今回はLegion Y700 2025をレビューします。
知る人ぞ知る、最強の8インチタブレットシリーズ Legion Y700の最新版です。なんと、8インチ帯でありながら、現行ハイエンドのSnapdragon 8 Gen 3を搭載した夢のようなタブレットとなってます。世の中の多くのファンがハイエンド8インチタブレットでないかな…夢想しつつ、渋々Helio G99タブレットを買い漁る中で、まさか本当に8インチ 8Gen3が出るなんて!伝説・夢幻・エルドラド そんな夢のような存在がついに登場です。
価格もおおよそ6万円と8Gen3を搭載したからか若干の値上がりがされていますが、それでも8インチハイエンドタブレットという唯一無二の存在は、我々のようなガジェットファンには眩しい存在です。
日本ではNECタブレットとしてリネーム販売がされるのが通例となっていますが、前作Y700 2023は8+ Gen 1搭載でCN版は約5万円ほどだったのに対して、日本版 LAVIE Tab T9に転生した途端に10万円台になるという
びっくりおま国価格を披露してくれます。おそらく今回も遅れて日本版が出るとは思いますが、これだけのスペックが日本版だとどんな価格帯になってしまうのか、今から戦々恐々です。
前作Legion Y700 2023のNEC版 Lavie Tab T9の驚き価格
というわけで、多くのガジェットファンはこのLegion Y700を購入することになるでしょう。先に結論から言うと、今年もやっぱり神クオリティの鉄板タブレットでした。もちろん日本語化のコマンドもしっかり使えて何不自由なく使えるハイエンドAndroidとなっています。とりあえず欲しいけど悩んでる人がいたら、迷わず買ってしまってオッケーと背中を押しておきます。
今回は実際にしばらく使ってみた感想をお伝えしていきます。
LEGION Y700 2025 (Aliexpressで購入する)
LEGION Y700 2025 (Aliexpressで購入する)
イマイチややこしい どれが2025?
まず、購入にあたってちゃんと調べておきたいのが、一体どれが最新版のY700なのかという点です。Aliexpressやジンドンなどで「Legion Y700」と検索すると同じ名前の似たようなタブレットが複数出ると思います。
どれがLegion Y700なんだ!と言いたいところですが、これらはすべて同じ名前 Legion Y700です。名前は同じですが世代が違い、それぞれ価格も似通っていますがスペックはまったく違うので注意が必要です。大きく分けて現時点で世代は3つで、2025、2023、初代となっています。それぞれ大きくSOCが違います。
この3つともまだAliexpressなどで変えてしまうので、間違っても初代や2023を買わないように注意しましょう。最新のLegion Y700 2025はSnapdragon 8 Gen 3を搭載しているのでスペック表はしっかり確認しましょう。
「モチーフ」
また商品写真に写っている壁紙で判断もできます。なぜか干支をモチーフにした厳ついキャラクターがデザインされており、初代は虎、2023はウサギ、最新の2025は龍がモチーフになっています。
これらで判別するのがわかりやすいのでおすすめです。
Legion Y700 2025 | Snapdragon 8 Gen 3 | 辰年 |
Legion Y700 2023 | Snapdragon 8+ Gen 1 | 兎年 |
Legion Y700 初代 | Snapdragon 870 | 寅年 |
前作 LEGION Y700 2023のレビューはこちらから
Legion Y700 スペック詳細
スペックを見ていきましょう。まずなんと言ってもSnapdragon 8 Gen 3を搭載している点でしょう。8インチタブレット帯の中では現状ぶっちぎりで一番スペックが高いと言っていいでしょう。Helio G99やスナドラローエンド帯と比べると天と地ほどのスペック差があります。
