にもしっかり対応します。
ここまで全てが最高峰の中で、唯一カメラのみがハイエンドとは言えず、そこそこスペックな50MPとマクロカメラとなっています。スマホコストに直結するのがカメラでREDMAGICのコンセプトはゲーミングなので、ここが抑えめなのはシリーズを通してのおなじみです。もしカメラスペックを求める人はnubiaブランドという選択肢もあります。
その他、これまで空冷ファンのため対応できなかった防水性も、今回しっかりIPX8の等級を取得しています。これだけ複雑な機能を搭載しつつ防水性もあるというのが驚きです。
そして、何よりも嬉しいのはおサイフケータイ対応という点です。どんだけスペックが良かろうがおサイフが無いと選べないというわがままボディなユーザーもこれには納得せざるおえません。
- Cryo カラー 129,800円
- ナイトフリーズ 157,800円~
- サブゼロ 157,800円~
価格に関しても最安の12GB/256GB 背面のスケルトン仕様を省いたCryoカラーが129,800円からとなっています。スケルトン仕様は157,800円からとなっています。
価格はもちろんハイエンド帯に入っていますが、これだけのスペックかつ、おサイフケータイに対応しているというのが何よりもポイントで、その目線から見るとこれ普通に安くない?!と個人的には思っています。
とりあえず、スペックがモリモリで、触れる事が多すぎるぐらいの超ハイエンドスマホでありながら、他社製品と比べると圧倒的にコスパが良いというのも注目です。2026年のトップバッターになりますが、恐らくこのスペックを越えるものは来年度出ないんじゃないか?とすら思える超絶弩級のハイスペックスマホとなっています。
| SOC | Snapdragron 8 Elite Gen 5 + RedCore 4チップ |
| メモリ/ストレージ | 12GB + 256GB (Cryoのみ) 16GB + 512GB / 24GB + 1TB |
| OS | REDMAGIC OS 11 (Android 16) |
| ディスプレイ | 6.85インチ 144Hz / 1216px ✕ 2688px (1.5K) AMOLED (BOD X10) 1800nit タッチサンプリングレート 360 ~ 3000Hz |
| バッテリー | 7500mAh / 80W (充電分離対応) ワイヤレス / リバースチャージ対応 |
| カメラ | メイン OV50E 50MP(OIS) 超広角 OV50D 50MP マクロ 2MP / UDC 16MPフロント |
| その他付加価値 | AquaCore 冷却システム(液冷&空冷) おサイフケータイ対応 IPX8 防水 / イヤホンジャック |
REDMAGIC 11 Pro本体チェック
本体とデザインを見ていきましょう。まず同梱物としては、80Wの専用チャージャーとケーブル、プラスチックケースとなっています。
まずは何と言ってもこの圧倒的に厳つくREDMAGICブランドといえばこの厨二心をくすぐるゲーミングデザインでしょう。思わず初回開封時にはニヤリと笑みが溢れてしまいました。スケルトンなガラスに、さぁ見てくれと言わんばかりの水冷ユニットがドーンと配置されています。後ほど見ていきますが、本機の特徴はとにかくこの水冷ユニットです。
さらにSnapdragon 8 EUDClite Gen5を搭載している証として、デザインの中にSOCネームがデザインされています。良くゲーミングPCとかでCPUとかGPUのステッカーが貼ってあるあの感じでしょうか?この辺もオタク心を鷲掴みにするポイントでしょう。
その上にはREDMAGICのロゴも並びます。もちろん光る仕様なんですが、実は日本版はここにFelicaのモジュールを仕込むためかLEDが省かれており、光る機能がオミットされています。ちなみに今回は先行レビューのためグローバル版となっています。
REDMAGICといえば空冷ファンという事で、今回もしっかり搭載されています。SOCモジュールの反対側に搭載されています。のちほど見ていきますがもちろん光ります。
今回本体はIPIPX8の防水性を持ってるんるんですが、謎技術で空冷ファンが搭載されています。内部的どういう設計なのか分かりませんが、エアフロー的にSOC部分までを冷やすようになっており、実際にかなり強力に風が出るので、マジで謎技術といえます。
