今回はHuawei Watch GT5 Proをレビューします。機能性・デザイン・価格 全てが揃ったGTシリーズの最新版で、今回は前作GT3 Proから2年が経過しGT5 Proとして発売されました。
これまでは無印版のGTシリーズが出た翌年にPro版が出るという流れだったんですが、今年は同時発売となりました。
先に行っておくと毎年おなじみの誰もが納得行く高品質スマートウォッチで、選りすぐりのマテリアルで構成された高級感のあるボディと、さらに進化したHarmonyOSをベースにした機能性、さらに今年はよりゴルフ機能に特化したモデルとなっており、新しい方向性として進化しました。
その分、価格もお高くなってしまいましたが、その価格に見合うスマートウォッチといえます。
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Huawei Watch GT5 Pro 本体チェック
本体を見ていきましょう。これまでGTシリーズ Pro版は無印版が発売されたしばらく後に出ていましたが、最近は機能性や質感で差をつけるのが難しくなったようで、今回から同時発売となりました。
今回購入したのはチタンスポーツモデルで、その他同じく46mmのチタンクラシックモデル、42mmの小ぶりなモデルもあります。その他無印版の46mmと41mm、ウルティメイトモデルなどなど今期は一気にドバっとラインナップが揃いました。
チタンスポーツモデルはこれまでのGT Proシリーズを色濃く継承しチタンケース、セラミックバック、サファイアガラス、フルオロラバーとおなじみの高級素材が使われています。前置きが長くなりましたが、デザインもこれまでをベースとしながらも、よりスタイリッシュでソリッドなイメージになりました。
特徴的なチタンケースは、ケースとラグが一体型となり流れるようなラインと、直線的なラインでよりスポーティーなテイストになりました。
八角形のオクタゴンベゼルが特徴で、カクカクとしながらも、ケース全体が流れるようなデザインになっていますね。
ケースに使われている材質は航空宇宙グレードのチタニウムということで軽量ながら堅牢な材質が使われています。鈍い色味でダークグレーの中にHuaweiらしいレッドがさりげなく入っています。
ケースは複雑で多面的な形状になっています。フロント面がマットなつや消しで、サイドはやや光沢感のある仕上げになっています。サイドは回転操作に対応したリューズとボタンが並びます。サイドボタンは確か海外版がはECGに対応していましたが、日本版ではやはりメニューごと消されていますね。
リューズのみおそらくステンレスでしょうか?光沢感のある仕上げになっており、鈍い本体の中で目立つようになっています。
ディスプレイは1.43インチの有機ELディスプレイで、サファイアガラスが使われています。
ベルトはおなじみのフルオロエラストマーバンドなんですが、今作では柔らかめの材質になっています。個人的にGT5 Proの質感に違和感を感じたのはこれが原因だと思います。
これまでのGT Proシリーズのフルオロバンドはやや固めのしっかりした質感でした。また、ベルト自体の太さも細くなっています。質感が悪いわけでは無く、しっとりサラサラとした高いクオリティなんですが、あくまでも個人的にはこれまでのバンドの方が良かったなと思います。
ベルトは今回からプッシュボタンで外せる形に変更になりました。GalaxyWatchとかでもこのタイプですね。ワンタッチタイプのバネ棒よりも簡単に着脱が出来ます。取り付け部分もメタルなので強度もしっかりしています。見えないところまでこだわっていますね。
独自形状になったので一般的なストレートバンドが付けられない!とか言われていましたがそれは誤りで、普通につける事が出来ます。
ただし、ワンタッチタイプのバネ棒では無い、普通のバネ棒を付けてしまうと外すのがかなり難しいと思います。最悪ベルトを破壊するしか取る方法が無さそうなので注意しましょう。
背面は質感の良いセラミックになっています。またおなじみワイヤレス充電に対応しています。センサーを良く見ると、中央部を囲むように新しいセンサーが増えているようです。
着用するとカーブしたデザインのため、収まりは良いと感じますね。ガンメタリックなカラーは無骨ながらスタイリッシュさを含んだスマートな印象を受けますね。普通にカジュアルでもビジネスでもこなせるスタイルです。
相変わらずめっちゃくちゃカッコよく買った事を後悔しない素晴らしいクオリティです。
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GT5 Pro チタンバンドモデルは要注意