タブレット界隈ではコストの関係か、何故かSOCで納得の行くものが少ないんですが、8Gen3ならハードユースでも納得の行くスペックでしょう。メモリは12GB 規格はDDR5X、ストレージは256GBからで規格はしっかりUFS4.0です。どこかのPixelシリーズは最新のスマホで17万円のくせにUFS3.1だったな…と軽くDisりを入れておきます。
今回もっとも注意したいのがSDカードに非対応な事ですね。これまでのY700シリーズはSDカードに対応しており、それが購入のポイントだった人も多いのではないでしょうか?それが決め手な人にはかなり残念な変更点と言えるでしょう。
ぶっちゃけ私自身はSDカードはもういらないかな…と思っているのですが、Y700はSIMには対応していないので動画や電子書籍用途という使い方をすると若干ストレージが心もとないようにも思います。
あと、最近はゲームアプリ自体の容量が、大作だと平気で数十GBになったりします。実際256GBの中でOSが20GBほど消費しています。そう考えるとSDカード非対応は重みが増すと感じますね。
ディスプレイはおなじみの8.8インチです。縦2560px横1600px リフレッシュレートは何と165Hzに強化されました。相変わらず有機ELでは無く液晶となっています。前作の144Hzから165Hzとディスプレイもアップグレードしています。
バッテリーは6550mAhと前作から変わりありませんが、充電速度が45Wから65Wへ大幅進化しています。また、内部的にもスペックアップしており、冷却用ベイパーチャンバーがサイズアップし、6インチスマホよりも大きい面積を有しています。おなじみダブルUSB-Cにも対応しています。
前作から引き続きGPSとSIMには非対応で、Wifi機として室内利用をメインにしているということでしょう。
気になるのは価格で、8Gen3というメインストリームのSOCを選んだ結果か、前作から約1万円ほど値上がりし、約6万円からとなりました。価格アップはしていますがそれ以上にスペックアップのインパクトが大きく
8インチ帯を望んでいるならば、半端なG99タブレットなんか買うよりも、ちょっと無理してでもLegion Y700 2025を選んでほしいです。その価値は本当にあると断言します。
LEGION Y700 2025 (Aliexpressで購入する)
LEGION Y700 2025 (Aliexpressで購入する)
SOC | Snapdragon 8 Gen 3 |
メモリ/ストレージ | 12GB / 256GB DDR5X / UFS 4.0 SDカード非対応 |
ディスプレイ | 8.8インチ (縦2560 / 横1600px) 液晶 リフレッシュレート 165Hz / 500nits |
バッテリー | 6550mAh / 68W充電対応 / ダイレクト給電 10004mm2 大型ベイパーチャンバー搭載 |
その他 | デュアルUSB-C (3.2 Gen 2 + USB2) GPS 非搭載 WideVine L1 デュアルスピーカー |
Legion Y700 2025 本体チェック
本体を見ていきましょう。まずは何と言っても8.8インチというサイズ感で、片手で持てるちょうどよい大きさが人気理由です。中国国内においては、スマホやタブレットは携帯ゲーム機という側面もあるようで、8インチはスマホよりも大きくゲームがプレイしやすいというのも売れる理由だと思います。
背面はアルミニウムでしょうか?サラサラとした質感で高級感ありますね。背面に大きめに「LEGION」と入っていますが、そこまで派手さは無くシンプルなデザインだと思います。
カメラユニットもシンプルなデザインですが、金属パーツになっており高級感がありますね。カメラ自体はほぼオマケで13MPのメインとマクロの2眼です。流石に画質はそこまで期待出来ないので割愛します。
サイドフレームは質感が金属のように悩ましいんですが、おそらくこれはプラスチック材質だと思います。最近のスマホ、タブレットのプラスチックの仕上げってかなり良くなっており金属と判別が難しいです。アンテナラインが入っていなければプラスチックなのでは?という見分け方は正しいでしょうか?
