今回はXiaomi より人気の高い超コスパシリーズの最新作 POCO X8 Proをレビューします。
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おそらく、Xiaomi 端末の中でも一番注目度と期待値が高くなるのがPOCO Xシリーズです。ミドルハイにも届く高いスペックを誇りながらも、価格はPOCOらしい超コスパにまとめられており、多くのユーザーに愛される名機と言えます。というわけでハイエンド帯以上に注目される本シリーズです。今年はメモリ高騰やらなんやらという世界的なアレが起きており、POCO X8 Proシリーズも思いっきり影響を受けてしまいましたが、それでも余りあるスペックでコスパの高さは健在です。
今回のX8シリーズはProとPro Maxがラインナップされており、これまでのXシリーズともまた違った領域へ踏み出しています。今回はもっとも人気の高いPro 無印シリーズをレビューします。先に言っておくと、相変わらずコスパ高いなとは思いつつも、円安の影響をもろに受けちゃったなという印象です。
POCO X8 Pro スペック詳細
まずはスペックと価格を見ていきましょう。Xシリーズはその世代においてトップクラスでは無いものの、非常に満足度の高いスペックで展開され、さらに価格が魅力的なシリーズです。ちなみに今回X8 Pro Maxに関しては普通にハイエンドグレードになっており、すごく悩ましいんですよね。前置きは置いておき、今回初搭載となる最新のミドルハイSoC Dimensity 8500を搭載します。前作から1世代変わりましたが、更に性能が向上しています。詳しくは後のAntutuスコアで見ていきますが、相変わらずバランスの良いスペックとなっています。
メモリとストレージは8GB/ 256GB 、8GB/512GB、12GB/512GBがラインナップされ、OSは最新のHyperOS3.0を搭載しています。
ディスプレイは6.59インチと前作よりもわずかにコンパクトになりましGORILLAGLASた。しかも解像度は前作よりも上がっており、ピーク輝度も3500nitsと非常に明るく高精細のものが使われています。当たり前ですが120Hzのリフレッシュレートで、ガラス材質はGORILLA GLASS 7iが使われています。ここ最近ディスプレイ周りはほとんどハイエンドと変わらないですね。
バッテリーは6500mAhとなっています。流石にもととなったREDMI Turboから比べるとガッツリ容量が削られましたが、それでも前作から500mAhの容量アップがされています。ワイヤレスこそ搭載しませんが、最大100Wの急速充電にもしっかり対応します。
コストカットとしてはやはりカメラ周りで、メインセンサーは前作とまったく同じIMX882で、もう一方は8MPの超広角です。カメラ周りはあまり期待は出来ないですが、そもそもPOCO Xシリーズでカメラを期待している人なんていないので気にならないでしょう。
細かいところで言うとIP68の防水防塵等に対応しており、サイドの部材はアルミニウムになったことでプレミアムラインに近い質感となり高級感が上がっています。とりあえず、全体的に良くまとまったスマートフォンと言えるでしょう。
価格は54,980円〜となっており、前作よりは流石に価格が上がってしまいましたが、未だにそのコスパは健在です。多くの人がこれで良いじゃん!と思えるスペックで、価格も単純な値上がりでは無く、部材等のアップグレードもあるので今期もコスパは素晴らしいです。
| SoC | MediaTek Dimensity 8500 Ultra |
| メモリ/ストレージ | 8GB/ 256GB | 8GB/512GB | 12GB/512GB DDR5X / UFS4.1 |
| OS | HyperOS 3.0 |
| ディスプレイ | 6.59インチ 1.5K(縦2756px 横1268px) 120Hz AMOLED ピーク輝度 3500nits / HBM 2000nits / 通常800nits GORILLA GLAS 7i |
| バッテリー | 6500mAh / 100W / 27Wリバースチャージ |
| カメラ | 50MP メイン IMX882 8MP 超広角 |
POCO X8 Pro 本体チェック
POCO X8 Proの本体を見ていきましょう。まず、本体の第一印象としては貴重なコンパクトサイズだと思いました。6.59インチという事で別にコンパクトなサイズでは無いんですが、昨今6.9インチなどのバケモノサイズがひしめき合ってる中では、このサイズ感はとてもコンパクトに感じます。今回手元にあるのはペールグリーンで、その他ホワイトとブラックがあります。グリーンカラーは優しい色合いですね。
前作はプラスチックとヴィーガンレザーのいつものPOCOっぽいデザインでしたが、今回のX8 Proは多くの人が選びやすいシンプルなデザインとなっています。また、本体マテリアルが豪華になり、背面は公式曰くガラスとのことです、サイドフレームはアルミニウムが使われており、質感がグッと良くなりました。価格は抑えながらも所有感にもフォーカスしているのはとても印象が良いです。
背面はフロスティなガラスとなっています。ここ最近、ガラスバックでは無く、強度も高いグラスグラスファイバーを使うことが多かったんですが個人的には普通のガラスの方が好きですね。背面はとてもシンプルで、大きめなカメラが2つ並んでいる他は、柄などは一切なくスッキリとしています。世間的にはシンプルなほうが好まれるでしょう。
サイドフレームがアルミになっているのが質感が上がった一番の理由でしょう。実際に手に握る感触がよくなった事で高級感を感じられるようになりました。サイドはフラットでシンプルなボタン配置となっています。
ディスプレイは前述した通り6.59インチと小ぶりになっています。最近のXiaomiらしく四隅のアールが深めでiPhoneのような形状をしています。手に持つとやはり小ぶりだなと思いますね。決してコンパクトでは無く片手操作も出来ませんが、なんとなく収まりの良いサイズ感でこれは人気が出そうです。価格は若干上がってしまいましたが、本体の品質はグッと上がっています。
カメラリングが光る!