今回、同時にチタンバンドのProモデルもラインナップされており、こちらが最上位モデルとなっています。本体ケースとより一体感のあるブレスとなっています。価格も6万円台と最上位らしい価格なんですが、個人的には今回のチタンバンドモデル まったくオススメしません。
実際にビッグカメラで実機を見てきたんですが、めちゃくちゃ軽くてかなりチープに感じました。これはもちろんチタンという軽量な材質を使っているからなんですが、見た目の厳つさに反してかなり軽いためちょっとビックリしました。
これまでもチタンバンドはあったんですが、ある程度質感もあり納得できるクオリティだったんですが、今回のGT5 Proはかなり薄いため本当に軽いんです。
Huawei Watch GTシリーズは高級感と質感がウリで、それが好みなユーザーも多くいると思います。そういったユーザーにとって今回のGT5 Proチタンバンドモデルはかなりがっかりな質感になると思うので、気になる人は絶対に量販店などで実機を見ることをオススメします。
ディスプレイ
ディスプレイは1.43インチ 有機EL 縦横466pxとなっています。GT5 無印との違いはサファイアガラスかどうかの違いですね。やはり質感とスクラッチ傷に強いサファイアガラスが人気ですね。
発色輝度ともによく高品質なディスプレイだと思います。ディスプレイの輝度などの情報は公開されていませんが、屋外でカッと明るくなるかんじでは無いですね。ガラスの特性か結構反射もします。
ウォッチフェイス
HuaweiWatchのウォッチフェイスに関しては、有料・無料含め無数にあります。有料フェイスであれば普通に数万レベルであるんじゃないですかね?延々とスクロールして出てきます。無料のものも数千フェイスがあるようです。ズラズラとひたすらフェイスが出てくるのでどれにするか迷いますね。
これに関して、ここまで肥大化しているのであればもう少しストアの方を使いやすく整理してほしいですね。カテゴライズもですが、例えば一覧画面でフェイバリットボタンをつけて後で一括で落とせるようにするなどのユーザビリティーが必要だと思います。
AODももちろん対応し、腕を振り上げた際にAODのままか、ディスプレイを点灯させるかを選択できます。こういった細かい配慮が良いですね。ただの簡素表示でなくAODのフェイスもかなり凝ったものが多く、AODを使う楽しさもあります。
最新のHarmonyOS 5.0搭載 動作感とUIについて
OSは最新のHarmonyOS5.0を搭載しています。前作から大きく変更はありませんがUIがよりリッチになりました。細かい配慮が行き届いてるなと感じます。動作感はスルスルとしていて快適です。もうこの辺は前作からあまり変化は起きない部分かな?とも思いますね。
上スワイプでショートカットメニューです。前作よりもボタン一つ一つが大きくなり視認性が向上しました。また、背景がブラー効果になりデザイン性も上がっています。
右スワイプでウィジェットカードです。一枚の画面に複数のメニューが含まれたマルチカードなど、アプリから追加も可能です。
以前はHarmonyOSにはWearOSベースとLiteOSベースの2種類があり、それぞれ動作感に差があったんですが、最近はその垣根が曖昧になって過去のLiteOSベースだったものが主流になるぐらいクオリティが上がっています。
ちょっと前だったらGTシリーズってちょいモッサリぐらいの動作感だったんですがいつのまにか超快適なOSになっていますね。そのへんの進化にびっくりします。
細かい機能性
細かい機能はざっとご紹介します。
Android版のみ音楽ストレージ機能があります。アプリから音楽を時計本体に転送すれば時計単体で再生が可能です。
またBluetoothイヤホンも接続出来るので、時計のみで出かけて音楽が楽しめます。
もちろんBT通話にも対応します。連絡先を登録すれば時計からの発信も可能です。
こちらもAndroidのみですが、追加のアプリにも対応します。ただアプリの数はかなり少ないですね。一時期流行ったミニアプリ搭載ですがAmazfit意外のメーカーがやる気がなさすぎます。
逆にAmazfitに関して言えば地道な開発者サポートで、現在ではGarminにも負けないぐらいアプリが豊富です。今後のスマートウォッチとしての命運が別れたような気がしなくもないですね…。
Huweiに関してはここまでやる気無いのなら、Xiaomiのように潔くアプリストアは閉じればいいんじゃないですかね…。
通知周り 返信でキーボードが使えるようになった
通知周りは相変わらずAndroidのみメッセージの返信に対応しています。今回進化点は、返信でキーボード入力が可能になりました。