フレームはフラットで縦に持って左側に音量と電源ボタンが並びます。残念ながら指紋認証には非対応のようです。左右にはステレオスピーカーが並びます。これも横向きに持ち、ゲームをプレイするさいに手でスピーカーを塞がなくて良いです。
横に持って下側と右過にそれぞれUSB Type-Cポートを搭載し、給電しながら有線イヤホンを使ったり出来ます。一方のType-Cポートは、画面出力にも対応しておりディプレイに移すことも出来ます。
ディスプレイはおなじみ8.8インチで左右に若干の余白があり、横持ちの場合、掴む部分があるためゲームプレイなどでは逆にベゼルがありがたいです。ディスプレイフィルムは貼ってないので気になる方は同時購入をしましょう。
全体的に高級感もしっかりとしており、筐体部分でコストカットはしていないと思います。普通、この価格帯でSOCが上位グレードの場合、筐体側をプラスチックにするとかすると思うんですが、Legionは高級感もしっかりしています。
もった感じやはり8インチはタブレットとして一番良いかもしれませんね。最近は大型モデルは12インチモデルなど更に巨大化してきているため、タブレットの中でも棲み分けが出来ているように感じます。
ディスプレイ性能
ディスプレイは縦2560px 横1600px の液晶です。最近Lenovoのハイコスパ系のタブレットは有機ELではなく液晶でコストカットをしている感じがありますね。
ただ、液晶といってもとてもクオリティが高いパネルを採用しているようで、コントラストも高く、彩度も鮮やかでくっきりとしたディスプレイです。
一方ピーク輝度が500nitというデータもある通り最大輝度はやや物足りない感じがします。屋内での利用であれば十分な輝度ですが、屋外だとちょっときついかな?とも思いました。まぁY700自体がWifi機なので、おそらく室内利用を想定したコストカットでしょう。
驚きなのはリフレッシュレートで前作の144Hzから165Hzにアップグレードしています。正直現時点でその差を感じることができるコンテンツはそもそも存在しないと思いますが、コストのかけ方がさすがゲーミングモデルといった感じでしょうか?
今のところモバイルゲームで165Hzというリフレッシュレートに対応するフレームレートを出すゲームも見たことがありません。現時点では60fpsをキープがモバイルゲームの基準ですね。165Hzというハイリフレッシュレートを活かせないのは残念です。
また地味にタッチ感度も素晴らしいです。ジェスチャー時のフィードバックもあいまってまさに吸い付くような滑らかさだと思います。高品質なパネル、潤沢なスペック、UI周りと全てが高いレベルにあってこそたどり着けるレベルだと改めて感じます。
Legion Y700 2025 Antutuスコアは200万点越え
Antutu性能を見ていきましょう。Snapdragon 8 Gen 3なので約束された性能です。先にスコアで言うならば、200万点越えとまさにハイエンドスペックと言えますね。
一応、この8Gen3はすでに最新のSnapdrgon 8 EliteというフラッグシップSOCが登場しているため型落ちに入りだしているんですが、それでも現時点で発売されているタブレット端末の中でもトップに近い性能を誇ります。
また、ゲーム用途に絞っても各デベロッパー最適化を進めた8Gen3なので、納得の行く動作感が得られるでしょう。ゲーム性能に関しては後ほど見ていきます。
そして忘れてはいけないのが、Antutu200万点のハイスペタブレットが6万円という事ですね。コストパフォーマンスで言えばぶっちぎりだと言えます。
ZUI16 ほぼ日本語化が可能
OSはAndroid 14をベースにしたZUI16です。カスタムUIの中でも非確定シンプルながら、UIのデザインもかなり凝っており個人的にはデザインセンスがかなり好きなUIです。
Lenovoの中国版タブレットがマニアックな方たちに人気なのは日本語化が容易な点です。ロケールを変更した簡易的な日本語化ではなく、UIのほとんどを日本語化できてしまいます。やり方はいつものUSBデバッグをつなげて、ADBコマンドを打つだけです。もちろんWindowsPCが必要です。
日本語のクオリティもしっかりしており、よくわからない翻訳になったりというのも気になりません。ZUIがNECタブレットにもリネームされるからか、OS側で日本語の情報は持ってるようですね。
ADBコマンド
adb shell settings put system system_locales ja-JP
GooglePlayも初期のアプリストアから入れられますし、Googleのサービスフレームワークも自動でONになります。一般的に中国版の使用難易度は非常に高いんですが、Legion Y700シリーズに関してはほとんどグローバルモデルと変わらない使い心地で使えると思います。