REDMAGICといえばフラットな背面です。前作はLED部分がわずかにありましたが、今回は全てガラスの下になっており完全にフラットなデザインです。ここ最近のバカでかカメラユニットからするとかなり新鮮です。机においてもガタツキなどは一切無く、音ゲーユーザーもにっこりでしょう。
右サイドには、電源ボタンと音量ボタン、さらにはゲームスペースなど起動カスタマイズが可能なスライドスイッチも搭載しています。また、タッチ式のサイドトリガーがそれぞれ左右についており、ゲームプレイ時に割り当てて使う事が出来ます。
そして、もちろんサイドトリガーは光ります。LED設定に合わせてほんのり光らせる事が出来ます。
右サイドには排気のためのスリットも入っています。のちほど見ていきますが、これはダミーではなくてちゃんとエアフローが発生します。右サイドはかなり情報量が多くてゴテゴテとしていますね。
左サイドはシンプルで、排気口のみとなっています。またLEDが仕込まれており、ほのかに光ります。まじで無駄の極みですが、ゲーミングにおいてはこの無駄光りこそがアイデンティティです。
本体上側には何とイヤホンジャックが搭載されています。個人的にこれが搭載されているスマホはマジで何年ぶりでしょうか?いまや絶滅危惧種と言ってもいいレベルの装備でしょう。REDMAGICの場合はゲーミングに重きをおいており、ガチのモバイルゲーム競技などでは音という情報を大事なんでしょう。昨今ワイヤレスでもほぼ遅延は無いでしょうが、競技シーンとなればまた違うんでしょう。こだわりの有線を刺して使う事が出来ます。
本体下部はスピーカーとUSB-C / SIMトレイが並びます。こちらはとてもシンプルですね。
ディスプレイは6.85インチで、REDMAGICおなじみのアンダーディスプレイカメラを搭載し、完璧なフラットディスプレイです。ベゼルもキワキワでその幅は1.25mmと超ナローベゼルとなっています。UDC部分なども含めると画面占有率は95.3%となっています。ハイエンド端末ですが、ちゃんと初期フィルムが付いているのも嬉しいポイントです。
もちろん光る!ソフトウェアで細かく設定可
ゲーミングと言えば、とにかく光る事が何よりも紳士の嗜みでしょう。LEDが仕込まれている箇所を改めてまとめると、空冷ファン、右サイドトリガー、左サイドのマーカーが光ります。また、日本版はFelicaの関係でオミットされていますが、グローバル版はREDMAGICロゴも光ります。
「設定」
設定の方で細かく動作を変更出来ます。通知や着信、充電中など、シナリオごとに発光パターンを変更できるなどとても細かいです。空冷ファンのみ、マルチカラーに対応しており、ワンポイントとなっています。また、空冷ファンの給気口からLEDが除くようになっており、これまたオタク心をくすぐるデザインです。
背面が完全フラットのため、本当にガラスの板といった感覚ですね。質感はもちろん最高峰で、まさにハイエンドといった重厚感があります。一方、デザインに関しては、これまで以上にいい意味でも悪い意味でもREDMAGICっぽさが全開で、水冷ユニットがなによりもとてもに目立ちます。
ちょっとデザインを厳し目に評価するなら、この水冷ユニットはもう少しスモークを濃くしたり、クーラントカラーをもう少し落ち着いた色か、本体に合わせて赤色にするとかできればより良かったなと思います。
シルバーカラーの場合はブルーとの調和で出来ていていい感じなんですが、クーラント液が明るめのブルーになっていてブラックカラーだとちょっと目立ちますね。
「cryoカラー」
そんな派手だなと思うユーザーにもちゃんと配慮されていて、最小構成の256GBではスケルトンではないCryoカラーも要因されています。こちらはスケルトンじゃない代わりに3万ぐらい安く買えるでシンプルな方が良い人はコチラがオススメです。
液冷搭載!抜群の冷却機構
REDMAGIC 11 Pro 最大の特徴はこの背面の水冷ユニットでしょう。さらに従来の空冷ファンとベイパーチャンバーも同時に搭載されており、モバイルとして最強の冷却環境が備わっています。
空冷ファンはSOCを、VCはディスプレイ周りを、液冷はそれらをインクルードした形で冷却を行います。どこからのリンゴスマホはVCをやっと搭載したとCMしていたりしますが、それを遥かに超えるとんでも機構です。冷却ファンだけでもかなりの変態度ですが、まさか水冷機構を載せるとは誰が想像したでしょうか?