これまでだと定型文か絵文字のみでしたが、直接文字をうち返信が出来ます。まぁ結局は定型文を使いそうな気もしますが、ハイエンドらしい機能となっています。
ゴルフ機能
今回のHuawei Watch GT5シリーズの評価が難しいのはゴルフ特化というところでしょう。というのも、レビューする私自身のゴルフ経験がプレステの「みんなのゴルフ2」ぐらいしかやったことが無いからです。なのでぶっちゃけ今回の目玉と言えるゴルフについてかなり内容が薄いです…。
今回Huaweiのプロモーション的にもゴルフYoutuberなどに提供して動画を出しているようなので、本格的な機能性はそちらの動画がかなり詳しく紹介していました。
そんな氷の溶けたコーラぐらいの薄さで紹介すると、まずゴルフ特化のウェアラブルといえばやはりGarminでしょう。過去にGarrmin Venu3などを触ったことがありましたが、日本のゴルフ場のコースマップに対応した機能性がユニークでした。
そういった関係でゴルフ=Garmin一択というような状況だったわけですが、そこに一石を投じたのが今回のHuawei Watchでしょう。
まず大きいのが価格で、Garminのゴルフ特化モデルだと10万近い価格になってしまいます。それに対してHuawei Watchは3万円からとなっています。
さらにGarminの特徴だったゴルフコースダウンロードにも対応し、日本のゴルフ場にも対応しています。さらに、そもそものスマートウォッチとしての機能性と動作感は圧倒的にHuaweiが優れているため、そういったトータルで見た場合のコストパフォーマンスがHuaweiが優れていると言えるでしょう。
ゴルフ機能は大きく2つでドライビングレンジでの練習モードと、実際のコースデータで記録するコースモードです。
練習モードではスイングテンポ・バックスイング・ダウンスイング・スイング速度などがわかります。試しに素振りしてみましたが、振ると同時に振動しカウントしてくれます。
コースモードでは実際のコースを展開してナビゲートしてくれます。1点ゴルフコースは予めダウンロードしておく必要があります。そこそこ時間がかかるのでプレイ前にゴルフ場をアプリから検索しダウンロードしておきましょう。
という感じでものすごく薄いゴルフ機能レビューでした。だってみんごる2しかやったこと無いからね…。
とりあえず、ゴルフ機能の紹介が薄くてごめんなさい…!今回のGT5シリーズの評価が変わるのはゴルフ機能にどれだけ価値観を持っているか?という点で、それが薄い人間の目線だとそれぐらいのものってことですかね。
ゴルファー系Youtuberの紹介動画のコメント欄を見ていると、実際にゴルフ趣味の方の細かい質問などが上がっていて参考になります。それを見ると高低差の表示が非対応といったまだ発展途上な部分もあるようです。
ゴルフ機能に関してはHuaweiとしても今後のウリにしたいという意図も感じます。アプリからゴルフ機能に対するフィードバックを受け付けているので、こういった要望は結構貪欲に取り入れて来るんじゃないかな?と思います。
オフラインマップに対応
ワークアウトでもう一つ大きな要素はオフラインマップに対応したことでしょう。これまたGarminなどの高級ウェアラブルの機能性です。予めアプリから指定の範囲でデータをダウンロードするとワークアウト中にマップを表示することが出来ます。
マップは対応しているワークアウト中に上スワイプで表示させることができます。地図の動作感もとても良く高機能なんですが、今のところルートは一度歩いた情報をインポートするのみで、マップ場でルートを決めるといった使い方は出来ないようです。ここに関しても今後伸びしろがあるなと感じます。
ヘルスケア周り 情緒測定
ヘルスケアを見ていきましょう。まず、ベースとなるヘルスケアセンサーが最新の世代にアップグレードし、スイスの認証機関 SGSの心拍数精度証明を取得しているとの事ですね。
最近のスマートウォッチは基本的なヘルスケアをベースにわりと多角的な情報を提供するのがトレンドでメンタル的部分を可視化したりして差別化をしています。その中で今回のHuawei Watchが提供するのは「情緒」という機能です。感情とストレスの値をもとに割り出されるデータとなっています。
「感情」というのはかなり主観的なものではありますが一応解説ではセンサーで諸々の情報を取得し計測しているようですが、アルコールが入っていたり、そもそもバンドの装着方法などでも変わるということで、公式としてもわりとファジーな情報ではあるというのは前提であるようですね。
ストレスは以前のシリーズよりありましたが、Huaweiでは「心理学における拘束されているとう感情と緊張感」というのを指しているようです。というわけでストレス機能はおもに静止時に限定されているということですかね?