ただし、以前からCN版からグローバルやNEC版にROM焼きが潰されたりしており、こういった裏技的な使い方がいつ潰されるかはわかりません。
スタイラス対応
以前Xiaoxin Pad Pro 2025をレビューしたさいに購入したスタイラスペンを試して見たところ無事使うことができました。Lenovoのスタイラスはかなり種類がありややこしいんですが、AP500Uという汎用スタイラスが対応しています。前作Y700 2023でも使えたスタイラスだと思います。
スタイラスはボタンを長押ししてからペアリングします。
筆圧感知に対応した滑らかな書き心地が特徴で、メモ以外にも、本格的なイラストドローイングにも十分に使えるクオリティだと思います。イラスト重視でタブレットを持ちたい方にも8インチというサイズ感は魅力的ではないでしょうか?持ち歩きながらサッと絵を楽しむというような
面白い使い方ができると思います。
USB-C to DP でディスプレイ出力に対応
今回2つ搭載されたUSB-Cポートの片方は、ディスプレイ出力にも対応しています。特殊なのはHDMIではなくDPでした。実際にHDMIも試してみましたが移りませんでした。この機能が必要な方はC to DPのケーブルを用意しましょう。
DisplayPortを接続すると、自動で画面のミラーリングか拡張化を選択することができます。
ミラーリングを選ぶとモニターに画面が表示されます。遅延もそこそこで、わりとお絵かきのプレビューとして使うのも良いかもしれませんね。
拡張で使うには、おそらくマウスの接続も必要だと思います。マウスポインターで画面端に持っていくとモニター側の操作ができます。ウインドウで複数並べることもできますし、ゲーム画面をモニターに出すこともできます。
ケーブル一本でここまで面白い使い方が出来るのでZUIの完成度かなり高いです。
WideVine L1対応
中国版などの海外モデルを買うと気になるのはWidevineがどうなっているか?各種ストリーミングサービスはどうなのか?という点ですが、Legion Y700 2025はしっかりWidevine L1でした。
ネットフリックスとAmazonプライムで最高画質で再生出来るのを確認しています。
バッテリー周り
バッテリーは6550mAhと8インチとしてもややコンパクトです。しかも搭載しているのは8Gen3というハイエンドのためバッテリー持ちはそこまで良いとは言えません。
まったく使わない待機状態で8時間ほどで15~20%は減っている感じですね。もちろんゲームなどをすればゴリゴリ減っていきます。
そのためにバッテリー周りが充実しており、ダイレクト給電や68W充電などスピーディーに使うためのあれこれがゲーミングらしいです。
ゲーム性能
ゲーム性能を見て行きましょう。本来LegionブランドはLenovoのゲーミングブランドなのでこのY700もゲーミングタブレットに属します。
日本で携帯ゲーム機といえばSwitchなどになりますが、中国では携帯ゲーム機=スマホorタブレットという感じでカメラ性能と通信周りを犠牲にしてでもゲームプレイに特化したモデルの需要が高いようです。
ゲームプレイに関しては、バッテリーを介さず直接給電するダイレクト給電機能や、超大型なベイパーチャンバーによる安定した発熱処理など、ゲーム機として一流のスペックです。
実際にいくつかのゲームでの動作感を見てきましょう。
原神
まずは原神です。っていうか8gen3端末で何回も見てきたから動作感に関しても言わずもがな快適です。このレベルのSOCならば、余程発熱管理が馬鹿で無い限り十分すぎるスペックでしょう。もうそろそろAndroidでも90fps/120fpsあたり解禁出来ないもんですかね?十分スペックは足りているはずなのにシンプルに疑問です。
原神が重いのは重いんですが、最適化が進みまくってるおかげで原神が重たいのゲーム代表という位置づけもそろそろ変わるんじゃないかと思ったりします。しばらくプレイしてみた平均フレームレートは57fpsとやはり優秀です。
鳴潮
最近の重いゲームは原神よりも鳴潮でしょう。明らかに半端なスペックだと途端にフレームレートが激落ちくんです。そんな激重ゲームでもスナドラ8Gen3ならば余裕で楽しめるでしょう。最高設定 60FPSですが快適に動作しています。
ただ激しい戦闘になるとフレームレートの落ち幅がおおきくなってきます。激しいエフェクトやカメラをふったときに40fps台まで落ちることもあります。そして結構本体が熱くなります。カメラ下辺りが結構発熱しますね。本体温度も40度を超えてきます。
現行ハイエンドの8Gen3でもこんな感じなのでそれぐらい鳴潮は重いゲームということでしょうか。今のところ快適な部類には入りますが、私がプレイしているのが序盤も序盤なので後半や今後のアップデートではきつい部分も出てくるかもしれませんね。
学園アイドルマスター