これみよがしに張り巡らされた液冷用のパイピングですが、パッとそういったデザインのダミーアニメーションかな?と思ってしまいますが、これはダミーではなくマジのクーラント液です。停止時は傾けると液冷の中の気泡が僅かに動くのが確認出来ます。
実際に動作させてみると、気泡が勢い良く循環し始めます。あまりに見事に動くのでこれはグラフィックが回ってるのか?と見間違う程です。分解動画も確認しましたが、本体の下部に実際のポンプが搭載されており循環するようになっています。
ちなみに、これまで事ある如く光らせてきましたが、一番光りそうな水冷ユニットは残念ながら光りません。写真や動画を見ると光ってるように見えてしまいますが、分解動画を見れば分かりますが、かなり複雑な構造となっておりLEDを仕込む余裕は無かったのでしょうか?
水冷ユニットが圧倒的に目立つので忘れがちですが、空冷ファンが付いてるという次点で十分ド変態です。24000RPMという超高速回転で回る小型ファンでこの小さなファンで絶大な冷却効果が生まれます。実際に動作させると、リアルに排気口から風を感じる事が出来ます。以前REDMAGIC Astraでもこの空冷ファンは見たことがありますが、その時よりもパワフルで体感出来るぐらいに風がでてきます。なんでこの機構を取り入れながらIPX8を実現しているのかはマジで謎技術です。
一方で、ファンの動作音も結構気になりますね。サーーーーッ!!!という勢い良いノイズが入ります。ほんのりどころがしっかりと聞こえるレベルです。また、本体を机などにおいて回すと振動音もがっつり聞こえます。
まさに変態と言わんばかりのこの冷却機構で、見た目だけのお飾りでは無く、しっかり機能しているというのがさらに変態的です。後ほどのベンチマークやゲームプレイでも絶大な効果を発揮さてくれます。
ANTUTUベンチマーク 驚異の400万点台へ突入
みんな大好きANTUTUベンチマークを見ていきましょう。ANTUTUにはRanking表示もされているんですが、とりあえず大体の世代で紅魔(REDMAGIC)はトップオブトップに君臨しています。まだまだ日本市場が寂しかった頃に、この紅魔!!君臨する謎のスマホでしたが、それが日本市場で普通に選べる時代になったんだな‥と感慨深いものがあります。
話がそれましたが、とりあえず今回のREDMAGIC 11 Proも現時点で頂点に君臨しています。公称値は400万点台となっていますが実際はどうでしょうか?実際にベンチマークを走らせてみました。もちろん、空冷ファン、水冷機構をONにしています。
その結果、何と余裕で400万点に届くモンスタースペックでした。よくあるラボスペックでは無く、普通に回すだけで楽々届いてしまいました。ANTUTU ver11は若干スコアが高めに出ますが、それでもこの400万点というスコアを拝む日がくるとは思いませんでした。まじでドラゴンボールの戦闘力ばりにインフレをして来ましたね。
ちなみに、ベンチマーク中は結構本体温度が高めです。ただ、全体的に熱いというよりは、サイドフレーム部分が高めになり、空冷ファンの通るSOCラインや水冷ユニット回りはあきらかに温度が違います。
ANTUTU上でも本体温度は最大で40℃で抑えられています。これだけのスコアを叩き出すのに、よくこの温度で抑えられるなと脅かされます。
ディスプレイ性能
ディスプレイは6.85インチ 解像度: 1216×2688 (1.5K) リフレッシュレートは144Hz 最大起動は1800nitとなっています。最近ではもうすっかりおなじみになったBOEとの共同開発で新発光パネルX10を採用しており、それにより消費電力向上につながっているとしています。
また、今回もアンダーディスプレイカメラを搭載し、パンチホールの無い完全なフラットディスプレイとなっています。年々進化しており、以前は若干角度を付けるとカメラの位置が分かってしまいましたが、今では本当にどこにあるのか、じっくり見てもまったく分かりません。
