今回はamazfitの最新のスマートウォッチ amazfit active 2をレビューします。
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今回のamazfit active 2はおそらくブランド内でもかなり気合が入ったモデルでこれは絶対売れると感じ取れるかなり良く纏まったプロダクトです。
人気の高い円形ステンレスボディで、ミニマルな品の良さとスポーティーさを両立した素晴らしいデザイン。そして最新のZeppOS4.5による拡張性と機能性の高いソフトウェアがamazfitの魅力でしょう。上位モデルの機能だったオフラインマップも実は対応しているすごいやつです。
そして一番なのはこのクオリティの高いスマートウォッチが2万円切りで購入できてしまう点です。ここ最近のスマートウォッチ全体で見ても圧倒的にコスパが良く、まさに鉄板と言っていいでしょう。これ正直もっと話題になっても良くないですか?久々なスマッシュヒットな感じがするスマートウォッチです。今回はしばらく使った感想をお伝えてしていきたいと思います。
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amazfit Active 2 機能性とポジション概要
まずはamazfit Active 2のコスパが何故良いかを説明する必要がありそうです。ミニマルな見た目ながら機能性はまさにすし詰めで、良くこの価格とサイズで機能性を実現しているなと驚きます。
個別の機能性に関してはまた後ほどご説明しますが、ザッと対応している機能を書き出してみました。基本的な項目はだいたい対応しているので、大まかな機能です。まずZepp Flowに対応しておりChat-GPTベースの音声アシストで時計を操作可能です。
さらに、これまでハイエンドモデルにしか搭載されていなかったオフラインマップにも対応します。また追加アプリマーケットが他社よりもかなり優れているので追加アプリによる機能拡張ができるのは強みです。
GPSや最新のヘルスケアにも対応しています。
対応機能
- Zepp Flow(AIアシスタント)
- オフラインマップ対応
- BT通話発信
- レディネス ヘルスケア
- 追加アプリ対応
- GPS搭載
逆にamazfitハイエンドと比較して対応していないものは大まかに以下のとおりです。心電図・体組成計には非対応です。マイクとスピーカーがありますが、音楽ストレージには非対応です。
非対応機能
- 心電図
- ローカルストレージミュージック
- 体組成計
こうやってみると、amazfit active2は廉価版というより、超ハイコスパモデルという見方が正しいでしょう。さらに、このあと見ていくデザイン性の高さもポイントでこれだけまとまったスマートウォッチが2万円切るのはだいぶコスパがぶっ壊れてるなと思います。amazfitの中では毎年コスパが異常なプロダクトが1つは出るんですが2025年まっさきにコレが出てきました。
amazfit Active 2 本体チェック
amazfit active 2の本体を見ていきましょう。今回通常版とプレミアム版の2種類があります。まずは通常版を見ていきましょう。
本体のデザインは円形でツルンとしており、過去のGTR miniのようですね。一方で、ベゼルデザインがしっかりとされており、デザイン的な情報量もしっかりあるので見た目がバッチリですね。
特徴的なラウンドガラスはベゼルごと内包しています。その下に細いグレーのベゼルが入っています。ちゃんとしたベゼル幅の上にデザインでこのグレースケールが入ってる感じですね。このおかげで時計としてクラシカルな雰囲気が出せているんだと思います。
ディスプレイは1.32インチでこちらもコンパクトサイズです。
また、本体ケースはステンレスとポリマーのコンビ素材になっています。フロント側のポリッシュ部分がステンレスでしょう。amazfitのプロダクトはアルミでマットな質感のものが多いんですが、やっぱり人気なのはステンレス素材でしょう。丸みのあるデザインとポリッシュされたステンの相性が抜群に良いです。また、ミドルフレームにあたる部分も光沢感のあるポリマー素材でこちらも質感が良いですね。サイドにはボタンが2つ搭載しています。