学園アイドルマスターもプレイしてみました。最高設定60FPSでプレイしています。基本的な画面では特に感じませんが、トレーニングなどを進めていると本体がじわじわ熱くなってきますね。
もちろん快適な動作感なんですが、鳴潮や原神のときよりも発熱が気になりました。
ゲーム機としてのLegion y700
ゲーム機としてLegion Y700を見た評価としてはここ数年で見てもかなりベストバイなんじゃないかと感じました。まず8インチ帯でこれだけゲームがヌルヌル動く端末は現状他に存在しませんし、そしてなにより6万円というとんでもないコスパが決定的でしょう。
Legion Y700 初めて買う方へのTips
最後に、Legion Y700は超ハイコスパなタブレットながら実際は中国版なので、そこそこ敷居が高いのも事実です。
過去シリーズを買ってきた人にとっては使うにあたってのもろもろの所作は勝手知ってるだと思いますが、備忘録も兼ねてまとめてみます。
日本語化
まずは日本語化をオススメします。日本語化の準備として、Windows PCでADBコマンドが使えるようにしておきましょう。ADBコマンドってなんなん?って人はまずはそこから調べましょう。
Windows PCから有線接続でAndroid端末をあれこれするためのツールだと思ってください。
Minimal ADB and Fastboot というツールをインストールすれば簡単に準備出来ます。そもそもこの準備が出来ない人はあまりオススメしません。
次にタブレット本体側でUSBデバッグを有効化します。これをしないと前述したADBコマンドが受け付けられません。開発者オプションで有効化しますが、最初に開発者オプションを表示する必要があります。
システム画面でOSバージョンを連打すると、その他の設定にDevelop Optionが表示されます。
その中にあるUSB Debugにチェックを入れましょう。
ここまで完了した後に、USBでPCと接続し、先ほどインストールしたMinimal ADB and Fastboot を起動し、黒いコマンドプロンプトが表示されたら
以下のコマンドを打ち込み エンターを押してください。
ADBコマンド
adb shell settings put system system_locales ja-JP
エンター後、何も表示されなければ成功です。何かしら表示される場合は、準備の時点で間違っています。その後、タブレット本体を再起動すれば、見事日本語化されています。
Google playストアのインストール
日本語化が完了したら次に、色々アプリを入れるためにGoogle Play Storeを入れましょう。入力キーボードもCNベースなのでまずはGBoardなどのキーボードアプリが必要です。まず初期でインストールされてあるLenovoのアプリストでGoogle Play Storeと検索しましょう。
その中にある「GooglePlay商店」というアプリがそれです。Google Play Storeの中国語名です。PlayStoreをインストール後、アプリを起動するとGoogle Playサービスを有効化するかの選択が出ますのでそこでONにしましょう。
ここでONにしなくても設定→アプリの中で有能化出来ます。これを有効化しないと、そもそもGoogleアカウントにログインが出来ないのでこの設定は必須です。その後ログインを行うと、いつもどおりのPlayStoreになりますので自由にアプリをインストールしましょう。
時間ずれる問題
初期設定だと何故が端末の時計が1時間ズレます。これは端末の時間設定が中国向けに調整されているからです。これを日本時間 GMT+9に設定すれば大丈夫です。
本体の時計設定を変えようとしたところ、グレーアウトし、選択が出来ない人もいるでしょう。
その場合は設定メニューから「学習アシスタント」にログインしているはずです。これをログアウトすると時刻設定が変更可能になります。
ざっとこれらを設定するとLegion Y700 2025を快適に使えるようになると思います。
LEGION Y700 まとめ 今回は本気度がダンチ
Legion Y700 2025をまとめると、これまでの初代、2023も異次元のコスパで大人気タブレットでしたが、今回の2025版はそれを一回り上回るクオリティだと感じました。8インチ帯というニッチな市場かつ、誰もが納得行く超ハイエンドという貴重な存在で、今のところ、Legion Y700の対抗馬は存在しません。
むしろこのLegion Y700のコスパを超えるのが中華メーカーの急務なんじゃないか?とも思います。それぐらい、いい意味で異質な存在と言えます。とりあえず半端なローエンド8インチを買うぐらいなら、倍ぐらいだしてこのLegion Y700 2025を買う事を強くオススメします。
価格は前作から1万円以上上がってしまっていますが、その価格以上にスペックと品質が上がっており絶対に満足が出来るタブレットだと思います。