輝度や彩度も一切ムラは無く特殊なディスプレイながらここまでクオリティを上げられるんだなと関心します。一方、UDCのためか価格やスペックからすると解像度はやや抑えめです。まぁゲーミングスマホであれはFHD以上あれば何の文句もありません。
REDMAGIC OS UIと動作感
OSはAndrodi 16をベースにしたREDMAGIC OS11を搭載します。初めてREDMAGICのスマホを触れましたが、本体の厳つさとはうってかわってシンプルなUIです。兄弟機であるnubiaシリーズのnebula AIOSとそこまで差は無いかな?という印象です。シンプルですが、カスタマイズはしっかりされており分かりやすいUIだと思います。
もちろんREDMAGICなのでゲーミングに関する機能は特出していますが、その辺はゲームモードで纏められているのでのちほどゲーミングの項目で見ていきます。
個人的に通知パネルのスワイプがiOSスタイルになっているAndroidはとても苦手です。いつまで経ってもあのスタイルは慣れる気がしません。というわけで、このスワイプ動作を選択出来るUIは個人的に無条件で評価が上がります。
もちろん、左右スワイプに慣れてしまったユーザーもいるので、ここが選択出来るのは絶対に必要なんです。あと、画面輝度を縦にするのも苦手です。なんで縦のスワイプに縦の操作を組みこんじゃうんでしょう?ここが横になってるのも個人的にポイントです。以上、通知パネルのこだわりでした。
相変わらずギャラリーアプリは無い
ZTE系列のスマホで個人的に気になるのは毎回ギャラリーアプリが無いことです。私の記憶が正しければREDMAGICの過去機種はちゃんとギャラリーアプリがあったはずですが、REDMAGIC 9移行オミットされたかと思います。なので、Googleフォトがデフォルトとなっています。
これが何が問題かと言うと、写真にウォーターマークなどを付けるのがカメラ設定でしかコントロール出来なくて、一度付けたまま撮影をすると外す事が出来ません。また、あとからオリジナルのフィルターをかけるといった事も出来ないので、不便だと思います。
今回のREDMAGIC 11 Proはそもそもカメラはあんまり推してないので良いんですが、カメラ推しのnubia機もおなじなので、ここは改善してもらいたいポイントです。
超音波指紋認証+顔認証
本機は超音波式の指紋認証にも対応しています。アンダーディスプレイカメラを実装しつつ、さらに超音波式センサーを組み込むなど、かなり凝っているなと感じます。
認証速度、精度ともにとても良く、もちろん顔認証にも対応しており、生体認証周りは非常にスムーズに動作してくれます。
ゲーミング機能
REDMAGIICのアイデンティティはとにかくゲーミングでしょう。これまで紹介してきたハード的な部分と、ソフトウェアによるサポートで、快適なゲーミングライフが楽しめるように充実しています。基本的なOS部分はシンプルですが、ゲームスペースでは細やかな設定や機能を使うことができます。
フレーム補間と画質補正に対応
ゲーミングスマホの花形機能といえばフレームレートを擬似的に補間し、スムーズさを劇的に上げることが出来るフレーム補間機能です。ちゃんとしたゲーミングスマホを名乗るからにはこの機能はマストでしょう。
現時点で対応するアプリは限定的ですが、人気のAAAタイトルはしっかりと対応しており、今後も増えていくと公式で謳っています。
対応タイトル
- 原神
- 崩壊:スターレイル
- 崩壊3rd
- COD Mobile
- ゼンレスゾーンゼロ
- 鳴潮
- Arena Breakout
鳴潮、原神といったヘビー級のゲームでもしっかりフレーム補間が働き、120FPに近い数値で維持しながら滑らかなゲームプレイが可能となっています。一度この環境でゲームをすると、常時60FPSの環境でも物足りなく感じてくると思います。
また、アップスケールとフレーム補間の同時併用は出来ませんが、対応ゲームでは最大2K画質にまでアップスケールすることもできます。
ショルダートリガー搭載
サイドの左右にはタッチ式のショルダートリガーも搭載しています。それぞれに割り当てる領域を指定し、タップをエミュレートする方式です。流石は最上位のゲーミングスマホで、FPSなどで活躍出来るでしょう。