ステンレスという事で重そうに思うかもしれませんが本体自体はとても軽量でストラップ抜きで29.5gです。
背面はセンサー、充電端子、スピーカー穴と、このサイズの中に詰め込まれていますね。
ベルトは通常版がシリコンになります。ツルツル感が強く着脱がしやすいバンドです。通気性が良いスポーティーはバンドです。本体サイズは縦横43.9mm / 厚みが9.9mmでスマートウォッチとしては貴重なコンパクトサイズに収まっています。
着用すると腕への収まりが抜群に良いですね。まさに大きすぎす小さすぎずでサイズ感が素晴らしいです。また、デザインがとにかく秀逸で、品の良さと時計としてのかっこよさが備わっていると思います。これはマジで売れると確信が持てますね。
サファイアガラス採用のプレミア版
今回、ガラスがサファイアガラス、ベルトがレザーになったPremier版もあります。価格が2000円ほど違うようですが、高級感がより上がっています。
最大のポイントはサファイアガラスなことだと思います。傷に強いためスマートウォッチでも人気の部材です。ただ、実際の質感的な部分は正直通常版と変わらないかな?というのが本音です。言われなければわからないレベルです。
通常版は、ケースがポリッシュされていましたが、Premier版はマットな感じになっています。ケース側のみポリッシュされ、サイドがマットになっている手の込んだケースになっています。ここに関しては好みが別れるかなと感じました。ポリッシュの方が分かりやすくキラついてるので見栄えは良いですが、Premier版のさりげない質感も捨てがたいです。
さらにベルトがシボ感の強いレザーベルトになっています。細幅なベルトでミニマルなんですが、高級感があります。ベルトもペラペラでは無く、しっかり芯が入ってる感じでレザーベルトとしてはかなり良い質感です。ベルトの尾錠がポリッシュなのも品が良いです。
どっちも悩ましいですがPremier版がどうせならほしい!って人が多そうですね。ただ、正直、質感的な部分では通常版と大きく差はありません。Premier版の方が数値上は重いんですが実際手にとってその差ほわからないです。これぐらいの差ならば通常版でも十分かな?と正直感じました。
高品質なディスプレイ
ディスプレイは1.32インチ縦横466ピクセルの有機ELディスプレイです。ピーク輝度は2000nitでこれは過去のハイエンド帯の基準ですね。屋外でもくっきり鮮やかで見やすいです。
ウォッチフェイスは400種類以上、有料販売も含めると多数ダウンロード可能です。一点アプリ内での無料カテゴリーの情報が、一部フェイスしかリストに載らず、無料有料混在したリストになるのがちょっと不親切ですね。デザインも過去デザインから流用が多めです。クラシック系のデザインがやはり良く似合います。
またAODもしっかり対応します。スケジュール設定も可能なのと、ショートカットメニューにもAODのON/OFFがついているのは便利だなと思いました。
ZeppOS4.5の動作感
OSは最新のZeppOS4.5を搭載します。実際の動作感に関しては最新のamazfit ハイエンド帯と比べるとやや落ちる感じがします。とはいえ、ZeppOS自体がめちゃくちゃ軽量なので、軽快さはバッチリです。ヌルヌルというさりサクサクしてる感じですかね。
一方で、カスタマイズ性はほぼハイエンド帯と変わらず細かく設定ができます。
例えばコントロールパネルはアプリから表示するものを選択することが出来ます。これが出来るのは丁寧なスマートウォッチなんですが、ZeppOSでは時計側でも画面長押して編集できます。
同じ要領で左右に表示されるウィジェットもアプリはもちろん、時計単体で編集できます。まさかこのサイズのスマートウォッチでドラッグで入れ替えられるなんて凄いです。物理ボタンを押したときの挙動ももちろん変更可能です。
時計の左右装着を設定できるのも丁寧ですね。右側につけたい人でもボタンをしっかり使えます。
BTイヤホンを接続することも出来ます。音楽ストレージに対応していないのであまり使い道が無いようにも思います。実は通話にも使えないはずなので、これは正直あまり意味が分かりません。ワークアウト時のアナウンスとかですかね?