そのへんの情報を見るに、わりとデスクワークなどの業態におけるストレスを想定しているように感じます。なのでわりとアクティブな職種におけるストレスはちょっと扱いが違うかもしれません。
というわけで、職場においてつねに情緒不安定だと自分でも感じている私自身のデータなんですが確かにかなり不安定です…。
ちょうどこの日はめちゃくちゃ忙しいのと、職場の色々な問題を考えていたりとまぁストレスの多い日だったと明確に覚えています。働いている時間の半分近く「不快」と出ていて笑います。
ダイエット管理 ボディメーカー
これは前作より追加になった機能ですが、ダイエットを管理出来るボディメーカーもHuaweiならではなので改めて紹介します。色々なメーカーのスマートウォッチを見ていますが、ダイエット管理の機能がもっとも凝ってるのはHuaweiでしょう。いわゆる人気のアプリ「あすけん」的な管理が可能になっています。
日々の摂取カロリーを記録するシンプルな機能ですが、食品検索にも対応しており手軽に記録が可能です。基本的にはアプリも使っての管理になりますが、同じHuaweiの体重計 Huawei Scaleと連動出来るなどかなり使い勝手は良いです。Huawei Watch GT5がセール時などに体重計がついてくるのはこういった機能性のためですね。
なかなかここまで簡単でかつ高機能なダイエット管理は、Huawei以外は見ないのでこれ目的で買うのもありだと思います。
バッテリー周り
バッテリーは通常使用14日間/AOD利用で5日間となっています。ここも大きく変化はなく、十分すぎるバッテリー持ちだと思います。実際に睡眠ログなどヘルスケア機能は使いつつもバッテリーを気にする場面は本当にありません。
充電器はいつものようにセラミック台座のずっしりしたやつなんですが、やっぱりUSB-Aの一体型のやつなんですよね…。
そろそろチャージャー側もType-Cが増えてきているので、Type-Aだと地味にめんどくさいんですよね。っていうか、以前の台座とケーブルがセパレートのタイプに戻して欲しいです。台座だけの方がコスト的にも良いとおもうんですが どうなんでしょうか?
格安ハイエンドゴルフウォッチとしてのブランディングが確立できるか?!