トリガーはタップや連打を選択することが出来るのでFPS以外のアクションゲームでも、わざわざ攻撃連打をしなくて良いのでとても楽でした。原神、鳴潮などのゲームとも相性はとても良かったです。
MORAと遊ぼう
ゲームスペースでは、オリジナルの3Dキャラクター MORAをアシスタントとして色々おもしろいことが出来ます。
これはREDMAGIC Astraには無かったんですが、AIでMoraとチャットが出来るMora AIもありました。最近だとGrokのツインテキャラ Aniが話題ですがそれに近い機能ですね。
普通のAIチャットのように、色々と尋ねて使う事ができます。ちなみに躍ってとかそういった邪なお願いをしても拒否されるのがちょっと悲しいです。
ライブモードでは、インカメラに反応してMORAをアバター化する機能です。例えばゲーム配信などでVtuber的なことが出来る機能ですね。表情や角度はそこまで準備されていませんが、瞬き、口の動き、若干の角度は反応します。
たぶん発売前の検証機だからだと思うんですが、可愛いはずのMORAのボイスが完全にゆっくりボイスのような機械音声になっています。これは早くアップデートしてほしいです‥。
原神
それぞれのゲームで見ていきましょう。まずは原神から。前述したフレーム補間にしっかり対応しており、みるからに動作が滑らかになるのでONを推奨です。これだけ潤沢なスペックがあれば、快適な動作なのは当たり前でしょう。
20分ほど最新のフィールドを探索してみましたが、基本的に120fpsに張り付いて動作をし、ヌルヌルとした動作をきっちりと維持します。
原神に関しては、本体温度もまずまずでSOC周りがほんのり温かい程度で、バッテリー周りは水冷ユニットのおかげでほとんど温度上昇は感じなかったです。最高画質かつフレーム補間を使いつつ120fpsを維持している環境としては過去一といえるぐらいに安定していると感じました。
スペックと関係ありませんが、ショルダートリガーの割り当てをボタン連打にしておけば、アクション時も便利ですが、それ以上に会話スキップやアイテム取りが楽に出来て便利だなと思いました。
鳴潮
ヘビー級の鳴潮もしっかりフレームレート補間に対応しています。基本的に120FPSに張り付く形でプレイができるのでプレイは本当に快適といえます。
約1時間ほど連続でプレイをしてみましたが、スロットリングなどの影響もまったくなかったです。
プレイ中は原神とは違い、本体熱がサイドフレームにうまく逃される関係で、なかなか熱くなりますが、肝心のSOC周りと水冷ユニット付近は明確に温度差があります。熱源からしっかり分散されているのがわかります。とはいえ、そこそこサイドフレームは熱めだなと感じました。ゲームの違いでも結構差が出るようですね。
重めの戦闘に入るとフレームレートが僅かながら下落幅が出てきて110~120FPS程度の幅で数値が動きます。とはいえ本当に誤差のようなレベルです。
原神と並びヘビー級ゲームの代表格ですが、こちらも非常に快適に動作し、環境としては素晴らしいと思いました。
COD / DeltaForce
CODとDeltaForceは比較的軽く、おそらく基本的なエンジンが同じのためざっくり紹介します。この2つに関してはそこそこのスペックの端末でも十分快適に動くので、REDMAGIC 11 Proで動かないわけが無いですね。この2つはネイティブに高フレームレート動作をサポートしており、フレーム補間を使う必要はないですね。
COD に関しては120fps / DeltaForceに関しては144fpsを最大で選択することができました。ただCODに関しては設定してもカウンター上は120fpsに張り付く形になりました。この辺の設定はもしかしたらもっといじる必要があったかもしれませんが非常に動作はスムーズでヌルヌルとしています。
また、前述したトリガーキーも相性が非常に良くて、FPSプレイヤーには強くおすすめできます。
ディアブロモードはスコアが下がる?