ZeppFlowで音声操作
ポイントしてはChatGPT-4oをベースした独自AI ZeppFlowを搭載します。
以前であればAlexaだったんですが、実はここ最近アレクサ自体の開発が怪しいです。なので、アレクサベースにアシストを入れてたメーカーは独自AIに舵を切ったわけですね。Alexaと違い、よりスマートウォッチ側の操作に特化してる感じで、音声操作で様々な事が出来るようになっています。アレクサのときより明らかに時計操作が快適です。
LINE通知もZeppflowで返信
おなじみAndroid限定ですが、LINE通知の返信に対応しています。さらに今回面白いのはZeppflowを使って、返信文のAI返答も可能です。通知画面にてFマークを押すと、内容に沿った返信文を自動で候補してくれます。
内容によっては、突拍子も無い文章を作ったりしますが、いわゆる、当たり障りのない返信もちゃんと作ってくれるので便利で背。
一点、検証で発見したんですが、スマートウォッチのサウンド設定をミュートにしてても、この自動返信を使うと、本体から音が流れてしまいます。何故か、音量設定が勝手に上げられてしまい不意に機械音声が流れたりします。これはちょっと不便なので早急に直してほしいところです。
オフラインマップ対応のワークアウト
もう一つ驚きなのはこれまでamazfitの上位機種のみの機能だったオフラインマップに対応しました。
あらかじめアプリ側で特定のエリアの地図データをダウンロードし、時計側に共有することで使用可能です。地図は横200km / 縦300km 程度の範囲でダウンロード可能で、ひと県ぐらいのエリアならば余裕で対応出来ます。
時計の容量がどうやら500MBぐらいしか無いようで、システム容量も含めるとデータはたくさん保存出来ません。実際の利用シーンとしては、場所の即位のためGPSが動く事が条件です。出ないといつまでも即位せず地図が開けません。
地図アプリ単体でも使えますが、やはりワークアウトでの利用が大きいでしょう。屋外ワークアウト中に上スワイプをすると地図を出すことが出来ます。その状態でルートトラックが可能です。あらかじめコースを設定しておけば決められたルートをプロットした地図でワークアウトも可能です。
ヘルスケア周り
ヘルスケア周りを見ていきましょう。
最新のバイオトラッカー6.0を搭載し、心拍、睡眠、ストレス、SpO2の値から、様々な情報をトータルで教えてくれます。一つ一つの値だけでなく、組み合わせた値から様々な側面からアドバイスを出してくれるのが特徴でしょう。
レディネス
レディネスは、睡眠や一日のワークアウト結果等をもろもろ計算して、翌日に自分の体力とメンタルの回復力を可視化してくれるものです。メンタルが入ってるのも面白いスコアで、主に睡眠が関係します。ワークアウトを行うと一時的に体力が下がりますが、最終的な計算時にはプラス換算されるなど独特な計算方法です。それぞれのスコア事に結果を見ることもできますし、トータルスコアだけでも自分の状態を可視化できて面白いです。
睡眠スコア
新しい睡眠計測アルゴリズムを搭載し、より正確な睡眠ログの取得が可能になりました。睡眠後のレポートや、低呼吸リスクなどを確認できます。また、一部有料ですがzeppAuraではより細かい睡眠の情報と改善をアドバイスしてくれる機能です。
バッテリー周りについて
バッテリーは270mAhを搭載しています。サイズが小ぶりなのでややバッテリー容量は少なめですね。物理的な容量が少ないため、バッテリー持続も公称値10日間としています。大体12日~14日がメインストリーム製品では多かったんですがそれらと比べるとやや持ちは悪いです。
とはいえヘビーユースでも5日間は持ちます。そこまで気にするレベルでは無いなとも実際使っていて思いました。今回の検証ではヘルスケア機能はすべてONにした状態、AODは使わず運用しましたが、9日間はしっかりと持ちました。運動検知もウォーキングをONにしていながれこの持ち方はだいぶ良いですね。実際これだけ持てばバッテリーになんら不満はありませんね。
また充電器が上位モデルと同じくセパレートタイプのチャージャーになりました。USB-Cケーブルで挿せば良いだけなのでこれは便利です。これまでのケーブル一体型のチャージャーは場所取りますし、今後すべてこのタイプになってほしいと思いますね。
amazfit active2 まとめ 2025の鉄板の一つ
最後にamazfit active 2をまとめると、正直、久々に出た鉄板スマートウォッチだなと感じました。amazfitのここ最近のラインナップはやや価格の上がったハイエンドラインと、低価格だがかなりチープさの香る低価格ラインの2つだったんです。丁度よいなと思うミドルラインが無かった中でその中にこのactive2が差し込まれました。
ハイエンドラインにもできない事ができたりと、機能面においては廉価版では無く、普通にスペックが高く、そして、デザインは非常に整っていて秀逸。何より価格が2万を切るという至れり尽くせりで、amazfitの中でも売る気マンマンな超ハイコスパスマートウォッチでしょう。
あえて他社のライバル製品を出すならば、私が去年ベストスマートウォッチとしてHuawei Watch fit3 とバチバチにやりあうスマートウォッチで、価格と機能面ともにamazfitの方が優れています。
amazfit active 2に関しては鉄板スマートウォッチと言えるクオリティです。これマジでもっと話題になるべきじゃないか?と思ったりするぐらい、今回ワタシの評価としてはべた褒めもべた褒めです。
ここ数年で見ても一番のコスパと言えるため気になる方はぜひとも試してみてほしい一品です。
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クーポン有効期間】:2025年3月4日(火)から 2025年5月11日(日)まで
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