CN版では光るのに、グローバルに来たらライティング機能が省かれる事が多かったんですが、今回しっかりカメラリングが光ります!設定画面がわかりづらいんですが、追加設定>バックライト設定の中に該当項目があります。通知や音楽に合わせて点灯させる事が出来ます。残念ながら常時光らせておくような設定は無いですね。
音楽に合わせて点灯させる機能があり、こちらを使えば通知以外でも光らせる事が出来ます。カラーは8色から設定が可能で、思った以上に鮮やかでかっこいいです。また、カメラのタイマー時に光らせる機能もあります。
全体的にライティング機能としては機能性がやや寂しいものの、こういった面白要素を潰さないで出してくれたのは嬉しいですね。
Dimensity8500初搭載 Antutu性能
SoCは今回初登場のDimensity 8500 Ultraを搭載します。前作からCPUクロックの微増と、GPUコアが1つ増えており、中国版のREDMI Turbo5では公称値240万と高いスコアを謳っていました。基本的に中国版のAntutuは高くなる傾向があるとして、グローバル版にあたるPOCO X8 Proはどうでしょうか?
実際のAntutuスコアとしては210万点ほどとなりました。何か思ったより伸びなかったですね?色々設定を煮詰めてみましたが、結局初期設定でやるのが一番スコアが上がりました。
前作X7 Proからすると劇的に進化!と思いきや、前作X7 ProはAntutuバージョンがV10で、実はV11の場合、若干スコアが上がります。ざっと1〜2割は変わってくるので、となると前作Dimensit 8400とDimensity8500は大きく差がないことがわかります。
ここに関してはちょっと期待値が上がりすぎていたでしょうか?スペック的なインパクトはX8 Pro Maxが本命でしょうか?
とはいえ、Antutu200万クラスをエントリーに近い価格帯で持って来ている点はもちろん特出している部分で、十分すぎるスペックだと言えます。
ディスプレイ性能
ディスプレイは6.59インチ 縦2756px 横1268pxの1.5K 有機ELディスプレイを搭載します。
ここ最近のスマホはもうディスプレイはどれも最高品質なので逆にもう触れることがあんまりないんですよね‥。十分すぎる美麗さで文句なしです。今回はどちらかというと6.59インチというサイズ感が特徴だと思います。最近の基準だと本当にコンパクトだと思います。
OS周りHyperOS3.0搭載
OSは最新のHyperOS 3.0を搭載します。
ここ最近、やっとAndroidとApple製品の垣根がなくなってきています。Androidが標準対応を進める中で、早い段階からそれを独自に帯おいしていのはXiaomiです。Xiaomi相互接続をApple製品側にインストールすればAirdrop的な機能や、MacPCとの連携など便利に使えます。
相互接続は基本的にはapple製品とXiaomi製品との連携が主だったもので、Windows機との連携はXiaomiPC以外基本的に使えません。Windowsとの連携は標準のスマホ連携使えば同等のことが出来るのでそちらを使いましょう。
バッテリー性能
バッテリーは6500mAhを搭載します。シリコンカーボン技術を用いることで前作から500mAhの増量で、物理的にバッテリー持ちは良くなっています。今回検証のためめちゃくちゃベンチマークなどを回したのでメキメキとバッテリーが減ったんですが、そのたびに急速充電の速さを体感させられましたね。流石にワイヤレス充電には非対応でしたが、最大27W5リバース給電には対応しました。バイパス充電については残念ながら非対応です。
ゲーム性能
ゲーム性能を見ていきましょう。搭載するDimensity 8500はCPU性能よりもGPU性能の方が高めのSoCです。Antutu性能で分かる通り、基本的には前作8400-Ultraをブラッシュアップしたもので大きく差はありません。
前作の時点でゲーミング性能自体はそこそこな感じでしたが今回はどうでしょうか?実際のタイトルで見ていきましょう。先に言っておくと、今回のX8 Proに関してはWildboostこそ対応していますが、フレーム補完といった上位グレードにある機能はありません
バイパス充電にも非対応なので、全体的にゲーミング機能は搭載されていないですね。なので基本スペックだけでゲームを回すことになりますが、スロットリングなど含めて動作感を見ていきましょう。
原神
まずはお馴染み原神です。本体温度が低い場合は最高設定60fpsでもガッツリとフレームレートは安定します。この状態は非常に快適で、これはもしかしてかなりイイか?!と思ったんですが
やはりというかやっぱり本体温度が45℃を超えると明確にスロットリングが発生しますね。ここに関しては前作と全く同じです。
ワイルドブースト最適化をONにしているんですが、これ一体何の恩恵があるんでしょうか?