これは過去のシリーズからそうなんですが、nubia系のハイエンドには、ゲームプロファイルの中にスペックを最大限引き上げようとするディアブロモードがあります。
"引き上げようとする"という表現が引っかかるかもしれませんが、実際にディアブロモードをONにしても発熱がとんでもなく上がり、スロットリングが発生してまうため、多くの場合はスペック低下を引き起こします。
とりあえず、かなり冷却機構を整えないと、このディアブロモードは厳しいです。空冷ファンと水冷ユニットを搭載したREDMAGIC 11 ProでもANTUTUはガクッと下がります。
外部冷却クーラーを取り付けないとおそらくむずしいプロファイルなんじゃないかと思います。
逆に言うとディアブロモードにしないほうが圧倒的に動作が安定性するので、そもそもONにしなくて良い機能かもしれませんね。
ゲームまとめ
REDMAGIC 11 Proのゲーム性能をまとめると、現時点でAndroidゲーミングスマホとしてやはり頂点のようなスマホと言えます。ハード的に圧倒的な優位性と、積み重ねられたソフトウェアによる機能性で唯一無二な存在と言えます。これだけの付加価値を詰め込んみながらも、スマートフォンとして破綻せず、しっかりと練り上げられています。Snapdragon 8 Elite Gen 5という現時点で最高峰のSOCの性能を文字通り余すこと無く完璧に引き出す環境と言えます。
おそらくこのREDMAGIC 11 Proのスペックを来季で見ても超えるスマートフォンはおそらく出てこないと思います。よほどのブレークスルーが起きない限りは頂点に君臨しつづけるでしょう。ゲーム性能を追い求めたいという人であれば、他のメーカーを比較するまでもなく、一択でこのREDMAGIC 11 Proを選択するのが正解といえるほどの充実ぶりです。
バッテリー性能
REDMAGIC 11 Proはバッテリー周りが非常に充実しているのも特徴です。
バッテリーはこのサイズからすると非常に大容量な7500mAhを搭載し、最大80Wの急速充電で7500mAhの大容量を68分で満充電にすることが出来ます。また、ワイヤレス充電にも対応し、リバース充電までしっかり対応しています。
実際にしばらく使ってみてバッテリーの持ちはとても良いと感じました。ファンや水冷ポンプなどの物理的に電池を食いそうなパーツが多いですが、ほとんど気にならず自分の使い方であればおおよそ2日半はもってくれます。
独自のRedCore4 チップによりインテリジェンスなバッテリー管理も搭載しており充電分離など賢く制御が可能です。
充電分離機能
充電分離を詳しく見ていきましょう。設定では即時有効化と、自動電源オフという機能が使えます。これは画面が点灯している間は充電分離が働きますが、画面がロックされ5分経過すると充電分離がオフになります。
いわゆる寝落ち対策と個人的に読んでいますが、ゲームをプレイしつつそのまま寝落ちした場合に翌朝充電が出来ていない!というようなミスを防げるんじゃないかと思います。
また、自動ONでは特定のパーセンテージに達したら充電分離がスタートします。スタートする容量も下のスライダーで変更が出来ますね。充電周りはとても充実していますね。また、今回の一番のポイントである水冷ユニットは主にバッテリーユニットをフォローしており、ハード・ソフトともに非常に優秀なバッテリー周りと言えます。
スピーカー性能
スピーカーはdtsサウンドに対応したステレオスピーカーを搭載します。dtsサウンドは初期値でAuto設定がONになっています。利用しているシーンによってプロファイルを自動で切り替えてくれますが、結構これの差が大きくて評価しずらいです。
音楽モードだと、かなり音量がブーストされるようで、パワフルではありますがちょっとノイジーで籠もった印象も受けます。音楽モード以外ではやや迫力にかけてしまい、いい塩梅が難しいです。
まぁ、何のために3.5mmジャックが付いてるんだということで、音にこだわりがある人は、有線イヤホンを使う事がほとんどだと思うので、別にここはコストカットしてようが評価には影響ないかな?と個人的には思います。
カメラ性能
カメラ性能を見ていきましょう。冒頭でお伝えした通り、REDMAGIC シリーズはとにかくゲーミングが最優先なので、コストが一番かかるカメラ回りはわりと抑えめな構成となっています。