今回のGTシリーズは露骨にゴルフウォッチとしての機能性をプッシュしていると思います。それはHuaweiのYoutube戦略からも見ることができます。ユーチューバー裏話的な話になるんですが、ゴルフ関係のチャンネルに対してのプローモーションをしているようです。
スマホなどを展開できないHuaweiにとってスマートウォッチなどのウェアラブルは日本においては主力とも言えるカテゴリーですが、今回はゴルフというテーマに絞った販売戦略をとっているように見えます。
ニッチ需要かと思いきや、日本のゴルフ人口は850万人とも言われているようで、ランニング人口にも迫る勢いのようです。実際私の会社の方でも、女性や、若手社員が楽しんでいたりとかなり浸透しているように感じます。
そういった観点から見ると今回のHuawei Watch GT5 シリーズの戦略はかなり適格な判断だと言えますね。正直、スマートウォッチとしての他の部分に関してはほぼマンネリ化していまるので。
ゴルフウォッチとして有名なのはGarminとなるでしょう。そしてそのGarminのゴルフウォッチは10万近い定価でかなり高額な製品です。
それらに3万円台から挑み、そしてクオリティも劣っていないのが流石Huaweiと言えますね。Garmin製品はスマートウォッチとして見た場合の複雑さもありますので、普段使いも扱いやすいHuawei Watchは是非とも既存のGarminユーザーに触れてみてほしいです。
あとは既存のゴルフ人口がHuaweiというブランド自体にどういった印象を持っているか?それを払拭できるか?が課題な気がしますね。
Huawei Watch GT5 Pro まとめ 良い点・気になる点
最後にHuawei Watch GT5 Proをまとめると、今年も明確に鉄板スマートウォッチと言ってしまって良いと思います。買って絶対に間違いはありません。ただ、あくまで個人的に気になる点もいくつかあるので
それを含めて良い点・気になる点でまとめて見ました。
良い点
良い点
- 圧倒的に信頼感のあるクオリティ
- 情緒などおもしろい観点でのヘルスケア
- ゴルフ推し
- 機能性の伸びしろを感じる
良い点としては、今回も紛れもない鉄板クオリティなところで、安心して買うことが出来ます。
最近マンネリとしがちなウェアラブルにおいて様々な角度からデータを提供しようとする姿勢がおもしろいです。ストレスから発展した情緒という観点はとてもおもしろいです。
ゴルフという部分にフォーカスしたのも大きいです。以前もスキー・スノボなどに注目した機能がありましたが、それらとは本気度が違いウェアラブルにおいてのゴルフウォッチの地位を本気で獲りにいこうという気概を感じますね。
また機能性に関してソフトウェアアップデートでの伸びしろがあると感じます。オフラインマップの活用やゴルフにおいてはフィードバックを大々的に受け付けているなど、もうひと皮剥ける伸びしろがあると感じました。
気になる点
気になる点
- 前作とあまり進化が無い
- 高い
- デザインと質感が…?
- ゴルフ推し
気になる点はわりと重箱の隅をつつく感にはなりますが、正直前作GT3 Proから2年経過しているのに対してあまり進化はないようにも感じました。GT4をスルーしてProを待っていたユーザーも多いと思いますが、正直まだGT3 Proでも全然イケると思います。
あと地味にじわじわ値段が上がっています。今回は初回のセールで4.3万円で買いましたが、定価は4.8万円です。さすがにそれは高いやろ…と思います。まぁAmazonの実売も4.3万円なんですけど。Proシリーズは大体2~3以上は使う人も多いと思うので、その観点からすれば高くても良いやつ!ってうのを体現してるんですが、ちょっと躊躇するレベルだと思います。
そして一番きになったのは 、デザインと質感。デザインに関してはシンプルにかっこいいと思う一方で、ちょっと人を選ぶ感じがするのも確かです。ちょっとソリッドすぎるかな…?という。クラシカルな方向性が好みな人からすると多分GT3 Proのほうが好みだと思います。私はそうです。
また、本当に好みの問題だと思うんですが、ベルトが個人的に好みではありません。着脱のしやすさとつけ心地は良いんですが、なんか細いんですよね。たぶんいままでGT3 Proを持ってた人が持つと「あれ?」って思うと思います。
また、GT5 Pro チタンバンドはマジでオススメしません。軽すぎて高級感が無いので。
そして最後に、良い点にも書きましたが、ゴルフ推しなところ。ゴルフユーザーだったら嬉しいんでしょうけど、ゴルフしない層からすると、公式の方でもゴルフゴルフしてて、別にそこにコストかけなくていいけどなーとか思ったりしてしまいます。
今後Huaweiはゴルフ特化型で行くんでしょうか?そうなるとちょっとGTシリーズの客層が変わってしまい余計高くなっちゃうんじゃないかな?とかも思ったりします。
というわけで、まとめるとクオリティは間違いなく買って絶対に公開の無い鉄板スマートウォッチです。一方価格の上がり方とちょっと人を選ぶデザイン性と質感が完璧という評価には出来ないと思いました。
個人的に評価するなら95点という感じですかね。