POCO F8の場合はこのスロットリングが緩和されていたんですが、X8 Proの場合は普通にスロットリングが発生します。
鳴潮
重めの鳴潮ですが、こちらも完全にスロットリングが発生しているとフレームレートはガッツリ下がります。60fps設定にしていますが、良くて40fps、動きが激しいと20fpsなどガッツリと下がります。さすがに60fpsはキツいかと設定を下げていきますが、正直スロットリングの状態では40fps設定もなかなか厳しいです。
やはりXiaomiスマホの問題は強烈なスロットリングだと思います。試しに本体にクーラーをつけて45℃以上にならないように調整してプレイをするとフレームレートが上がりだします。それでも60fps動作は厳しいんですが40fps前後は出るようになりました。
やはりこのJOYOSE問題がXiaomiミドルハイの壁となりますね。
ちなみにコレを解決しているのがPOCO F8のWildBoost最適化で、JOYOSEによるスロットリングを軽減してくれます。POCO F8にもフレームレート補間はありませんが、この最適化が強力でゲームプレイにも強みがありました。
X8 Proにはこれらの機能が一切無いためスロットリングの影響をモロに食らってしまう形となりました。これは前作X7 Proでも同じだったので
ゲームをゴリゴリしたい人にとってXシリーズは少し物足りないものになるんじゃないでしょうか?
ゲームまとめ
ゲームのまとめとしては、正直、ゲーム性能はそこまで高くないと思います。ゲームが目的な人は素直にX8 Pro Max やFシリーズに流れたほうが良いと思います。
X8 Proも設定などを下げたり、冷却環境を整えられるのであればそこそこ動くとは思いますが、ゴリゴリゲームをしたい!という人には向かないでしょう。
この辺は前作X7 Proでも同様のことを言っていましたね。SoCがGPUが強化されたという触れ込みだったのでちょっと肩透かしを食らった感じになってしまいましたね。
カメラ性能
カメラはメインレンズか光学手振れ補正に対応した50MP IMX882を搭載し、超広角は8MPです。カメラ構成についてはおそらく前作と同じものだと思います。
基本的にカメラ性能を推しているスマホでは無いんですが、実際の作例で見ていきましょう。やっぱりというか、同じセンサーなんで当たり前なんですが、とりあえずカメラ性能に関しては値段なりといった感じですね。撮影日がややクラウディな空模様だったので余計にそう感じます。全体的的に暗く、こってりした印象です。The Dimenstiyの調整です。
夜間に関しては以外とカメラ特性とあっているのか、ノイズも少なく、コッテリ傾向が良い方向に作用して良い感じです。ギリギリ白飛びをしていない範囲で明るい所がはっきりしています。ちょっと塗り絵っぽい印象も受けますが個人的にはありな画質です。
とりあえずカメラに関してはやはりがっつりコストカットをされていますね。そもそもカメラ目的で買うスマホでは無いのは誰しもが分かっている事だと思います。
POCO X8 Pro 良い点、気になる点まとめ
最後にPOCO X8 Proの良い点と気になる点をまとめて終わりたいと思います。
まず良い点としては全体的にスペックは多くの人が満足できるラインにあるということでしょう。ゴリゴリの性能ではありませんが、Antutu200万点を超えるスペックで、ある程度長く使っていけるでしょう。
また、本体の高級感は前作よりも大分上がり、ライティング機能など面白い機能も追加になっています。所有感を満たせるというのも個人的には大事な要素だと思います。
また、あんまり触れられてませんが、貴重なコンパクト帯です。6.59インチなので人によってはコンパクトから逸脱しているかもしれませんが、昨今べらぼうに大きくなっている中では、コンパクトに入ると思います。実際、ほかメーカーでも6.6インチはコンパクトと定義しているので、このサイズ感はコンパクトと言い切っていいと思います。
気になる点はやはり価格で、定価は5.9万円、早割でも5.4万円と前作より上がってしまっています。コレに関しては完全に円安と昨今の部材高騰によるところではありますが、前作X7 Proが本当にギリギリのラインだったので、やはりコスパ感はやや薄れますね。
また、ゲームに強そうに見えて、以外とゲーム性能は平凡です。POCOのイメージと、公式の謳い方を見るとゲーミングもバリバリ行けます!みたいな感じですが、実際は最新のゲームを満足行く基準でプレイすることは出来ず、ゲーミングらしい機能はありません。わりとライトユーザー向けなのは注意がいります。
総じてやはり円安の影響がモロに食らってしまったプロダクトだと思いました。もう少し値上がりの幅が緩やかであれば最強コスパ!と大きく言えたんでしょうが、その雰囲気も影が薄くなってしまいました。
とはいえ、元々コスパが高かった前作よりもデザイン性や質感がグッと上がったのと、今期珍しいコンパクト帯というのは特徴として抑えています。
そろそろ買い替えたいけどなんか良いの無いかな?と考えている人にはオススメできると思います。






