メインカメラは50MP OV50E 1/1.55インチ OISに対応します。超広角も50MP OV50D 1/2.88インチで、残りは2MPのマクロです。2MPマクロが付いてる次点であぁカメラはそこそこだなと感じさせられます。
メイン、超広角ともにエントリー〜ミドルハイクラスのスマートフォンで採用される構成なので、やはりカメラは大分コストカットされています。
実際に作例で見ていきましょう。
昼間
まずは明るい日中です。ある程度明るければもうどんなスマホだろうとそこそこ撮れるとつねに言っていますが、ちょっとその方程式が崩れる感じがしました。あきらかにカメラ特化スマホと比べると結構な差を感じてしまいます。
寒色よりになってしまうのと、彩度やホワイトバランスもなんだがかなり微妙な感じになります。
また、レンズフレアも結構入りやすいです。カメラバンプが一切無いことが影響しているのか映り込みが気になります。
望遠性能も高くないので2倍以降はかなり微妙です。そもそも、ズームで使うスマホでは無いのは注意が必要です。
明るい日中でこれだとやはりカメラ性能はあまり期待が出来ないですね。
夜景
夜景に関しても正直かなり微妙だなと思います。全体的に白飛びが強くゴーストもフレアも盛大に乗ります。
色味も何故かマゼンタや青みが強調されてしまい、なんだか変な感じですね。
正直期待していたよりも大分夜景性能は悪いなと正直感じます。5万円ぐらいのミドル機ぐらいの感じじゃないですかね?
カメラまとめ
REDMAGIC 11 Proについては唯一カメラ周りがやはりコストカット部分だと思いました。というか、そもそもカメラ性能は公式でもほとんど触れていないレベルで、そのコストはすべてゲーミングに関わる重要な部分へと分配されています。
正直、このREDMAGICを選ぶ人がカメラ性能うんぬんを気にするとは思えないので、これは正しい選択かな?と個人的には思います。
もし、カメラ性能がマストなのであれば、それはnubiaハイエンドを選んでねという事だと思います。
REDMAGIC 11 Pro まとめ
- 圧倒的すぎるスペック
- 冷却機構は本当に強力
- 細やかな機能性
- このスペックなら安い
まず、良い点としては何よりも圧倒的なスペックであることです。つねにAndroidのトップオブトップに君臨し続けるREDMAGICですが、そこに超強力な水冷を含む冷却機構が搭載される事で他社製品を寄せ付けないスペックを叩き出せるようになりました。恐らくですが、このスペック値は、次年度2026年度全体を見てもずっとトップに君臨し続けるスペックになるんじゃないかと思います。
また、機能面も非常に丁寧に作り込まれており、ゲーミング周りの機能性もさることながら、普段使いにおいても高い基準にあると思います。見た目が奇抜で取っつきにくく感じるかもしれませんが、思った以上にシンプルでフレンドリーなスマホなのもポイントが高いです。
そして、これだけのスペックかつ、おサイフケータイ対応スマホとして、最小構成13万円、通常版も16万円という価格設定は正直、かなり安いんじゃないか?と思います。もちろん、あくまで高価格帯の中でということではありますが、おサイフケータイがついているというのは何よりも強みです。
気になる点
- デザインが賛否ありそう
デザインに関しては個人的にちょっと賛否がありそうだなとは思いました。さぁ見てくれ!と言わんばかりの水冷ユニットで、今回のREDMAGIC 11 Proのアイデンティティですが、ちょっと派手かな‥と思いました。まぁ、そういった人のためにCryoカラーがあるんですが、水冷ユニット自体は自慢したいんだけどなぁ‥という謎の拗らせ方を個人的にしています。
まとめ
総括すると、8Elite Gen5世代の先方ながら、高いクオリティとコスパを両立したハイエンドスマートフォンといえます。尖りまくった性能ながらおサイフケータイにもしっかり対応していて、思いの外シンプルで使い勝手も悪くないのもポイントです。とにかく最強のスペックが欲しい!というユーザーに真っ先にオススメしたいスマートフォンです。










































































